ファッション関係

なりきり!

投稿日:2022年10月15日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです。

 最近、Tick Tock を観るようになったみちょるびんですが、お気に入りの動画があります♪
 自分ちにある洋服やアクセサリー、道具などを使って、ハイブランドのファッションを真似て、モデルになりきるというものです。

 最初に目標とするブランド名を発表する人もいれば、最後の段階まで伏せている人もいますが、いずれにせよ最終的にはそのハイブランド名の発表とともに、自分でコーディネートしたものを身にまとってポーズをとり、いくつかのショット(静止画)で締めくくるということをする。
 その過程において、自分ちにあるワードローブの中から洋服や小物をチョイスしている姿や、洋服にデコレーションを施している様子が映し出される。
 「おお、ココからどう変化するの!?」と、期待を高めるような展開になっています♪

 このコンテンツの面白さは、身の回りにある庶民的でチープなものを、いかに‘それらしく’ラグジュアリーに変身させるかという点にある。
 その落差が大きければ大きいほど、楽しいということになるのだと思います。

 そのギャップ作りのため、演者が動画の冒頭に登場する際には、敢えて‘どんくさく’演出されているきらいがある。
 中にはわざわざ変顔メイクまで施して、愉快なキャラクターを全面に打ち出そうという人もいる。

 しかし対照的に、最後の決めポーズでは、‘お顔’を修正加工されましたか?と疑いたくなるような、見違えるような美しい鼻筋の通ったルックスに変身して現れる人もいます。
 その真偽は定かではありませんが、もし画像に手を加えているのだとしたら、それは興ざめ。
 だってそれをやり出したら、なんだってできるわけです。
 身の回りにあるもので’なりきる’からいいのであって、個人的にはそれはNGだと考える。
 実際のブランドものを用いることもルール違反(だと個人的には思う)。

 変身を遂げるからには、そこはご自身の持てる技術=メイクだけで勝負してほしい。
 女性なんかは、メイクの前と後では全く雰囲気が変わることが多く、それこそ「化ける」ことができていると思うし、だからこそすごい!って心から賞賛できるのです。

 とは言え、この動画に登場している人たちの多くが、元々ご自身がお持ちになってるポテンシャルが高かったりもするんですよねー。
 「トップモデル」というのは言い過ぎかも知れませんが「ファッションショーでキャットウォークしています♡」って言われても信じてしまいそうな、目を引くような、そんなスリムな体形の方もいらっしゃる。
 もう、その‘モデル体型’というだけで、恵まれているなって思います。

 体のラインが出てしまうような、ただ色のついたビニールテープをぐるぐる体に巻き付けただけの奇抜なファッションでも、背が高く手足も長いものだから、それだけでもサマになる。
 そんな超人的な体形を持つ人が、気取ってポーズを作っているんです。
 それはもう本当に、ファッション誌から切り抜いてきたようなモードなシーンが出来上がっていて、驚かされます。

 また、洋服を‘見せる’ためには、着る人の体形が重要なファクターとなるんだなぁとまざまざと思い知らされるものでもあります。
 何を着ても、何をしてもカッコいいなんて、それだけで「才能」と言えるんじゃないでしょうか!?

 動画の出来栄えは、そういった演者の‘素材’に因るところも大きいのだとは思いますが、当然、それだけではない。
 チープ感満載な洋服に、そのハイブランドが持っている特徴的な、代表的なデザインを施し、ブランドのテイストに‘寄せていく’・・・という技術も問われることになる。

 例えば、シャネル。
 2つボタンの丸首の黒いジャケットを持っているのであれば、白色でパイピングを施し、カメリアのブローチをつけるとか。
 あるいはグッチなら、幅広の緑色のリボンの真ん中にサイズ違いの赤色のリボンを配置することで、トレードカラーが作れてしまう。

 そんな風に、随所にそのハイブランドの持つ特徴的なデザインをちりばめて、コーディネートしていく感じ。
 そこでは、ミシンを持ち出して本気縫いする必要はない。
 この動画では、裁縫の腕前を競うことを目的としているのではなく、あくまでも‘それらしく映える’ことに重きが置かれているから。

 だから、その雰囲気を作り出せれば勝ち。
 手段は選ばない。
 ビニールテープやビニール袋など、身の回りにある手軽なものの活用でOK。

 ファッションと化粧が完成した後、そこから先は、写真マジックに頼るといった感じだろう。
 最近は、いろんな撮影モードがあるようですが、それでも一般的に写真って、ものが平坦に映って見えませんかね!?
 つまり写真では、洋服の素材や品質まで見抜くのは難しいとみちょるびんは思っている。

 光沢のある単なるビニールが、写真だとエナメルに見えることだってあるでしょう。
 毛皮や本革が手元になくったって、それらしく見せかけることはできる。
 そうやって、チープなものをいかに本物らしく、プロの写真家がプロのモデルを撮ったかのような出来栄えに作れれば、大成功。

 工夫次第で、いろんなチャレンジができそうで、楽しそうだなぁと思います。

 動画で一様に使用されているBGMの曲名を見つけられなかったのは残念。
 この曲がまた、気分を上げてくれるんですよね。
 とても効果的な音楽だと思います!

 元がどんな風に使われている曲なのか、出所など気になるところです。
 時間がある時に、探してみたいと思います♪

 ところでみちょるびんも子供の頃、両親やばあちゃんなどの洋服を洋服ダンスから引っ張り出してきて、自由にコーディネートして遊んだ記憶があります。
 後ろから見ると無防備な姿なのですが、正面から見るとなかなかゴージャスで素敵に見えたりして、楽しかった思い出があります。

 この動画は、あの時の遊びを彷彿させる。

 元演劇部員のみちょるびんとしては挑戦してみたくなるような、心くすぐられる動画です。

                             以上、みちょるびんでした!

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