こんにちは、みちょるびんです。
先日、いつものように、お昼休みに帰宅すべく、小学校の脇の道を通りました。
すると、遠くの方の道端に、大きな物体が落ちているのが見えました。
あれは、どう考えても‘落し物’(「落し物。」)。
だけどそれは、みちょるびんが普段よく見かけるものとは異なり、超特大サイズ。
遠くからでも確認できるほどです。
きっと、元の持ち主は、お馬様であるに違いない―――。
当地では、たまに、何でもない日に、馬にまたがった警察官――騎馬警官――を見かけることがあります。
昔、スウェーデンを旅行した時も、パレードか何かをやっていた時でしたが、見たことがありました。
だから、「外国ではそういうものなんだろう」と思って、これまであまり気には留めていませんでしたが、日本人にとっては珍しい光景であることは確か。
今回気になって、ちょっとネット(ウィキペディア)で調べてみたところ、馬には自動車やオートバイにはない特長・利点があるのだそうで、今もなお、多くの国の警察にとって、馬は欠かせない装備の一つになっているのだとか。
例えば、群衆をコントロールせねばならないような場面では、すぐれた心理的効果を発揮することで知られているらしい。
馬は車両ほどの速度は出せないものの、柔軟な動きをすることができ、車両では進入困難な路地でも、馬であれば、歩行者や他の車両を馬自身の判断で避けて通ることが可能。
また、人が歩くほどの低速での移動も簡単。
馬に乗っていれば、人の背丈よりも高い位置から周囲を見渡すことができるため、群衆を誘導しなければならない場合は、馬の大きな体躯を活かして群集に一定の流れを作り出すことなどもできるのだとか。
万が一に群集が暴徒化してしまったとしても、警察車両に対しては容赦なく破壊行為を行う暴徒も、生き物たる馬に対しては、直接的な危害を加えることは稀なのだそうで、言わば、馬が抑止力となってくれることもあるのだそうです。
その他、馬がただ立って尻尾を揺らしているだけで、癒される♡、という考えも♪
なるほどね、お馬様にはそんな効力があったとは!
面白い!!
それに、車両が進入禁止の場所でのパトロールにおいても、馬が活躍している・・・ということは、容易に想像できることです☆
確かに、みちょるびんが利用している小学校脇の歩道は、車両進入が禁止のゾーン。
距離としては短い通りですが、ここは騎馬警官だからこそ、パトロールが可能というエリアになる!
さて、そんな重要な任務を担うお馬様だって、生き物。
生理現象は避けられないし、ついつい粗相してしまうことだってあるでしょう。
お馬様に乗っておいでの警官の方は、常に高い位置から周囲を見回してはいるものの、さすがに後ろを振り返ることはしないのか・・・??
仮に‘落し物’に気がついたとしても、わざわざ馬から下りたり、再度またがったり・・・なんて面倒なこと、そうそうヤンないのかも知れないね。
第一、その回収作業の最中に、ふいに背後から敵に襲われないとも限らない。
無用意に、回収できないという事情もあるのかも知れない。
お馬様の場合、どれくらいの頻度で生理現象をもよおされるものなんでしょうかね・・・?
調べてみたところ、健常なら2~5時間ということでした☆
みちょるびんの住んでいる街は小さいので、5時間もの長い間、お馬様がパトロールするようなところはない(たぶん?)。
だから今回は、その短い任務遂行の間に、たまたま当たっちゃったってことだったんだろう。
さて、昼食を終えた後、みちょるびんが同じ場所を通った時は、まだその場に’落し物’は放置されたままで、しかも、一部の塊が遠くに移動していました。
それに気づかずに蹴散らしてしまった不幸な人がいたことが推測される・・・。
かなりの存在感なので、気づかないことの方がミラクルですが、小学校のかわいい子供たちに気を取られたりしていると、ヤッちゃうってこともあるのかも!?
その後、5時間ほどが経過して、みちょるびんが帰宅のために再びその道を通ろうとしたら、あの’落し物’は跡形もなくきれいに消えていました。
奇特な街の住人が始末してくれたのか・・・??
だけど、お犬様の手のひらサイズとはわけが違う。
余程の技術がないと、こんなにきれいに撤去することは難しそうです。
あるいは―――。
騎馬警官の通った後の道を、時間差でパトロールする‘特別パトロールチーム’が編成されていたりして!?
このチームは、5kgの重さに耐えられる頑丈で大きな袋とスコップを常に携帯。
頑固な汚れを洗い流す必要がある場合のために、近場から水を供給するための長いホースやデッキブラシも携行している。
だけど、それだったら、最初からこのチームの人がパトロールすればいいじゃん!?ってことにもなりそうです。
‘特別パトロールチーム’の編成は、二重のコストということになり、市民の非難の的になるかも・・・。
ならば、‘遺失物回収特殊部隊’なる秘密部隊はどうかな!?
騎馬警官からの連絡を受けた時にのみ、同特殊部隊が出動するっていうパターン。
「ルートAのB地点において‘落し物’発生! ‘遺失物回収特殊部隊’、至急急行せよ!!」なんて指令が本部から入って、‘遺失物回収特殊部隊’が回収に駆けつけるです。
本部での待機だと、それだけで時給が発生するという心配があるが、通常、この部隊は他の業務に従事しているから大丈夫!
なーんてね。
いろんな妄想が膨らみます。
だけど本当に、住人の善意だけでは難しいところもあるかも知れないなー。
騎馬警官が通るたびに、’落し物’をされていたんじゃ、憎しみも募る一方。
いつの日か、その恨みが爆発するってことにもなりかねない!?
街の安全を守るためには、住民が気持ちよく暮らしていくためには、‘落し物’対策も講じなければならないだろう。
そうなると案外、‘遺失物回収特殊部隊’の存在も、さほど的外れな空想ではなかったりして!?
以上、みちょるびんでした!