こんにちは、みちょるびんです。
みなさんは、ガラスでできた「ハエ取り器」なるものをご存知でしょうか?
明治から昭和にかけて一般家庭で使われていた、文字通り「ハエを取るための器」です。
「ハエ取りびん」とも言われているよう。
みちょるびん自身は、実のところ、実物を見たことはないのですが、アンティーク好きなので、なんとなくその存在を知識として知っていた・・・そんな感じです。
ネットでどういった仕組みなのかを調べてみたので、ご存じない方のためにご説明します。
何かを解説する時って、本来は図があった方が一目瞭然で分かりやすいと思いますが、限られた時間内(出勤までの3時間)に記事を投稿しなければならないという、みちょるびんの勝手な都合上、その辺は割愛させていただきます。
つまり、文章のみでの説明となりますので、ご関心がある方はネットで調べてみてください!
悪しからず☆
さて「ハエ取りびん」とは一体どういったものなのか―――?
まず、口の狭い、体がぷっくり、どっしりとした‘ツボ’のような形を想像してください。
そう、ちょうど「ハクション大魔王」の顔のような形!
これまたみちょるびんは「ハクション大魔王」にも馴染みがないのですが、調べてみたところ、どうやら2020年にテレビアニメとして放映されていたようですね。
こりゃぁいい、すぐに想像できる方も多いでしょう。
そのぷっくりした‘ツボ’で言うところの「底」の部分の中央には1つの大きな穴が空いていて、その穴の口が内側にぐりんと湾曲してせりあがる・・・という特殊な形状をしています。
そして底部には更に短い脚が3つほどついていて、それが器自体を持ち上げ、置いた時に隙間ができるという格好になります。
使い方は、器の中にお酢や塩水、米のとぎ汁などを入れ、底にできた溝をそれで満たし、上部のすぼんだ口は蓋をします。
最後に、器の底の隙間のところに、ハエをおびき寄せる餌を置けば、セット完了。
ハエは餌に誘われてハエ取りびんの底の隙間から入ってきて、いざ飛び立とうとすると、そのまま器の中に迷い込むという構図。
ハエは器の外へ出る術もなく、そのうち力つきて、溝に張った液体で溺死する・・・・というのが、この「ハエ取りびん」の優れた仕組みです。
蓋をとって器を逆さにすれば、ハエの死骸は中の液体とともに外に排出されるので、お手入れも簡単♪
東日本大震災の時には、このハエ取りびんの原理を用いて作られたペットボトル製のものが、被災地で大活躍したのだそうです。
人間の知恵って、すごいですね。
ペットボトルでどうやって作ったんだろう!?
今度、改めてその作り方を調べてみたいと思います!
さて、ここからがいよいよ本題です。
ハエってどうして、やって来たところから帰っていけないのでしょうね!?
そんな習性だからこそ、「ハエ取りびん」というシンプルな作りのものでも、まんまと仕留めることができるわけですがね。
みちょるびんが借りている部屋は3階にあるのですが、書斎はちょうど中庭に面しています。
窓際に机とパソコンを配置し、ちょうど窓の外の景色を見ながら記事作成などの作業に取り組めるというような素敵な空間になっていて、みちょるびんのお気に入り。
リビングもありますが、動画を見ながら食事をしたい希望のあるみちょるびんは、寝る時以外は、ずっとこの部屋で過ごしています。
さて最近、ずいぶん暖かくなってきました。
昨日なんかは、むしろ暑いくらいでしたが、そんな季節はやっぱり窓を解放したい。
空気の入れ替えにもなり、やはり気持ちがいい。
しかし、それには1つ問題がある。
それは、ハエが入ってくるということ!
狭い部屋だから、食事をすると匂いがこもるのでしょう。
それが誘い水となっているようで、たまにハエが迷い込むのです。
3階はそこそこ高いと思うし、ハエがこんな高さまで飛んでくるということに驚きますが、中庭に大きな背の高い木が生えているので、連中はそれを伝って3階まで上がってくるのではないか、みちょるびんはそんな風に推測しています。
実は、みちょるびんの家の窓は、虫の侵入を防御する対策が講じられておらず、無防備な状態。
入居当時、大家さんに窓にアミを張ってほしいという希望を出したのですが、当地ではあまりそういう習慣がないようで断られてしまったんです・・・。
その上、窓は、部屋の内側に開くというスタイル。
つまり、一旦、部屋の中にハエが入ってしまうと、なかなか外に出られないという、まさに「ハエ取りびん」の原理に似た格好になっているのです!!
奴らも一旦部屋に入ってきて、何もなかったとそこは納得するようで、すぐに出ていこうという意思を見せるのですが、入ってきたら最後、内側に開いた15センチの隙間くらいでは、出ていけないんですね・・・。
みちょるびんは、ハエが大の苦手(「憧れのシャトーホテル」)。
ハエに何かされるわけじゃないですが、とにかく寄ってこないでほしい。
ブンブンというあの音を聞くだけで不快だし、自分自身が部屋から退避したくなるほど怖い。
もう本当に憂鬱なんです。
縦横無尽にやってきては、勝手にトリップに陥って、大変迷惑しております。
お香で撃退できないものかと思い、お香を焚いてみるのですが、そういう時は、モノの陰に隠れて息をひそめるんですよね。
新鮮な空気の方に飛んで行ってくれればいいものを。
だから、奴らが窓の方に近づいた時を見計らって、出ていきやすいように、みちょるびんが窓を内側に大きく開けて・・・の共同作業ですよ。
みちょるびんの意図をすぐに理解し、協力をすぐに受け入れてくれればいいですが、中にはそれでも外に出られないヤツがいて。
みちょるびんも、そいつのためだけに、ずっと窓のそばに立っているわけにもいかず・・・。
タイミングが合わないと、いつまでも無法者が部屋に滞在することになり、ホント、恐怖。
昨日は、一昨日入り込んできたやつが長期滞在する中、2匹目も迷い込んできやがって、気が狂いそうになりました!!
最終的に、二人とも出て行ってくれたので、心からホッとしましたが。
そんな風にですね、夏は、みちょるびんには別の意味でホラーの季節なのです!
以上、みちょるびんでした!