こんにちは、みちょるびんです♪
伊丹駅を西に進んで酒屋のある大通りに出ると、そこから伊丹市立ミュージアムまでは歩いて3分という近さ。
美術館の前には、2024年10月11日から同館で開催中のホラー漫画家・伊藤潤二先生の「伊藤潤二展 誘惑」などの看板が出ていて、気分が上がりました。
入口に進むと、「12:30~13:00」という時間帯が書かれた案内板を持った女の人が立っていました。
その人に「予約はお済ですか?」と訊かれました。
土日・祝日は予約制であるため、今からQRコードを読み込んで予約の手続きをする必要があると言われました。
そして、混み具合によっては、すぐに入れないこともある、と―――。
みちょるびんは勘違いをしていたようでした。
特定の日だけが予約が必要なのかと思っていました。
土日も対象だったとは・・・(- - ☆)。
焦りました。
せっかく東京からはるばるこのために伊丹までやって来たと言うのに!
仕方がない。
その場で携帯電話を取り出し、登録を開始しました。
作業をしていたら、上品な感じの年配の女性の声が背後に聞こえました。
「あら、まだ、予約の時間に15分早いわね。時間を潰してまた、戻って来ますね。」
何とも優等生なご婦人。
模範とすべき対応です。
しかも予約は、15分単位で刻まれているということなのか!?
たった15分ごときで、出直そうだなんて、この中途半端な時間をどこで過ごそうというのだろう!?
さっきみちょるびんが覘いた酒屋か?(「しばし待たれよ! Part3-124」)
あるいはこの近辺には、みちょるびんが知らないだけで他にも見どころがあるということなのだろうか?
土地勘のある地元民ということか!?
幸い、13時入場という枠は空いていたので、待たずに入れそうではありましたが、そんな余裕のあるさわやかな会話を聞いていると、道端で入力作業をしていることが恥ずかしく感じられたし、惨めな気持ちになりました。
早く終わらせようと焦れば焦るほど、妙な汗が噴き出てきました。
そういえば、似たような状況があったな・・・。
そうだ!
日本に帰って来て、一時滞在で予約したアパートに入室しようとした時だ!!
7月の夏の盛りで、暑かったのは確かだったけど、鍵の開け方がわからなくて立ち往生して汗だくになったんだった(「しばし待たれよ! Part3-9」)。
あの汗は、心理的なものもあったのかも知れない・・・。
現に、みちょるびんは、10月の下旬だというのに、またしても汗だく・・・(- - ☆)。
この予約作業は、チケット購入までが一連の流れであったため、クレジットカードを財布から取り出して、番号などを入力する必要もありました。
道端で!
ようやく入力を完了し、ポチッと最終ボタンを押したのだけど、妙な具合にぐるぐると考え中の表示になり、最終的に「支払いはブロックされた」という不穏な文字が現れました。
こんな症状、今まで一度もない!
最初からやり直し!?と更に焦っていたら、タイミングを見計らったように「もしまだ、支払いがお済みでなかったら、中の受付で直接チケットを購入することも可能です。中にはスマホをお持ちでない方もいらっしゃるための対応です」と声をかけられました。
その女の人はマニュアル通りの対応をしているのだろうし、悪く言うつもりはありません。
だけど、受付でもチケットが買えるんだったら、初めから中に通してほしかったと思いました。
入口でみちょるびんが格闘している間に現れたお客さんは、あの優等生婦人一人だけ。
どう考えても、混雑していない。
実際、直近の時間帯の予約をサイト上で選択できたという状況もありました。
その女性がその時の予約状況を知らないのは仕方がないこととして、でも、たった一人の遠方からやってきた哀れな旅人を受付に通すことが、大きな混乱を招くことになるとは思えないんだけどね。
それが、入場を待つ長蛇の列ができていて、且つ、わらわらとみちょるびんのようにQRコードに群がるボンヤリさんであふれかえっているというのなら話は別だけど。
自分の詰めの甘さを棚に上げてナンですが、もう少し、臨機応変に対応していただければありがたかったなぁと感じました。
受付に進むと、特に尋問を受けることもなく、あっさりとチケットを購入することができ、すんなりと入場することができたのでし☆
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!