ハッピィへの道

You、突き抜けちゃいな!

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 こんにちは、みちょるびんです。

 久しぶりに仲の良い友達とラインのやり取りをしていて、その中に出て来た「突き抜ける」という言葉に、思い出したことがありました。

 ちょうど1年くらい前になると思いますが、学校の教室のような場所で、元メジャー・リーガーのイチローさん(鈴木一朗氏)が子供たちの質問に答えるという動画を見たことがありました(イチロー先生が真剣回答「人生、お金がすべて?」「自信をなくして不安になったことは?」悩みに向き合う SMBC日興証券新WEB動画「おしえて!イチロー先生」)。

 その中で、とても印象に残るイチローさんの回答があったことを思い出したんです。

 ある女の子が、「『出る杭は打たれる』という言葉があるが、打たれないためにはどうしたらいいか?」という質問をしました。
 それに対してイチローさんは「簡単です」と即答し、10秒でその問題を解決しました。

 「もっと出たらいい。突き抜けたら、『こいつは手に負えない』となるので。」―――。

 「もっと出たらいい」という言葉をイチローさんが発した時、子供たちの間に笑いが起きました。
 冗談に聞こえたのかも知れません。
 しかし、イチローさんはとてもまじめだったし、みちょるびんもそこに真髄を見ました。

 たった20秒くらいの短いやりとりでしたが、とても印象に残りました。
 その考え方は、イチローさんが「天才」と呼ばれる所以じゃないかって感じます。

 みちょるびんは、スポーツ方面にはめっぽう弱く、正直に言うとあまり興味もない。
 だから、スポーツに関する一般常識は、ほとんど皆無と言っても過言ではありません。
 それでも、さすがのみちょるびんでも、イチローさんの存在くらいは知っています。

 「どういう教育をしたらイチローと言う‘天才’が生まれるのか?」をテーマにしたドキュメンタリー番組を昔テレビで見たこともあったし、「同じことを繰り返し行う」というストイックさがイチローさんにはあるという話も、聞いたことがありました。
 みちょるびんは、「スポーツ選手」というよりは「成功者」と言う観点から、イチローさんのそういった秘話に関心を持ちました。

 確か、試合に向かう際は、イチローさんは独自のゲン担ぎというか、ジンクスというのかを持っているっていう話だったと記憶します。
 食事も含めて、決まった手順があって、それを毎回、ルーティーンみたいに繰り返し行っている・・・とかなんとか。

 そういう変わった儀式は、周囲の目には奇妙に映り、下手すると馬鹿にされるようなこともあったのではないかと想像します。
 しかしイチローさんは、それでちゃんと「結果」が出せていたわけので、結局は「そういうもの」としてありのままが認知されたのだと思います。
 イチローさん自身が「その儀式のおかげで調子が上がる」と信じた上で実行されていたのかどうかまではわかりませんが、少なくとも、そうすることがご自身にとって心地良かったのだろうと思います。
 あるいは安心できた。

 だから、それを貫き通したのだろうと思います。
 これも一種の「突き抜け」と言えるのでしょうね! 

 自分が羨望を持って憧れる対象者―――。
 実は、自分の中にも、その可能性を秘めているからこそ、そういった感情が生まれるのだ・・・という話を聞いたことがあります。

  みちょるびんも、確かにこれは一理あるように感じています。
 ‘自分が得意とする分野’で活躍している人物に、憧れを抱く人は多いでしょう。
 もちろん、その技が凄すぎて、自分には到底かなわない・・・というリスペクトを持つことは誰しもがある。

 でも、知らず知らずに「自分もがんばれば、あれくらいできるんじゃないか・・・」とオゴる自分がいる、ような場合もあると思います。
 そういう時は、相手のやっていることがなんだか鼻について、「いい気になりやがって!」と、意地悪な気持ちになる・・・かもしれない。
 「悔しい」という気持ちが実は根底にあるからこそ、相手の成功を素直に祝福することができず、逆にライバル視してしまうのかも知れないわけです。

 そんな腹黒い感情を、自分の中には認めたくないし、大人だから、そういった醜い感情を表出しないように上手に隠す―――。
 でももしかすると中には、顔が見えないことをいいことに、SNSで‘誹謗中傷’に走る人もいるかも知れません・・・。

 誹謗中傷をするのは「『つまんない』っていう気持ちを抱え、そのうっ憤を他に発散できないカワイソウな人」なんだろうって思いますが、密かに「嫉妬に狂っている人」も混ざっているように思うんですよね。

 だって、みちょるびんのようにスポーツの才能が全くなく、さほど関心がなければ、「スポーツ選手と張り合おう」なんていう気持ち、わかないですもん!
 ただただ「スゲェな」っていう尊敬の念だけですよ。

 つまり、「自分にもチャンスがあれば、アイツの座の取って代われるかもしれない。俺だってヤレるのに!」っていう野望がどこかにあるから、でもそれができないから、そこに嫉妬心が芽生えるのではなかろうか・・・と思うのです。
 だけどね、きっとそういう人は、真剣に取り組むことすら、まだ‘始めていない’んですよ。
 だって、実際に実行(努力)してみれば、いかにその成功がすごいことかってことがわかるはずですし、そうなれば、気軽な気持ちで足を引っ張ろうなんてこと、できるわけないですもん。

 ただなー、「俺にもできそう」って相手に思わせているのだとしたら、その人にもスキがあるってことなのかも知れませんけどねー。
 イチローさんが指摘するように「突き抜けて」しまえば、「こいつは手に負えない」って認めさせることができれば、何の問題もないことでしょうからね。

 あー、カッコいい!
 「You、突き抜けちゃいな!」ですね!!

 もちろん、これは口で言うほど簡単なことではないのも確か。
 だからこその偉業ってことですし。

 みちょるびんも以前は「出る杭は打たれるから、おとなしくしておこう」っていう意識を持っていたことがありました。
 思い上がりでしたね。

 「周囲の器の小ささ」ではなく、結局は「中途半端な自分」に問題があったというね・・・。
 恥ずかしい!!

                             以上、みちょるびんでした!

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