こんにちは、みちょるびんです♪
『ルパン三世 カリオストロの城』を観ました!
みちょるびんはおそらく、映画館でこの映画を観たのはこれが初めて。
これまで何度も見たことがあったけど、それはテレビでした。
それでね、ちょっと、気になったことがありました。
画面のアスペクト比です。
アスペクト比とは何か?っていうと、画面の縦横の長さの比率のことをいいます。
映像の場合は慣習的に横縦比で書くのだそうです。
昔のアナログ放送時代のテレビのアスペクト比は4:3だったそう。
今のテレビは横に大きいですが、みちょるびんが水曜ロードショーなんかで放映された『ルパン三世 カリオストロの城』を観ていたのは、4:3のテレビだったわけ。
ところが今回、映画館で観た映像は、横長のワイドサイズでした。
映画のアスペクト比の遍歴は複雑なようなのですが、ざっくり言うと当初、映画のアスペクト比は4:3だったんだとか。
それもあって、お茶の間に登場したテレビも4:3になったそうです。
ところがテレビの躍進劇のせいで映画離れが起こり、そこで映画に特別感を持たせるために、横に長いアスペクト比が生み出されたのだそうです。
ウィキペディア情報によると、東宝が1969年(昭和44年)から1978年(昭和53年)にかけて、春休みや夏休みなどの時期にあわせて子供向けに実施していた「東宝チャンピオンまつり」では、『アタックNo.1』の場合、映画化の際に上下をカットしてワイドにするという荒業に出たらしい。
しかも今度は、その劇場版がテレビ放送される際に、更に左右がカットされることとなり、その結果、映像の中央だけが残ることになったんだとか。
だから試合の場面でボールや指先だけが映るケースが頻発したんだって☆
さすがに『ルパン三世 カリオストロの城』では、そんなことは起こってないと思うけど、なんだか横に広がった画面が見慣れなくて、不思議に感じられたんだよね。
それに、何度か、心なしかクラリスの顔が面長に見えたことにも違和感を覚えました。
鼻の下がやたら長いっていうか・・・。
家のテレビで見ていた時はそんな風に一度も感じたことがなかったのに。
アスペクト比の問題かな!?と思って、調べてみたわけですが、4:3のテレビで観ていたクラリスが横に伸びるんだったら、太っちょになるはずだから、きっとそれは勘違いか。
だけど、クラリスが幽閉されていた北の塔での場面で、一人暗がりの中に佇むクラリスのシルエットが、マッチ棒のように細くてさ、それも不自然に感じられたんだよなー。
同じく、北の塔のシーン。
ルパンがクラリスの指に指輪を返してあげた後、カリオストロ伯爵たちがドヤドヤとクラリスの部屋に乱入してくるのですが―――。
伯爵がクラリスの腕を乱暴に掴むシーンでは、クラリスの指から指輪が忽然と消えていました。
が、その直後、伯爵がクラリスの指輪を奪うシーンでは、また指輪が戻ってきている・・・。
どうやらそのシーンでは指輪を描き忘れていたらしい☆
テレビで観ていた時は気がつかなかったけど、画面が大きからか、その誤りを見つけてしまいました。
どうでもいいけど、ルパンたちの乗っている車にはサイドミラーもついていなかったのよね。
と、まぁ、案外、冷静に映画を観ている自分もいましたが、だけどやっぱり、ちょいちょい、いろんな場面に感動したみちょるびんです。
生まれながらのお姫様であられるクラリスにはやはり気品がある。
五右衛門に「可憐だ」と言わしめ、次元と五右衛門のハートを即座に掴むんだから、脱帽です。
クラリスがお礼を言うために二人の元に戻るところまでは、わかる。
でも、わざわざメンズの前で被っていたベールや王冠を脱ぐ必要ある?
そりゃぁ、これから移動しようっていうのに邪魔ではあるんだけどさ。
それとも、王冠をあげようっていう意図もあったのかな?
そこで美しい姿を露わにし、また、おやじたちをハッとさせるわけよ。
この辺りが計算せずにできているんだから、すごいなーって、思いました。
自分の美しい容姿に自信がないとできないことだとも思うんだけど、クラリスの場合は、自信があるとかないとか、そういうんじゃないんだよね、きっと。
とにかく、所作が美しいっていうね。
確かにクラリスは可憐でした。
『ルパン三世 カリオストロの城』―――。
やっぱり、面白かった!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!