旅行

「糸魚川」レポート。(9.「化石の谷」へ)

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 こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
 日本の国石「ヒスイ」の産地として有名な新潟県糸魚川市。「ヒスイ狩り」に憧れを抱いていたみちょるびんは、とうとう糸魚川まで行ってまいりました!
 滞在時間25時間という短い時間で、いかに糸魚川を堪能するか!?
 初日は早速、ヒスイが拾えるとして知られる「ヒスイ海岸」に乗り込み、「ヒスイ狩り」を楽しんだみちょるびん。
 そして運命の滞在2日目の朝。どうにかこうにか昼飯用のおにぎりをゲットし、制限時間内に行って帰って来れるか懸念された「フォッサマグナ・パーク」を制覇。
 次は「フォッサマグナ・ミュージアム」へGO!
『糸魚川』レポート。(2.秘密兵器)」「『糸魚川』レポート。(3.想定外)」「『糸魚川』レポート。(4.ヒスイ狩り)」「『糸魚川』レポート。(5.計画づくし)」「『糸魚川』レポート。(6.にぎり飯)」「『糸魚川』レポート。(7.田園風景)」「『糸魚川』レポート。(8.フォッサマグナ・パーク)

~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆

 「フォッサマグナ・パーク」から糸魚川駅(日本海口)に戻って来たのは9:20近く。
 急いでお手洗いを済ませ、今度は駅の反対側のアルプス口に移動しました。
 次の目的地「フォッサマグナ・ミュージアム」行きバスの発車時刻は9:30なのです。

 バス停の近くには2名ほど人が待っていて、雰囲気的に「フォッサマグナ・ミュージアム」行きのバスを待っているような感じがしました。
 その予感は的中、2名がみちょるびんとともにバスに乗り込みました。

 予想外だったのは、バスが小さかったということ。
 客席は12席しかありませんでした。
 帰りのバスに乗車した際、乗客が一人であったみちょるびんに対して運転手さんが教えてくれたのは、平日はこの小さいバスだが週末は大きいバスを運行しているということ。
 そうでしょう、びっくりしました。

 一緒に糸魚川駅から乗車した2名のうち1名は、どこか途中で下車していきました。
 このバスは市民の生活の足としても利用されているそうです。
 因みに運賃はニコニコ定額の100円。
 これはありがたいですね!

 さて、目的地の「フォッサマグナ・ミュージアム」には10分もかからずに到着したと思います。

 施設内の駐車場を見たら、大型バスが3台停まっていました。
 みちょるびん、このバスに見覚えがありました。
 「フォッサマグナ・パーク」見学を終え、根知駅からバスで戻ってくる際に「フォッサマグナ・パーク」用駐車場に停まっていたものでした。

 そのバスからは同じ制服を着た学生さんが続々と下車していたので、おそらく修学旅行生だったのでしょう。
 そんな様子を一緒にバスに乗り合わせていたおばあさんたちが見て、テレビで糸魚川が紹介されてから、観光客が増えたというような話をしていました。

 あの修学旅行生たちが、みちょるびんと同じコースをたどって、今度は「フォッサマグナ・ミュージアム」にやって来たというわけ。
 さすがに修学旅行生たちは、専用の‘足’があるので、みちょるびんよりも到着が早い・・・。

 博物館が混むといやだなぁと思いつつ、受付窓口に進みました。

 みちょるびんのここでの目的は「化石採集体験」。
 受付の人に話したところ、今ならすぐに受け付けられると言われました。
 今日は修学旅行生の来館が多いので、学芸員はその対応で忙しいが、みちょるびんが体験を終了する1時間半後の時間帯なら、学芸員の同定を受けられるということであったので、早速その場で「化石採集体験」を申し込みました。

 「化石採集」には、滑り止め付きの軍手が必要とされていたのを事前に確認していたので、みちょるびんは学生時代に使っていたものをはるばる海外から持ってきていました。
 軍手のない人は100円で購入が可能とのこと。
 体験料金には、ハンマーとゴーグルの貸出が含まれており、みちょるびんも例外なく、借りることができました。

 ハンマーは、博物館の売店で販売されている「一生モノの逸品」と謳われるエストウィング社製のものに違いない。
 柄の部分が博物館の「ミュージアムショップ」サイトの写真と同じ青色で、みちょるびんが写したハンマーの写真を拡大してみると確かに「ESTWING」という文字が見て取れる。
 同サイトによると、鉱物採集用と化石採集用の2種があり、かつ大人用と子供用がそれぞれ販売されていました。

 エストウィング社は1923年創立のアメリカのメーカーで、様々な種類のハンマーや斧を製作している専門業者らしい。
 岩石鉱物化石用ハンマーは、50年以上にわたって同じデザインで製造されているのだそうで、世界中の研究者や愛好家に使われているとのこと。
 「エストウィング社ハンマーは高価ではあるが正に一生モノの逸品」と博物館側に力説されると、宝石好きのみちょるびんとしても興味が湧くというもの。
 だけれど残念ながら大人用はいずれも品切れとなっていました。
 もともと入荷数が少ないということも考えられますが、その人気っぷりを見せつけられた感じ。

 「化石採集体験」の制限時間は1時間半。
 これから11:15まで、挑戦が許される。

 みちょるびんは、早速「フォッサマグナ・ミュージアム」敷地内に設置された「化石の谷」に急いだのでした。

                             以上、みちょるびんでした!

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