こんにちは、みちょるびんです♪
【SD月間とは】
当「ぷぷっ・ピィ・DO」では、「1日1記事」を目標に、記事の毎日投稿を行っているところです。
しかしこのところ、投稿に遅れが出るという由々しき事態に直面しています(- - ☆)。
そんなわけで、誠に勝手ではございますが、しばらくの間「ショート・ダイアリー」月間と定め、サクッと投稿させていただく作戦を展開することにいたしました。
「ショート・ダイアリー」(Short Diary)、略して、SDです!
~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・☆~
電車に乗っていると、車内のモニターに豆知識みたいなものが流れることがある。
そんな映像をぼんやり見ていたら、訪問先で手土産などを渡す時に言う「‘つまらないものですが’は英語で何というのか?」というクイズが出された。
わざわざ例をあげて、間違いを正していたのだが、確かその例というのは「This is not interesting things.」だったように思う。
まさに「つまらないもの」の直訳。
そうすると、もらった相手は、ナンでそんなモノをくれるんだ!?って誤解を与えかねないと、警告していた。
正解は、「It’s for you.」になる、と。
これは単に「これはあなたへのプレゼント」って言う意味。
何とも味気ない。
まぁ、でも、「つまらないものですが」という言葉を添えるのは日本の文化なわけだし、その真意を伝えられる英語はないっていうことなんだけどね。
この「つまんないものですが」という姿勢―――。
ここには、日本人の奥ゆかしかが表れている。
何が相手に喜ばれるのか、相手の好みなどを考えてあれこれ検討し、その品を求めて買いに出かけてもいるのだ。
お相手のためにわざわざ時間を割いて調達したものであり、そこまでして用意したものが‘つまんない’ものであるはずがない。
「It’s for you.=あなたのために調達した」ことは間違いないんだけど、そこには相手への気遣いがある。
つまり「大それたものではないので、気兼ねなく受け取って欲しい」という趣旨。
だからさ、今度は、受け取る側の立場になると、そういったお相手のさまざまな心遣いが理解できるからこそ、恐縮することになる。
そこには、「おう、普段からお前には目をかけてやっているのだから、土産持参は当然のことだぜ」という気持ちは一切ない。
だからこそ「すみません」という返答になる。
これは、多忙な相手への、自分への一連の厚意に対する感謝の表明となる。
そう考えるとやっぱり日本人は慎ましく、奥ゆかしいと思う。
美しいね。
日本人はついうっかり「Thank you 」(ありがとう)ではなく「sorry」(すみません)と言ってしまい、「日本人はすぐに謝る」という印象を外国人に与えてしまいがち。
外国暮らしの経験のあるみちょるびんは日本語においても、「すみません」よりも「ありがとう」の方を積極的に使うよう心がけてきた。
その方が、気持ちがいいだろうと思ったから。
でも、例えばデパートのエレベーターなんかで、皆が降りるまで開くボタンを押してくれる人に対しは、やっぱり恐縮の感情の方が勝ち「すみません」という言葉が口から出てくるのだった。
電車の豆知識を見ていて考えたんだが、「すみません」という言葉は、一見ネガティブに聞こえる。
でもそこには日本人の品性が感じられる、美しい言葉なんじゃないかって思ったよ。
以上、みちょるびんでした!