こんにちは、みちょるびんです。
約19年の間に、みちょるびんが「占い」に出かけたその数、56件。
その中で、何か、大きな決断をしたことがあったかな?・・・と、振り返って考えてみたのですが、ドップリ「占い」に浸かっていた割に、実は、そういった記憶がありません☆
この19年間には含まれてはいませんが、占い結果を受けて、行動が変わったのは、おそらく、会社の採用試験を受験した時だけだったような気がします(「『占い』考。(その13)」)。
転勤族のみちょるびんは、異動の時期や行先を自分で選べませんし、その点は受け身にならざるを得ません。
だから、占いで質問するとしたら「次は、いつ頃の異動になりますか?」ということくらい。
過去に2回ほどこの質問をしたことがありましたが、いずれも明確な回答は得られませんでした☆
その場でそれが、追加的な質問となってしまったことと、問うたその占い方法自体が、その質問内容にそぐわないものだった・・・というところもあったとは思いますが。
さて、「趣味」は人生における良いスパイスとでもいうか、私生活の一部を占め、そして精神的な潤いを与えてくれる重要なパートとなってきますが、その‘趣味’にかかる「習い事」を始める時も、みちょるびんは、「占い」に頼るということはなく、自分で決断してきました。
例えば、本来の自分にかえりたい!と考えて、文化センターの「演劇セミナー」の門を叩いた時(「第一次仕事イヤイヤ期(その2:『原因究明』編)」)、即興ダンスができる「ダンス教室」に通い出した時、「宝石鑑別」(通信教育)、「ジュエリー用CAD」の勉強・・・等。
即興ダンスのように、友人に誘われたというケースもありますが(「第一次仕事イヤイヤ期(その3:『迷走』編)」)、基本的には、これらは全て、自分が「やりたい!」と直感的に思って始めたことです。
「お金と時間にある程度余裕があった」という環境があったおかげで実行に移すことができたのだから、それは幸運でした。
もちろん経済面に関しては、制約のある中でやりくりする必要があるので、自分の条件に合ったものを慎重に選ぶことが求められましたが、それでも、習い事をしながら人並みの生活はしていたわけですから、やっぱり幸運であったことに違いない。
そこは、感謝せねばなりませんね。
「宝石鑑別」の時なんかは、より慎重になりましたよ。
実習で扱うものは、曲がりなりにも宝石であり、一般的な習い事と比較すると受講料が高額なんです。
宝石鑑別というスキルは、自分の勤める業種とは全く関係がないもので、仕事に役立つとか、キャリアアップにつながるだとかいうことは一切ないということもあるため、そこには「本気」が求められます。
そんなこともあり、万が一、途中でいやになって止めたくなってもいいように、一度にまとめて申請するのではなく、段階的に申請・支払いを行いました。
一括払いよりも、分割払いは割高になりますが、一括払いするだけのまとまったお金はなかったし、分割の方が、その都度、修了期間が設けられることになるため、仕事を抱えながら勉強することになる者にとっては、そっちの方がかえって都合が良かったというところもあります。
つまり、ですね―――。
「宝石鑑別」の勉強を始めるに際し、「占い」で「やった方がいいか、やらない方がいいか」なんていう質問をしようなんてことは、一度も考えなかったということです。
だって、「やりたかった」のです。
それだけのことです。
随分と怠けてしまい、修了期限が差し迫ってきて、ちゃんと合格・卒業できるだろうか・・・という危機的状況に陥った時も、「占い」にその答えを求めるということはしなかった。
なぜなら、真面目に取り組む以外、目的を達成する方法などないのですから!
実習あるのみです!!
最終コースの修了期限までの約1年半は、鑑別の実習期間となりましたが、毎土曜日、学校に通いました。
当時の自分のつたない技術から逆算すると、毎週末確実に課題をこなさないことには、修了期限までに課題を終えられないという計算でした。
ましてや、期限内の合格となると、危険な賭けとしか言わざるを得ない状況。
そういった、お尻に火がついた中で、1年半、とにかく地道に通学し、実習をこなしました。
それまでの‘占い好き’というみちょるびんの性格を考えると、「占い」に行きたくなりそうなものですが、「占い」には行っていません。
2ヶ月に1回くらいのペースで通っていた‘前科’もあったというのに!、です。
あの「占い最盛期」(「『占い』考。(その12)」)の4年間は、「ダンス教室」に通い始める前で、また「宝石鑑別」の勉強も本腰入れていなかった時期。
目標が定まらず、また、熱中できるものがない時代でした。
たくさん「占い」に行ったので、そんな自分を、「迷いが多く、意志が弱い」と分析したこともありましたが、「宝石鑑別」という目の前にある課題に向き合い、必死に取り組んでいると、ふわふわ「どうなるのかなぁ」なんて悩んでいる暇はないですし、引いては「占い」に頼るということも起こらないものなんですね。
逆に、「占い」に行きたくなる時は、やっぱり、先が見えていない時、そこに不安を感じている時、ということが言えるのかも知れません。
「宝石鑑別」の勉強は、自分の「占い」に対する‘向き合い方’をも知れた、いい機会であったように思います。
そんなわけで、振り返ると「占い」で‘ものごと’を決めたということは、意外にないという結果です!
とは言え、このブログ「ぷぷっ・ピィ・DO」を始めたのは、「占い三択リーディング」から得たひらめきであったことは確かです(「SNSデビュー」)。
だけど、やっぱり、始めると決めたのは、自分。
「これが好き」「これがやりたい」という、自分の内側から湧いてくる「パッション」が原動力であり、自分のひらめきや直感に従うことが大切だと思っています。
以上、みちょるびんでした!