ハプニング 旅行

見極めが大事。(3)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 「旅行は、予期せぬ出来事を楽しむイベントではないか」と、昨日の記事「見極めが大事。(2)」で書きました。

 偶然出会った人と親しく会話したり、地元の人に教わったレストランで食事したり、穴場的な観光スポットに出かけたり・・・。
 旅行ではそういった偶発的な出来事が楽しかったりもして、実はそれこそがその旅の印象をグッといいものに変えてくれるということは良くあることです。
 また、そういう偶然の出会いを「ラッキー♪」という風に受け止めることで、それがより個人的で特別な思い出に昇華されていく・・・。
 そうなるとますます、旅先において予期せぬ新しい出会いを求めたくなるのかも知れません!

 最近、みちょるびんは、海外旅行中に起こった未だ未解決の古い失踪事件を扱ったyoutube動画を2つ観ました―――。

 失踪された方はいずれも若いお嬢さんで、一人旅。
 失踪したと思われるその日の足取りがつかめていなくて、捜査が難航しているといったことのようでした。
 確かに、予定されていなかった行動の中で起こったことなのではないか・・・というフシがあります。
 2件とも、荷物が宿泊先に置きっぱなしで、軽装で出かけているというところが特徴です。

 防寒対策等をし、ガイドブックなどが入ったリュックを背負って「よし、(これから観光に)出かけるぞ!」というスタイルで外出したのではなく、例えば、近所に買い物に行くだけだから気軽に出かけた・・・といった感じなんですよね・・・。
 そう言えば、別の動画で観た、日本で失踪したという外国人旅行者も、同じパターンでした。
 やっぱり、その人も女性の一人旅で、軽装で外出したまま行方が分からなくなっている。

 すぐそこだから・・・という気安さの中に起こった予期せぬ出来事だったのでしょうか・・・。
 残されたご家族やご友人のお気持ちを考えるといたたまれないし、早く解決してほしいと願います。

 考えてみると、旅先では特に「知らない人からものをもらってはいけない」っていうのは、鉄則なのかも知れません。
 奢ってもらった飲み物に、実は睡眠薬が混入されていて、気づいたら身ぐるみ剝がされていた・・・という話もよく耳にします。
 モノを盗られるだけで済まされないことだってありますから、余計に怖い。

 旅先での素敵な出会いだと思っていても、このように状況が暗転することもある。
 いい人だと信じただけに、悲しいよね・・・。
 前述の失踪した女性のうちの一人も、モノを受け取ってしまった手前、相手の誘いを断れず、しばらくその人物と一緒に行動を共にせざるを得なくなった・・・という経験があったようです。

 モノをもらうと、心理的に立場が弱くなるっていうことなんでしょうかね・・・??
 「申し訳ない」っていう気持ちが働き、もらった相手に対して強い態度がとれなくなってしまうのかも知れません。

 みちょるびんも、よくよく考えてみると、知らない人からものをもらって食べたり飲んだりしていたわ―――。

 例えば、そう、赤福の「竹流し」!(「『活動的』且つ『計画的』一例。(10)」)

 伊勢で出会った、同じく一人旅の女の人に「一人で食べ切れないから・・・」ってお裾分けしてもらったのでした。
 でもさすがに、これは、疑わないよね!?
 整理券をもらわなきゃゲットできないくらい貴重な「朔日餅」をエサに、旅人を釣ろうだなんて、手が込んでいる。

 いや、悪い人間はたくさんいるのだから、絶対にそれはあり得ない・・・という油断が、大敵なんだとは思うけれど。
 だけど、あの女の人は、感じのいい人だったからこそ「じゃぁ、途中までご一緒しましょう」っていう展開になったのだし、その流れの中で、いただいた「竹流し」でした。
 みちょるびんは女性の親切心がうれしかったし、素直に受け取ったんですよね。

 まぁでも確かに、サイコパス的な人も世の中にはいて、悪い目的を持って行動しているケースがあることを考えれば、悪者はそういう風に自然な形で近づいてくるということもあるのかも知れない・・・。

 いや、でも、本当にいい人だったんだもん!
 何事もなかったということがそれを証明してくれている!!

 「『竹流し』をいただけたのがラッキー」だったんじゃなくて、「その女性がいい人でラッキー」だったってことですね。

 そういえば、全く知らないおじさんに、飲み物をご馳走になったことがあったんだった!

 まだ20代と若い日本人女子二人とみちょるびんが、地元(外国の)のバーガーショップでおしゃべりしながらハンバーガーをほおばっていた時のこと。
 店員さんがいきなりドリンク3つをテーブルに運んできました。
 「注文していませんよ?」と言うと「あちらの男性からです」的なことを言われました。

 その‘あちらの男性’は、既に席を立ったあと(超スマート♡)。
 言われてみると、あの席に男性が一人いたなぁ・・・っていう記憶がうっすらとありました。
 まるでドラマのようなその粋な計らいに、3人でキャッキャしながらドリンクをいただいたことがあります。

 通い慣れた地元のバーガーショップだったし、こっちは3人だったし、おいしかったし!

  「何事も、見極めが大事!」と言いたいところだけど、見極めもなにも、緊張感ゼロっていうところがねー・・・。

 まぁ、たぶん、口にして「危険」か「危険じゃないか」を、直感的に判断していたんだと思います。

                             以上、みちょるびんでした!

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