こんにちは、みちょるびんです♪
日本に一時帰国していた際、予定の合間を縫って1回だけ旅行する機会がありました。
寝台特急列車「サンライズ瀬戸」の予約が、奇跡的に取れたのです!(「道後温泉旅行!」)
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松山市の観光名所の1つである「坊っちゃんカラクリ時計」では、以下の4つの楽曲が使用されており、仕掛けがお披露目される時間帯によって音楽が異なるということでした。
① 「この街で」 1日4回(午前10時、正午、午後3時、午後6時)
② 「伊予万歳」 午前8時~午前11時
③ 「坊っちゃんのテーマ」 正午~午後3時
④ 「子守歌風伊予節」 午後4時~午後10時
「この街で」については、前回の記事「道後温泉旅行!(19)」のとおり、時計の仕掛けが本格的に始まる前に、1日に4回だけ流れされる特別な曲であったということがわかりました。
②から④の「伊予万歳」「坊っちゃんのテーマ」「子守歌風伊予節」の3曲は、正にメインで使われているものということなのでしょう。
せっかくなので、みちょるびん、ネットを駆使してこの3つの曲の聴き比べをしてみました。
以下、その研究結果の発表です!
【伊予万歳】
みちょるびんがカラクリ時計を見学したのは10時の回だったので、その時に使用されていた楽曲は「伊予万歳」ということになる。
初めて聞いた曲名だったので、改めて「伊予万歳」を聴いてみることにしました。
しかしネットでは、カラクリ時計で使われていたのと同じメロディーを探し当てるができませんでした・・・(− − ☆)。
「伊予万歳」とは、松山市指定無形民俗文化財として指定されている、愛媛県の代表的な民踊の一つなのだそうで、起源は、300年ほど前に辿るらしい。
みちょるびんはてっきり読み仮名は‘いよばんざい’で、伊予の国を賞賛しているものとばかり思っていましたが、‘まんざい’が正しい☆
松山地方の町村で祭礼や縁日などには必ずといってよいくらい舞台を作ってこの「万歳」が行われるのだとか。
演目も「松山名所づくし」「豊年踊り」「宮島心中」「お染久松」「忠臣蔵」「義経千本桜」「溝辺騒動」・・・と、多彩なんだって。
つまりは、「伊予万歳」と一口に言っても、いろんな曲があるということなんです!
そんなわけで、残念ながら、楽曲を特定するに至りませんでした☆
【坊っちゃんのテーマ】
「坊っちゃんのテーマ」も調べてみましたが、手掛かりは一切なし。
松山市が作ったオリジナル曲ってことなのかも知れません!?
【「伊予万歳」「坊っちゃんのテーマ」の回の共通点】
結局みちょるびんは、「伊予万歳」と「坊っちゃんのテーマ」のオリジナルの楽曲を探し出すことができなかったのですが、2つの回をそれぞれ比較してみることで、次の点に気がつきました。
1. 同じメロディーが使われている
坊っちゃんと清の登場シーンでは、「伊予万歳」「坊っちゃんのテーマ」の回ともに、同じメロディーが使われています。
アレンジはやや異なりますが、ここでは、同じフレーズが2回繰り返されます。
同じメロディーであるということから、少なくとも「ここで使用されている曲は『伊予万歳』『坊っちゃんのテーマ』ではない」ということが言えると思います。
2.曲の構成が同じ
時計の屋根が最初にせり上がっていって太鼓の音が流れたあと、次に時計の文字盤がくるりと回転してマドンナが登場します。
その後、音楽が始まるわけですが、その曲は大きく3つで構成されていることがわかります。
1曲目:「マドンナ脇の両扉が開いて赤シャツたちが現れてから、
底に潜んでいたおやじたちの楽しい入浴シーンにフォーカスされている間」の曲
2曲目:坊っちゃんと清の登場シーンで使われる、2回繰り返される同じフレーズ
3曲目:その後「出演者全員による共演」の時の曲
1曲目と3曲目をよく聴くと、2つの曲はそれぞれ同じメロディーであることが分かります。
このメロディーは、「伊予万歳」と「坊っちゃんのテーマ」の回では異なるものなので、1曲目と3曲目がすなわち「伊予万歳」「坊っちゃんのテーマ」の楽曲ということが言えます。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!