こんにちは、みちょるびんです♪
日本に一時帰国していた際、予定の合間を縫って1回だけ旅行する機会がありました。
寝台特急列車「サンライズ瀬戸」の予約が、奇跡的に取れたのです!(「道後温泉旅行!」)
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21:50、「サンライズ瀬戸・出雲」は予定とおり東京駅を発車しました。
列車がどこかの駅のホームに止まるたびに、向かいのホームで電車を待っているスーツ姿のおじさんたちと目が合いました。
こちらは、ベッドにだらしなく足を放り投げてくつろいでいますが、おじさんたちはまだこれからしばらく、ギュウギュウの電車に揺られなきゃならない・・・。
そんなギャップがちょっと愉快で、自然とニヤニヤが溢れ出てしまう。
皆が汗水流して働いている平日に、休暇を取って遊んでいる時のような、そんなウキウキに似た感覚です。
楽しーっ!!!
さて、「サンライズ瀬戸」は、終点の高松には、明朝7:27に到着する予定。
その1時間前の6:27には岡山で、併結運転されている「サンライズ出雲」との分離作業が行われることになる。
それは見学したいし、5:40過ぎの日の出も見たい。
となると、翌朝は、遅くとも5時半には起床したいところ。
その後に予定される観光のことを考えると、体力温存のため早く就寝していた方がいいので、みちょるびんはすぐに食事に取りかかることにしました。
その日は水曜日――映画の割引の日で、夕方は映画鑑賞をしていたので、夕飯はこれからでした。
昼飯が遅かったとは言え、さすがにその時間になると腹が減る。
みちょるびんは、外の景色を楽しみたかったので、部屋の電気を落として、暗闇の中でサンドイッチを頬張りました。
4年前に’上り’の「サンライズ出雲」に乗った時との大きな違いは、日が落ちてからの出発であるということ。
日のあるうちだったら、なお良かったろうとは思いましたが、それでも、背後に流れ去る夜の街を見ながらする食事は楽しいものでした。
食事を終えたら、歯ブラシ、紙コップ、洗顔フォーム、手ぬぐいを持って供用の洗面台に急ぎました。
混み合う前に洗顔などを済ませておきたいと思ったのです。
前回乗車した時の部屋は「デラックスシングル」で、シャワーカード付き。
シャワーも利用しましたが、今回は「ソロ」なので、シャワーを浴びたいのであれば乗車してすぐに券売機でシャワーカードを購入しなければならない。
シャワーカードのゲットは争奪戦だと聞いているし、シャワーを浴びるにはタオルだとか、それなりの準備も必要。
考えるといろいろと面倒だったし、翌日は、15時のチェックインの時間になれば、道後温泉でお湯に浸かれるわけなので、今回はシャワーを浴びる計画はしていませんでした。
途中、洗面台が見つけられなくて、ウロウロしていると、親切な若者が、まだ隣の車両を突っ切った先であることを教えてくれました。
なんか、こういうコミュニケーションも気持ちがいいよねぇ。
洗面台では、みちょるびんが一番乗りだったらしい。
顔を洗っている時に、ご夫婦らしきカップルがやってきて、少しお待たせすることになりましたが、先に使うことができたのでラッキーだった!
部屋に戻る前に、ついでに用を足して行こうとお手洗いに立ち寄りましたが、紙コップの置き場がなくて困りました。
何とか工夫しましたが、次回は紙コップの持参はやめようと思いました。
履いていたパンツにポケットがあったので、その他の小物類はポケットに収めることで事なきを得ました。
ところで、部屋は小さいとは言え、完全な個室なので安心しがちですが、着替えなどの時、ブラインドを下げることを忘れないようにしないといけない。
うっかり、そのまま洋服を脱ぎそうになり、危機一髪でした☆
しばらく部屋を暗くし、ベッドに横たわって夜空を見上げていました。
天井の高さまで窓があると、そういう楽しみがある。
上の階の部屋で良かった、改めて思いました。
だが、残念なことに、その日は雲が空を覆っていたのね・・・。
晴れていたら、ゆっくりと天然の天体ショーを楽しみたいところでしたが、疲れてもいたし、すぐにブラインドを下げました。
ブラインドを開けたまま、星を眺めながらそのまま眠りにつきたい・・・という願望があって、前回試したことがあったのですが、列車が駅を通過するたびに天井の光が目を刺して、想像以上に眩しいんだよね・・・、実は。
だから、ブラインドは素直に下げてから眠る態勢を整えました。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!