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道後温泉旅行!(3)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 日本に一時帰国していた際、予定の合間を縫って1回だけ旅行する機会がありました。
 寝台特急列車「サンライズ瀬戸」の予約が、奇跡的に取れたのです!(「道後温泉旅行!」)

~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆

 21:50、「サンライズ瀬戸・出雲」は予定とおり東京駅を発車しました。

 列車がどこかの駅のホームに止まるたびに、向かいのホームで電車を待っているスーツ姿のおじさんたちと目が合いました。

 こちらは、ベッドにだらしなく足を放り投げてくつろいでいますが、おじさんたちはまだこれからしばらく、ギュウギュウの電車に揺られなきゃならない・・・。
 そんなギャップがちょっと愉快で、自然とニヤニヤが溢れ出てしまう。
 皆が汗水流して働いている平日に、休暇を取って遊んでいる時のような、そんなウキウキに似た感覚です。
 楽しーっ!!!

 さて、「サンライズ瀬戸」は、終点の高松には、明朝7:27に到着する予定。
 その1時間前の6:27には岡山で、併結運転されている「サンライズ出雲」との分離作業が行われることになる。
 それは見学したいし、5:40過ぎの日の出も見たい。
 となると、翌朝は、遅くとも5時半には起床したいところ。

 その後に予定される観光のことを考えると、体力温存のため早く就寝していた方がいいので、みちょるびんはすぐに食事に取りかかることにしました。
 その日は水曜日――映画の割引の日で、夕方は映画鑑賞をしていたので、夕飯はこれからでした。

 昼飯が遅かったとは言え、さすがにその時間になると腹が減る。
 みちょるびんは、外の景色を楽しみたかったので、部屋の電気を落として、暗闇の中でサンドイッチを頬張りました。

 4年前に’上り’の「サンライズ出雲」に乗った時との大きな違いは、日が落ちてからの出発であるということ。
 日のあるうちだったら、なお良かったろうとは思いましたが、それでも、背後に流れ去る夜の街を見ながらする食事は楽しいものでした。

 食事を終えたら、歯ブラシ、紙コップ、洗顔フォーム、手ぬぐいを持って供用の洗面台に急ぎました。
 混み合う前に洗顔などを済ませておきたいと思ったのです。

 前回乗車した時の部屋は「デラックスシングル」で、シャワーカード付き。
 シャワーも利用しましたが、今回は「ソロ」なので、シャワーを浴びたいのであれば乗車してすぐに券売機でシャワーカードを購入しなければならない。
 シャワーカードのゲットは争奪戦だと聞いているし、シャワーを浴びるにはタオルだとか、それなりの準備も必要。
 考えるといろいろと面倒だったし、翌日は、15時のチェックインの時間になれば、道後温泉でお湯に浸かれるわけなので、今回はシャワーを浴びる計画はしていませんでした。

 途中、洗面台が見つけられなくて、ウロウロしていると、親切な若者が、まだ隣の車両を突っ切った先であることを教えてくれました。
 なんか、こういうコミュニケーションも気持ちがいいよねぇ。

 洗面台では、みちょるびんが一番乗りだったらしい。
 顔を洗っている時に、ご夫婦らしきカップルがやってきて、少しお待たせすることになりましたが、先に使うことができたのでラッキーだった!

 部屋に戻る前に、ついでに用を足して行こうとお手洗いに立ち寄りましたが、紙コップの置き場がなくて困りました。
 何とか工夫しましたが、次回は紙コップの持参はやめようと思いました。
 履いていたパンツにポケットがあったので、その他の小物類はポケットに収めることで事なきを得ました。

 ところで、部屋は小さいとは言え、完全な個室なので安心しがちですが、着替えなどの時、ブラインドを下げることを忘れないようにしないといけない。
 うっかり、そのまま洋服を脱ぎそうになり、危機一髪でした☆

 しばらく部屋を暗くし、ベッドに横たわって夜空を見上げていました。

 天井の高さまで窓があると、そういう楽しみがある。
 上の階の部屋で良かった、改めて思いました。

 だが、残念なことに、その日は雲が空を覆っていたのね・・・。
 晴れていたら、ゆっくりと天然の天体ショーを楽しみたいところでしたが、疲れてもいたし、すぐにブラインドを下げました。
 ブラインドを開けたまま、星を眺めながらそのまま眠りにつきたい・・・という願望があって、前回試したことがあったのですが、列車が駅を通過するたびに天井の光が目を刺して、想像以上に眩しいんだよね・・・、実は。

 だから、ブラインドは素直に下げてから眠る態勢を整えました。
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

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