こんにちは、みちょるびんです♪
ある日の妄想劇場―――。
夕方、女子トイレに用を足しに行った。
個室は2つだけ。
両方とも空いているようなら習慣で、いつも奥の個室を使用する。
そういう女子は多いのではなかろうか。
個室に入って扉を閉め、スライド式の鍵を慣れた手つきで横にスライドさせる。
いつもなら、労力を使うことなく鍵は容易に閉まるのだが、なぜか鍵はびくとも動かなかった。
こんなことは初めてである。
何度動かそうとしても、固定されているかのよう。
日中何度もこのトイレは使ったし、妙だ。
鍵が壊れるような前触れは一切なかった。
何かがスタックしているのかと思い、調べてみるが、一見しただけではわからない。
ネジも見当たらないし、鍵の構造自体、皆目見当がつかなかった。
原因を追究しようがない。
仕方がないので、隣の個室を使用することにした。
誰かが鍵に細工をしてトイレを使えないようにし、隣の個室を利用するよう誘導しているのではないか・・・?
そんな考えがよぎる。
一体、何のために?
自分の快楽を得るため・・・―――!?
思い通りにさせてたまるか!
こちらも露出を最小限にとどめながら任務遂行。
してやったり。
数時間後に再度、現場へ。
別の利用者と立ち話。
鍵の不調を改めて確認。
再び、例の個室へ。
しかし、先の交流で気が緩んでしまい、思い切り腹まで晒すという大サービスをしでかしてしまった・・・。
大失態。
そして翌朝、またあのトイレへ。
鍵の状況を確かめるため、いつものように奥の個室を利用。
鍵はスムーズにスライドし、ドアはロックされた。
何ごともなかったかのように。
また、いつもの日常が戻って来たのだった・・・。
やっぱりね―――。
ヤツはその日のうちに証拠隠滅をはかったというわけだ。
以上、みちょるびんでした!