ハプニング

おほくろさん、ん、ん、ん・・・。

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 こんにちは、みちょるびんです。

 みちょるびんは、顔にそばかすやほくろがたくさんあって、これは子供の頃からコンプレックスでした。
 子供の頃は、悪いことをすると、その戒めのためにほくろが増えるのではないかと恐れたし、逆に、神様に願い事をする時も、その引き換えにほくろが増えることを許す・・・という思いもありました。
 小学生の頃、みちょるびんの顔を覗き込んで「1、2、3・・・」と数える無神経な男子がいたりして、本当にいやでしたが、今思うと、愛情表現の裏返しだったのだろうと思います。
 多感な思春期の頃、男子の集団の近くを通り過ぎるような時に、うつむき加減になるような時期もありましたね・・・。

 近頃は、整形外科に相談に行くということは、さほど敷居が高くなくなったように感じられますが、みちょるびんは長い間ずっと、こやつらとの付き合いは免れないと思ってきたし、年を追うごとに、あきらめというか、開き直りというか・・・、普段はあまり見ないようにしています☆

 大人になると化粧という魔法が使えるようになるので、だいぶ気がまぎれるというところはあるかも知れません。
 とは言え、みちょるびんの技術では、ベースが多少均一になるという程度で、ほくろはむしろその存在感を増すのかも知れませんが。
 基礎部が白くなると、ほくろの黒さがかえって際立つというね・・・。

 16世紀~18世紀末のイギリスやフランスなどの上流階級では、「白い肌を際立たせるおしゃれ」として「パッチ化粧(つけぼくろ)」というものが流行ったことがあったそうです。
 元々は、天然痘による後遺症を隠したり、膏薬をつけることを目的としており、ベルベットを肌に貼っていたことが始まりだそう。
 「パッチ化粧(つけぼくろ)」はその後、老若男女を問わず大流行したらしく、しかも、‘ほくろ’の範囲を超えて、星や月のマークなどの形もあったとか。
 そうなってくると、むしろファッション、楽しんじゃってますね!

 できものの痕や傷を隠したい気持ちはとてもわかりますけど、それが目的の場合、ほくろを張りつける場所は固定されてしまい、顔とのバランスをはかるというような、ファッション性の追求は難しい場合もあるような気がします・・・。

 第一、みちょるびんが迷惑しているのです!

 マリリンモンローの口元のほくろなんかはセクシーで、あのほくろは明らかに彼女の魅力を引き立てているし、チャームポイントと呼ぶにふさわしいですが、勝手気ままにちらばったみちょるびんのあやつらは、その統制は困難。
 狭いキャンバスの中で主張し合って、ごちゃごちゃしているものだから、均等にならす意味で、ファンデーションは欠かせない―――。

 みちょるびんが、外出の際にやたら化粧にこだわるのは、この傍若無人な奴らのせいなんです(「シンクの快。」)。
 あやつらがいなければ、自然派(スッピン)に転向したいところですよ、全く!

 在宅勤務をしていた頃、たまにオンライン会議の招集があったのですが、こういう時、化粧をどうするか迷いますよね・・・。
 独り暮らしの自宅からの参加で、マスク姿というのも変ですし、顔全面さらさざるを得ないわけですが、やっぱりスッピンには抵抗があるわけです。
 みちょるびんの場合、画面越しだと普段以上に、あやつらが賑やかに映るので、メイクせざるを得なかった。
 ウィルスの蔓延で、どこにも出かけはしないし、状況的にむしろ不自然というね・・・。

 そういえばむかーし、仕事で一大事が起こって、夜中にたたき起こされたことがあったのですが―――。
 電話だったらまだいいのですが、みちょるびんが起きて電話に出ないものだから、迎えに来られちゃって、ドアの外に男性同僚が待つ・・・という状況があり―――。

 化粧をどうするか、究極の選択に迫られたことがありました!

 ああいう緊急を要する時は、取るものもとりあえず駆けつけるのが「正解」ですが、職場の人が全員集合するだろうことが予想される場合、スッピンで出かけることに抵抗があるわけです。
 当時はまだピチピチの二十代だったし、「全然、イケるでしょう!」って今なら思うわけですが、うら若き乙女としては、恥じらいがあるわけですよ。
 超特急で薄化粧をして出動した・・・という記憶があります。

 あん時はねー、マジ、困った。
 緊急事態よりも、化粧問題の方がみちょるびんにとっては一大事で、そっちの方が印象に残っているというね・・・。

 たまぁに、ほくろを除去したらどうなるかなぁって、想像してみることがあるのですが、全部だとなんか、寂しくなっちゃいそうな気もしないでもなく、かといってどのヒトを残してどのヒトをヤルか、バランスもあるので難しい。

 もう、たくさんありすぎて「ほくろ占い」になんて、ついていけないですし!
 因みに、あごのほくろは「海外に縁がある」のだそうで、それは当たっているなぁと思います(「続、自称『カミングアウト』。」)。
 たまに、動画などであごにほくろを見つけると、この人も海外に進出するのかな?と、興味をもって見てしまいます。

 昨日ね、帰宅して、マスクを外した鏡の中の自分に、違和感があったんです。
 「あれ、こんなところにほくろ、あったっけ?」って。

 よく見ると、チョコレートでした☆

 お昼にこっそりと職場でほおばったチョコレート。
 誰からも、自分からでさえ気づかれずに、夕方までずっとついていたんですね、ほくろに混ざって・・・。

 時に、ほくろも便利です。

                             以上、みちょるびんでした!

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