旅行

計画づくし。Part Ⅹ

投稿日:2022年6月24日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです。

(まえがき)
 現在みちょるびんは、日本への一時帰国の準備をしているところです。
 友達には会いたいし、旅行もしたい、病院にも行かなきゃ。限られた本邦滞在中で、全ての欲求を満たすための日程を組むのは大変!

~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆~・~☆

 みちょるびんは外国で暮らしていて、近々、1ヶ月近く日本に一時帰国する予定です。
(「自称『カミングアウト』」)
 昨年の秋にも、一時帰国しましたが、あの時と今回では状況がかなり異なります。

 前回の時は、東京の感染者数が連日5,000人を超え、当時は過去最多とも言われるほど状況が悪化していました。
 また、非常事態宣言も発動され、飲食店は21時以降には閉店し、酒類のサーブもありませんでした。
 みちょるびんはその頃初めて「黙食」という言葉を耳にしましたが()、子供たちの給食の時間はおろか、大人も同僚との食事を控えるように職場から要請されているという話を聞きました。

 そして、外国からの帰国者に対しても神経質になっている向きがありました。

 現地を出発する前はもちろんのこと、当時は、本邦到着してからも空港でPCR検査を受け、陰性であることが確認されたことを条件に入国が許されましたが、その後更に厳格に14日間の自主隔離という‘クッション’も設けられていたので、自主隔離の要請期間が過ぎれば、理論上は「陰性が証明された」ということになりました。

 そうやって‘身の潔白が晴れる’という状況があっても、地域に溶け込んで生活している家族には、‘ご近所の厳しい目’というものがある。
 どこで誰が見ているかわからないという‘村社会’の中で平穏に暮らすには、周囲と足並みをそろえておいた方が良いわけです。
 大きなスーツケースをゴロゴロ引いている姿は、外国帰りであるということを言って歩いているようなものだから、そんなよそ者が家を出入りしているということをご近所には知られたくない・・・。
 みちょるびんは、自主隔離期間も含め、ほとんどの本邦滞在期間をホテル滞在にするという、異例の事態となったのでした。

 目に見えない脅威との戦いではありますし、自分や家族の生命は守らねばならない。
 自分が感染してしまったことで、大切な友人や同僚などの周囲に迷惑をかけることがあってはならないと考えるのは当然のこと。
 たとえ久しぶりの再会であったとしても、いつもなら必ず飲食を共にして近況を報告し合う仲であったとしても、それをはばからせる状況と環境があった―――。

 一時帰国を友人たちに知らせたところで、かえって皆に気を使わせるだけなので、みちょるびんはほぼ、誰にも公表しない格好で、一時帰国したのでした。

 これが、前回の一時帰国。

 しかし現在は、国によっても状況は異なりますが、みちょるびんが住む外国などでは規制が完全に撤廃されている状況。
 日本でも、今月10日から訪日外国人観光客の受け入れを再開することになりました。
 当面は旅程を管理しやすい添乗員同行のパッケージツアーに限定するということのようですが、人の往来が本格的に始まることになります。

 前回の状況からはかなり改善されたので、会いたい人には会える自由がある。
 ありがたいことです。

 ただ―――。

 今度はどこまで声をかけるか・・・というところが難しい。

 みちょるびんが旅行に出かけようとしている期間が長いというところにも原因がありますが、家族とのために確保していた時間が、少しずつ、友人たちとの約束で侵食されていっている・・・。

 会いたいから約束をアレンジしているわけなので、こんな言い方はヘンですが、だけどキリがないことも確か。

 ちょうど、同じく一時帰国する友人と話をしていたところ、友人は自分からは会いに行かず、皆に会いに来させるスタイルなのだということでした。
 友人にはご自宅という本邦滞在の要となる‘基盤’があり、基本的にはそこに留まることになるのだそう。
 だから、一時帰国の通知を皆にするだけで、皆がそれぞれ都合のいい日時を照会してくるので、自分は申し出のあった日時の予定を確認すればいいのだとか。

 なるほど、そういうやり方もあるのかと感心しました。

 みちょるびんの場合、個々にピンポイントで「この日時は空いているか?」とこちらからラブコールを送って日程を埋めていくという方式。
 友人は、その逆ということですからね。
 これだと「あの人には声をかけられなかった・・・」という罪悪感は生じずに済みそう。

 ただなー、みちょるびんのように、旅行もしたいし、地方の友人にも会いたいし、実家にも帰らなきゃだし・・・と、移動が多い場合、先にこちらの日程を確定させておかないと、収拾がつかなくなるということが十分に考えられる。

 そういえば昔、海外赴任が決まって、皆にそれを話したところ、別れを惜しんでくれる友人たちとの約束が昼も夜もどんどん入ってしまって、身動きが取れなくなり、出発の準備が一向に進まず困った・・・ということがあったことを思い出しました☆

 だから、自分主導で日程を決めようって思ったんだった!

 一長一短。
 難しいものですね。

                             以上、みちょるびんでした!

(※)「チェ・黙食!」(チェ

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