こんにちは、みちょるびんです。
ずいぶん前――かれこれ20年以上前ではありますが、アロマテラピーにハマったことがありました。
当時は海外に住んでいて、マッサージを楽しみの一つにしていた。
マッサージ店に行くとアロマが焚かれ、いい香りが店内を漂っていたし、マッサージに使用するオイルも自分で選ぶことができた。
これは、今では日本でもお馴染みの光景ですが、実はその頃はまだ、そもそもマッサージ(あんま)に行くのは‘おじさん’のすることといった文化が定着していた時代で、ヨーロピアン風なおしゃれなマッサージ店も少なかったという記憶があります。
だから、当時のみちょるびんにはアロマテラピーが珍しかったし、リラックス効果があるということを知って、興味を持ったのだと思います。
自分でも、いろいろなエッセンシャルオイルを購入し、アロマポットやマッサージをするなどして楽しみました。
本を買って、そのアロマの効用なども調べていたと思います。
当時のお気に入りの香りは、さわやかな柑橘系のグレープフルーツやオレンジ。
気分が明るく、快活な時にマッチしました。
今でも、ハンドソープにその香りを見つけると買いたくなります。
甘い香りのラベンダーも大好き。
ラベンダーは、多くのお店が定番の一つとして使っている香りではないでしょうか。
マッサージ店に行くと大抵、ラベンダーの香りが漂っているし「パブロフの犬」効果で、みちょるびんの中では「ラベンダー=マッサージ=リラックス・タイム」という構図が出来上がっている。
疲れている時は迷わず、信頼できるラベンダーをセレクト。
心を落ち着け、ストレスを和らげてくれます。
ラベンダーは「副交感神経」の働きを促し、気分をリラックスさせてくれるという特徴を持つため、良質な睡眠へと誘ってくれるとも言われています。
「副交感神経」とは、夜間やリラックスしている際に活発に機能する神経のことで、この働きが低下すると、疲労回復がしづらくなったり、免疫力の低下を招くこともあるのだそう。
気温が下がると、逆の働きを持つ「交感神経」が優位に働く傾向があるらしいので、そういう時は首を温めることで「副交感神経」を活性化することができるとのこと。
昨年の冬は、寝る時に、みちょるびんもネックピローを用いて首を温めるようにしていました(「ご用心。」)。
良質な睡眠にも適していたらしい!
最近、寒くなってきましたし、今年もまたネックピローを登場させたいと思います!
‘香り’繋がりで、お香に凝ったこともあります。
大好きな京都などに行くと、魅惑的な香りがするお香がたくさん売られていて、気に入った香りのものをいくつか買って帰ったこともありました。
どこかの国のお土産にもらったこともあったし、その気がなくても、いろんな種類のお香が集まりました。
だけど帰朝してからは、そのうちアロマ熱が冷めてしまいました。
原因は、日本の家が狭く、モノであふれかえっているから☆
優雅にキャンドルを灯すようなスペースを確保することが難しかったし、そんなことをしていたら、モノに火が移って火事になるんじゃないかという心配があった。
お香も、狭い部屋だとすぐに香りや煙が充満してしまい、ほのかに香りが漂うというエレガントな空間を作ることができなかった。
これは全て、整理整頓が苦手でズボラなみちょるびんの性格が災いしていることなのですが、そのうち忙しくなって、アロマテラピーを楽しむ心の余裕すらなくなったという感じです。
最盛期は、30本以上はエッセンシャルオイルを持っていたと記憶しますが、使用期限との関係もあり、残らず処分しました。
現在手元に残っているのは、お香のみ。
ハエ等の‘虫’撃退に使用しています☆ (「『ハエ取りびん』式。」「攻防戦。」)
アンティークにあるような小ぶりで素敵なビーズバッグに関心を持ち、自分で作れるんじゃないかと、ビーズ細工を始めたこともありました。
これも海外にいた頃のことであり、その国ではニュアンスのある色のビーズを手に入れることが難しい環境にありましたが、それでもたくさんのビーズを買い集めました。
バッグ作りを念頭に、手始めに口紅が入るくらいの小さいケースを独自の手法で作り出しました。
ビーズが粗悪なのか、はたまた自分のセンスに問題があるのか、理想としていたように素敵にできず、5、6個作ってお開きになりました。
その時のビーズが未だ大量にある。
誰かにあげようかと思ったこともありましたが、周囲にビーズ作りが好きな人がいなかったし、海外で調達したもので意外と高かったという記憶も残っていて、手放すのが惜しいという気持ちが働いているところもある。
自由な時間が潤沢にできれば、そのうちやってみたい気になるかな・・・と思いつつ、そんな日は、一向に巡って来ない。
年齢を重ねる毎に、手元が見づらくなるし、こういった手仕事は、若い頃からの長年のキャリアがないことには、どんどんと距離を置いてしまいそうな気配があるよね・・・。
一時期、馴染みの化粧品屋さんで、貯まったポイントでフェイシャル・マッサージをしてもらい、その後メーキャップまで施してもらうというサービスを受けていたことがありました(「陰ならぬ力。」)。
当時は若かったし、化粧のノリも良かったから、勧められたアイシャドウや口紅など、そのまま買い求めることが多かった。
だからアイシャドウなんかは、ピンク、水色、ブルー、パープル、グリーン・・・と、いろんな色を持っていました。
だけど、これも古くなってしまい、捨てることになったんですけどね・・・。
最近は特に、ブログで「朝活」をしていて、時間との戦いなので、入念に化粧などしている暇はない(「立派な信仰。」)。
考えるのも面倒ですし、ここ数年もずっとアイシャドウは「グリーン」一択。
ウィルスの影響でずっとマスクをつけているし、口紅すらしなくなっちゃってるしね。
近所を出歩くのすら、化粧が必須だった乙女時代があったというのに(「消印、有効!(下)」)、今や、マスクがあるからよかろうと、ノーメークで徘徊するというこの変わりよう。
時代は移り行く―――。
以上、みちょるびんでした!