こんにちは、みちょるびんです。
youtubeを観漁っている中に、興味深い動画がありました。
元々は生放送だったようなのですが、その場で視聴者さんに3つのお題を出してもらい、その場で「三題噺」を作成するというものでした。
条件は10分間で400文字の作品。
それを、プロの作家さんと、これまでに一度も執筆したことがないという素人さんが競うという企画。
ガチの勝負だったので、制限時間が5分単位で伸ばされるということをしながら、それぞれの小説が作られました。
みちょるびんにとっては、興味津々の内容。
みちょるびんが運営する当ブログサイト「ぷぷっ・ピィ・DO」では「1日1記事」投稿を目指し、みちょるびんは毎日、2000文字を目標に記事を書いています。
その作業は、毎朝、みちょるびんが出勤する前の3時間という制約の中で行っている。
つまり、みちょるびんにとっても執筆活動は、時間との戦い! (「感想の真価!?」)
だから、この企画内容には、シンパシーを感じるというか。
プロの作家さんが、どれくらいのスピードで、どれだけのクオリティーのものを作るんだろうと興味が湧くわけです。
みちょるびんが普段書いている2000文字と言ったら、Youtubeで競っていた400文字の5倍の量。
単純に計算すると、10分の制限時間なら、5倍で50分となる。
動画では、2作品の作成に挑戦していて、15分以上かかった場合もありましたので、その辺を加味すると、余裕をもって1時間半くらいと考えてもいいのではないでしょうか?
だとしたら、みちょるびんも普段それくらいのスピードで記事を書いていると言えるかも知れません!
作業に3時間かかると言うと、すごく時間がかかっているようにも聞こえると思いますが、その間には、ネット検索をすることもありますし、推敲したり、画面上の体裁を整えたり、アイキャッチ写真の準備・・・ということもありますので、意外にそういったところに時間がかかったりするのです。
ところで以前、みちょるびんは、「三題噺」を募るコンテストにチャレンジしたことがありました(「『三題噺』に挑戦!」)。
三題噺とは、落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語のことをいいます。
コンテストでは、提示された3つのお題を盛り込んだ小説が求められました。
まさに、今回観たyoutubeの企画そのものです。
みちょるびんも、動画を一時止めて、その場で短編小説を書いてみました。
だけど、出来上がったのは、お題を盛り込んで、だらだらと文章を並べただけのもの。
正直なところ、物語の構成もせず、何のアイディアもないままに書き始めたものだったので、とてもじゃないけど小説とは呼べない。
ただただ、文字数だけならクリアできることが確認できた、そんなお粗末なものでした。
さて、注目のお二人の作品。
出来立てホヤホヤの即興小説が発表されました。
ちゃんと、起承転結があって、ちゃんと物語として成立していました。
自分が書いたダラダラとまとまりのない文章を見て、やっぱり、みちょるびんには、小説は書く素質はないんだなぁと、思いました。
普段から、小説を書こうという意識がないし、頭の構造として、物語を作る体制になっていない。
だから、仕方がないのだ!という言い訳をしたくなりましたが、プロの作家さんと競っていたのは、執筆が初めてという素人さんであり、でも立派な小説の形をしていました。
だからそんな言い訳、成立しません・・・。
そうか、小説って「物語」なのか!って、当たり前のことですが、改めて認識したという瞬間でした。
そこで、はたと気づいたのですが、みちょるびんが書いていた文章って、一人称だったんですよね。
つまり、主人公目線の、独り言スタイルでストーリーが展開していくというやつ。
だけど、お二人が作った小説は三人称のもの。
客観的に、状況が説明され、話が展開していました。
あ、素人さん作品も主人公は、一人称の「僕」か。
だけど、なんていうか、うまく説明ができないのですが、ちゃんと「僕」というしっかりした存在がいて、話が進行していくんです。
みちょるびんが書いたものは、心の中の‘つぶやき’を文字に起こして話を進めていく・・・、そんな感じになっていました。
それって、普段書いている記事のスタイルと同じじゃん!っていうことに気づきました。
みちょるびんは長年、日記を書いていましたし、最近ではこの「ブログ」。
常に、一人称スタイル。
だからどうしても、主人公目線の書き方になりがちなんじゃないか・・・!?
そう思ったんです。
そういえば、みちょるびんが「三題噺」のコンテストに挑戦した作品も、一人称のものだったかも。
これは、みちょるびんにとって、新しい発見でした!
ブログを書き始めてすぐの頃に「桃太郎外伝」として物語を書いたことがありましたが、こちらの方がちゃんと小説の体を成している。
まぁ、これは「桃太郎」という昔ばなしがベースにあり、登場人物も複数いたから、三人称で話を進めた方が物語を展開しやすいということがあるんですけどね。
それに‘昔ばなし’って、そもそも三人称で語られるものです。
自分の中では、大発見!だったんですけど、読者の皆様にとってはどうでもいい、たわいのない話ね。
大変失礼いたしました!!
以上、みちょるびんでした!