こんにちは、みちょるびんです♪
あれはそう、2025年12月2日のことだった―――。
みちょるびんは、職場の同僚たちと一緒にランチに出かけた。
その‘同僚たち’というのは、班の所属が同じメンバーで構成されたメンズ3人組で、3人はいつもランチをともにしていた。
東京出身でない者が多いせいなのか、3人で出かける時はルールを設け、二度と同じレストランには行かず、常に新規の店を開拓する・・・というユニークな取り組みをしているのだった。
面白いので、みちょるびんもたまに参加しては、彼らがまだ行ったことがない店を紹介し、彼らの記録更新に一役買っていた。
そんなある日、ランチの席で、その中の一人の青年――雪垣 怜(仮名)さんから面白い話を聞いた。
翌2026年2月4日から11日まで開催されるかの有名な「第76回さっぼろ雪まつり」に、家族で参加することになったと言うのだ。
雪垣さんによると、「さっぽろ雪まつり」では何もプロが制作する大規模な雪像ばかりが展示されるのではなく、いわゆる市民枠というものがあって、抽選に当選すれば、市民が雪像づくりをとおして雪まつりに参加できるということであった。
市民雪像は昭和40年(第16回)から実施されているということだから、かれこれ60年!?
毎回、募集をはるかに超える応募があるのだそうで、実際、昨年は、雪垣さんのご兄妹が市民雪像に応募したものの、抽選から漏れてしまったんだとか。
それで今回はそのリベンジのために、家族総出で応募し合い、なんとその1枠を勝ち取ったと言うことであった。
明年1月5日までに「市民雪像制作プラン」や「市民雪像図面」などを当局に提出することが求められているため、年末年始に札幌に帰省した時に、兄妹で話し合うのだそう。
1月12日には、技術講習会なるものも予定されており、当選者の出席は必須ということであった。
しかし雪垣兄妹は仕事で参加が難しいので、そこは、雪垣家のお母さんが代表で出席する手はずになっているとのこと。
ご両親は、雪像づくり自体に参加する予定はないそうだが、兄妹が対応が困難な場合は、全力でサポートしてくれるらしい。
雪像は、当然ながら、雪まつり開催までに完成させておかねばならず、その作業期間は雪まつり開催の直前となる1月29日から2月22日までの5日間と定められているとのことだった。
2m×2m×2mの雪のブロックから、デザインした形を切り出すことになるとのこと。
一緒に話を聞いていた他のメンズの反応は薄かったが、みちょるびんは、その話に終始ワクワクして、「楽しそう!」「面白そう!」という言葉を連発した。
雪像作りなんてやったことないし、想像がつかないが、とにかく楽しそうだと思ったのだ。
もともとみちょるびんが、その3人組のランチに参加するようになったのは、雪垣さんが友好的で、ウェルカムな雰囲気でいてくれたおかげだったのだが、なんとその雪垣さんから「来ますか?」というお誘いの言葉をちょうだいした!!!
みちょるびんは、その雪像づくりは雪垣家のお家プロジェクトだと理解していたから、わきまえていたつもりだったので、まさか赤の他人であるみちょるびんも参加権が与えられるとは思ってもいなかったので驚いた。
「えーっ、行きたーい!」と、言ってはみたものの、なんだか現実味がなくて、フワフワした感じがした。
まだ2ヶ月も先の話であったし、ちょうどその時期は仕事が忙ししくなることが見込まれていた。
それに、いくら昔、みちょるびんがアラスカという寒い土地に住んでいたという実績があったとしても、みちょるびんいたアンカレッジは海岸に近い街で、近くを流れる暖流(アラスカ海流)の影響で、皆が想像するほどには寒くはならなかったのだ。
気になる積雪量も思ったほどではなく、また、朝目覚めたらきちんと除雪されていたから、自分で雪かきをした記憶はほとんどない。
その上、みちょるびんは長崎出身ときている。
ずっと雪には縁のない暮らしをしてきたし、アラスカでの生活もそういう具合で、雪と対峙するというような経験はほぼ皆無。
要するに、雪の扱いはよくわからん!っていうのが本音なのだった。
寒いのも苦手だしね―――!!!
つまるところ、とても面白そうではあるが、まるっきりの未知数で、本当に自分にできるものなのか、想像を絶するイベントであった。
次に、雪像づくりの話に進展があるとすれば、制作プランが出来上がる年明けであったし、その後、雪まつりが話題にのぼることもなく、2026年の新年を迎えることになった。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!