こんにちは、みちょるびんです♪
日本に一時帰国していた際、予定の合間を縫って1回だけ旅行する機会がありました。
寝台特急列車「サンライズ瀬戸」の予約が、奇跡的に取れたのです!(「道後温泉旅行!」)
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「常楽寺」の六角堂を塀越しに眺めながら、そのまま道なりに進むと、正面にある山の頂に、松山城の天守閣らしき屋根が見えました。
グーグルマップによると、その道の突き当りにある通りを左に折れてしばらく進めば、松山城まで運んでくれるロープウェーの乗り場があるはずでした。
まっすぐ奥まで道を歩いて行くと、目の前に長い石段が現れました。
ひょいと上に目をやると、立派な門構えの表門。
なにやら雰囲気のいい神社です。
せっかくなのでお参りしていくことにしました。
表門の奥にも石段が続いているがわかりましたが、さほど長くはないように感じられたので、階段を上り始めました。
が、途中で鳥居が現れ、まだまだその先には階段があって・・・・。
一体、どこまで続くのか!?
普段運動不足であるみちょるびんは、一瞬、弱腰になり、引き返したくなりました。
そんな時にちょうど、男の人が上から階段を下りて来る姿が見えたので、頂上はあとどれくらい先か?と訊いたところ、あともうちょっとだということだったので、頑張って最後まで上りました。
ネット情報によると、その石段はどうやら200段近くあったらしい☆
みちょるびんが住んでいる外国の、ちょっとした鐘楼よりも段数が多い!
階段を上り切ったところで、ようやく社殿が姿を見せました。
こちらも立派な造り。
由緒正しき、荘厳な印象を受けました。
何故だか、伊勢神宮を思い出しました。
それもそのはず、境内にあった看板に、以下の説明がありました。
御祭神は天照皇大神、豊受大神、天穂日命、菅原道真公、息長福玉命(松平松山藩祖久松定勝)など。
1823年、時の松平松山11代藩主が、藩祖である久松定勝を息長福玉命と称えて祀ったのがはじまりで、1840年12代藩主の代に社殿を造営し、東雲大明神と呼んで一藩祟敬の神社としたのだそう。
1880年には東雲神社と改称し、県社に列するも、1945年7月の松山空襲で、社殿など多くの建物が消失。
1971年、伊勢神宮の分社松山大神宮を奉遷し、1973年に神明造の社殿が完成、松山大神宮と東雲神社の神霊が合祀奉斎されたとのことでした。
「東雲神社」には、国弘作の短刀や、能面、能衣装などが所蔵されているらしい・・・。
なお、神明造は、伊勢神宮に代表されるもので、出雲大社に代表される大社造や住吉大社に代表される住吉造と共に、最も古い神社建築様式とされています。
なるほど、伊勢神宮が思い出されたわけだ!
「東雲神社」は、空気が澄んでいて、とても気持ちのいい場所でした。
がんばってお参りできて良かったです♪
あ、でも、お参りしたのは神無月だから、神様はお留守だった!?
さて、目指す松山城のロープウェー乗り場は、上って来た長い石段を下りたら、右手の方向にあるはずでした。
見ると、社殿の脇の方に、下の方に下って行く坂道がある―――。
坂はロープウェー乗り場と同じ方角に伸びていたし、元来た石段を下りて行くよりかはきっと、こちらの道の方が近道なのではないか!?
そう考え、坂を下ってみることにしました。
歩き始めるとすぐ左側に、切り立った急斜面の下を通る道を見下ろすことができました。
何人かの人が歩いている姿が確認されました。
その道は、左手にある麓から山の斜面を上るように右方向に一直線に伸びており、その登り口付近には、みちょるびんがくぐった鳥居とはまた別の鳥居が立っていました。
その道との合流地点まで下りて行ってみると、今度は、鳥居の坂道に並走するかのようにして行き交うリフトが頭上に現れました。リフトに乗って移動するお客さんもたくさんいました!
きっとこの鳥居の下の坂を伝って下れば、ロープウェー/リフト乗り場に行き着くのだろう。
頂の方角に視線を投げかけてみると、ちょっと上ったところに「城山公園」と称した看板が設置されていました。
ここ一帯の地図も記されており、みちょるびんが立っていたその場所は、ロープウェーのほぼ中間地点であることがわかりました。
「東雲神社」から少し下って来たとは言え、神社自体、結構な高い場所に立地していたわけで、せっかくあの高さまで長い石段を上ったことを思うと、ロープウェーに乗るためにまた下って行くのがなんだかシャクに感じられました。
だったら、このまま同じ距離を歩いて登ろう!
松山城には楽ちんなロープウェーの利用を考えていたので、すっかり予定が狂っちゃいましたが、汗だくになりながら、がんばって上りました。
意外に、歩いている人も多くて、ジョギングしている人もチラホラ見かけました。
松山城に続くこの坂道は、地元の人々のいい運動スポットになっているのかも知れません!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!