こんにちは、みちょるびんです♪
2024年10月11日から伊丹市立ミュージアムで開催中のホラー漫画家・伊藤潤二先生の初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」に行ってきました!(「しばし待たれよ! Part3-126」)
漫画や表紙絵の原画などの作品が紹介されたコーナーが終わると、伊藤先生そのものに迫るコーナーが用意されていました。
小学生時代に描いたイラストや中学生の頃に初めて完成させた漫画などが展示されていました。
そして、伊藤先生が影響された――愛読されていた漫画本などの展示も。
ここでつくづく感じたことは、‘ひとかどの人物’と呼ばれるクリエーターはやっぱり、小学生の頃から既に創作活動が始まっているんだなぁ!ということ!!
中学生の頃に、漫画を描いている友人と仲良くなったのがきっかけで、伊藤先生も漫画を描き始めたのだそう。
小箱についたハンドルを回すと、中の絵が回転する仕組みになっている無限のパラパラ漫画なんかも作っていて、その展示もありました。
中学時代には、同様に友達の勧めで読んだSF作家――星新一や筒井康隆など――のショートショートに夢中になったそうです。
そうして終いには、自身もショートショートを書きたくなって、執筆活動も始めています。
自作の作品目録には46もの題名が並んでいました!
高校時代には「星新一のショートショートコンテスト」に3回も応募したという実績もあるんだって!!
星新一と言えば、みちょるびんも中学生時代に出会ってハマった作家。
読書嫌いだったみちょるびんが唯一全ての作品を読破したと胸を張れる作家さんです(ショートショートに限定されるが☆)。
伊藤潤二先生も星新一が好きだったと聞いてうれしくなりました。
実はみちょるびんも小学生の頃、当時大好きだった本に影響されて、自分でも小説を書いてみたい!と思い、小説家の真似ごとをしたことがあります。
「それいけズッコケ三人組」(作:那須正幹、絵:前川かずお)です。
みちょるびんが人生で初めて、何度も読み返した記念すべき長編小説でもありました♪
みちょるびんの場合はいつも‘書き出し’ばかりで、作品を完成させた試しがなかったんですけどね・・・。
そもそも、ストーリー展開を予め考えるだとか、そういった発想もなく、勢いに任せて書くという感じだったので、話が続くわけがなかったんだよなー☆
先に出会っていたのが星新一のショートショートだったら、あるいは完成できていただろうか―――!?
実のところ、みちょるびんは未だに、星新一作品への憧れがあって、書いてみたいという願望を持っています。
でも、思っているだけで、実際に着手したことは一度もありません(- - ☆)。
だからさ。
若い時からひたすら実績を積み上げてきた伊藤先生はさすがだなって思ったのでした。
くり返しになりますが、やっぱり、何かしら偉業を成し遂げる人っていうのは、若い時分からそういったことが好きで、好きだからこそそれを努力とも思わずに続けることができるんだと思う。
だから、ブラッシュアップされて、作品の完成度もどんどん高くなっていく!
編み物にしても、ビーズアクセサリーにしても、現在ご活躍中の作家さんたちって、子供の頃から作ることが大好きで、ずっと続けていらっしゃるっていう方たちなんじゃなかろうか。
もちろん、途中で開眼されたって方もいらっしゃるとは思いますが、元々何かしらの素地は持っていらっしゃったはず。
みちょるびんも、読書はしないくせに、小説家――もの書き――に憧れていた少女時代があったし、今もこんな風にしぶとくブログを書いているし、‘書くこと’は好きってことなんだろうな。
みちょるびんは幼い頃は絵を描くのが大好きで、将来は絵描きになりたい!って思っていた時期もあったけど、その情熱は続かなかったな・・・。
思い起こせば唯一、ちゃんと形にできたのは、ダンスだったのかも知れない。
社会人になってからも、(結婚式だとか、何かしらの舞台が用意されていたという状況下ではありましたが)自分で振付したダンスを発表したりしていたし(「第一次仕事イヤイヤ期(その48:『まいレンジャー』」シリーズ、「The 余興 of The 結婚披露宴」シリーズ、「第一次仕事イヤイヤ期(つるさんダンサーズ)」シリーズ)。
そう考えると、みちょるびんが‘ひとかどの人物’になれた可能性があったのはダンスってことなのか!?
さすがに今からじゃダンサーや振付師は無理かぁ・・・。
足腰弱ってるし!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!