こんにちは、みちょるびんです。
1.「BE A BAG」
きっかけは、おそらく、新聞で見た記事だったのだと思います。
新聞記事の写しが手元に残っていました。
平成14年3月22日の産経新聞。
18年も前の記事です!
「お気に入りの写真を転写、プリントバッグ」という見出しになっていました。
『英国ブランド「アニヤ・ハインドマーチ」が、当時、既にシリーズ化していた ‘写真を転写したプリントバッグ’を、‘自分が持ち込んだ写真で世界で一つだけのバッグを作ってくれる’というプロジェクト「BE A BAG(ビー・ア・バッグ)」を日本でも始動した』と紹介した記事でした。
このプロジェクトは、元々、‘期間限定のチャリティー’という条件付きで立ち上がったものだそうで、先に開始していた英国では大反響。
日本でも、収益の一部が日本赤十字社の災害救助活動に寄付されることになっていました。
「アニヤ・ハインドマーチ」は、同年2月下旬に東京・青山本店をオープンしており、そのオープン記念レセプションでは、著名人のお気に入り写真によるオリジナルバッグが展示されたそうです。
2.オリジナルバッグの注文
みちょるびんは、「アニヤ・ハインドマーチ」というブランドのことは知りませんでしたが、オリジナルのバッグが作れるという面白い企画に、飛びつきました。
当時は、まだ、日記をつけていませんでしたので、詳細な経緯等は不明ですが、ぬいぐるみたんと自分の2ショット写真をチョイスしました。
ぬいぐるみたんがカメラ目線でかわいく撮れていたのが、決め手となりました。
みちょるびん自身は、けだるそうにシートに腰かけている感じでしたが、着用していた服装とシートの色が、まるでコーディネートしたかのようにマッチしており、一見、‘雑誌に掲載されている写真’のような雰囲気を醸し出しているように感じられました。
モデル(みちょるびん)が太っちょで、少し、腹回りがだぼついているのは気になりましたが、半ば、ウケ狙いのつもりもありましたし、「ご愛嬌!」という気持ちでした。
一度、うれしくて、出来たてホヤホヤのバッグを持って、外に出かけたことがありましたが、多くの人に、バッグを二度見されました。
他人のバッグなんて、そう関心はないし、きっと、誰だかわからないだろうと踏んでいたのですが、意外に、そのバッグの写真の主が、手に持つ、みちょるびんと同一人物だと気づかれました。
意外に!
知らない人の前だと、なんだか、急に恥ずかしく感じられ、そのままバッグは封印してしまったのでした。
3.それから2年が経過した頃の日記
今日、華道家の假屋崎省吾さんがテレビ番組に出演していた。
視聴者に「‘例の’あのユニークなバッグを見せてほしい」とせがまれ、彼が披露したのは、アニヤ・ハインドマーチ「BE A BAG(ビー・ア・バッグ)」のオリジナルバッグだった。
愛犬なのか、犬と一緒に写ったご本人のアップの写真がプリントされていた。
私も自分の写真でバッグを作った一人である。
假屋崎さんは、今や有名人であり、華道家としてもその芸術性が認められているわけだが、私は一体ナンなのだろう?
妹や仲の良い友達には、かなり不評だったが、私としては、悪くないと思っていたのだ。
やっぱり、私って、ヘンなのかな?
假屋崎氏と同類!?
幸か不幸か!
4.更に2年後の日記
数日前から臨時で働いてくれているAさんが、アニヤ・ハインドマーチのバッグを持っていたので、自分でオリジナルバッグを作ったことがあるという話を、ネタとして話したことがあった。
そしたら、このところ、毎日にようにAさんに、バッグを持って来たかと訊かれるので、とうとう、持って行って見せることにしたのだ。
人目を忍んで、給湯室でAさんと、一緒に居合わせた同僚に見せた。
が、二人の反応は意外で、かわいいと言ってくれた。
Aさんに至っては、「色合いがステキ、女性誌『フィガロ』に載ってそう!」とまで。
「是非、使ってほしい」と。
調子づいて、今度は、清楚系先輩に見せてみた。
「びっくりした」が第一発声。
心優しい先輩だから、「かわいいかも」とは言ってくれたが。
Aさんにほめられると、その気になってくる。
使っちゃおうかなー。
それにしても、Aさんの中で、私は、「毎日フランス料理を食べてそう」「アラブの大富豪と結婚して‘目’以外はベールで覆ってそう」「カリスマ店員になりそう」・・・など、まるで ‘女王様キャラ’になっているようなのだ。
まだ、たった数日しか接していないのに、不思議である。
なんか、いろいろと、勘違いされている!?
私も、口車に乗せられている!?
以上、みちょるびんでした!