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考察:その人物恐怖症。

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 こんにちは、みちょるびんです。

 みちょるびんには、知っている人の中に「怖い」と思ってしまう人がいます。
 なぜだかわからないのですがその人に対して「怖い」という感情を抱いており、逆らえないと思っている。
 その人と話をしている時もちょっと緊張していて、遠慮してしまっているところがある。

 こういった苦手意識は格好悪いし、外に出さないようにしていたつもりなのですが、場の空気を読むのに長けている後輩にはバレバレだったようで「しっかりしてください!」と発破をかけられました。
 心置けない仲の良い友人に対しては「だって(その人のことが)怖いんだもん」ということを口癖のようにしてボヤいている自分がいる・・・。

 これはもう、自他ともに認める「その人物恐怖症」なんだと思う☆

 どうしてみちょるびんは‘その人’のことが怖いのか、この際、いい機会なので考えてみたいと思います。
 ここから先は‘その人物’のことを「対象者」と呼ぶことにします。

 その「対象者」は頭が切れ、弁が立つという特徴があります。
 その豊富な知識から、その人の判断はいつもベスト・チョイスであるという印象を他者に与える。
 だから「対象者」が言うことは常に正しく、反対に「対象者」と異なる意見の者はナンセンスという方程式が自然とできあがる。

 ストイックで理想が高く、中途半端な状態を許さないという厳格さもある。
 服装・持ち物、髪型などに乱れがなく、いつも素敵でパーフェクト。
 きっと家の調度品も、こだわりを持っておいでなのだろうということが想像させるし、家の中は常にピカピカ、掃除も行き届いているに違いない。
 料理好きを公言しており――料理好きを公言する人で、作る料理がマズイ人はいないので――きっと、いつもおしゃれでうまいもんをチャチャッと時間をかけずに作っているのだろう。

 一言で言うと「‘スキ’がない人」と表現できるかも知れない。

 例えば、海外生活に不慣れだったり、あるいは保守的な性格だったりすると、現地のヘアサロンの門を叩くことは勇気がいる。
 だから女子なんかは、海外滞在中、超ロングヘアになりがち。
 だけど「対象者」はこなれていて、当地に引っ越してきて1ヶ月もしないうちにヘアサロンを開拓。
 白髪なんて見たことがないし、髪は常に艶やかな美しさをキープしている。
 つまり、野暮ったさのカケラもない。

 たまに‘お偉いさん’の、「さすが、対象者さん!」と賞する声を耳にすることがある。
 この「さすが」をヒトに思わせる時って、‘その対象となるもの’に対して、以前より一定の評価が存在するということを示しているし、だからこそ、その期待を裏切らない‘その対象となるもの’に対して、改めて感嘆するんだと思います。
 経験豊かな‘お偉いさん’をそんな風に「さすが」と思わしめるって、相当なことだと思うし、「対象者」はその‘お偉いさん’の中にあっても、揺るぎのない確固たる信頼を獲得しているんだと思う。

 みちょるびんが「対象者」を怖いと思ってしまう理由は、みちょるびんが職場で覆っている、薄っぺらい仮面の正体を「対象者」に見破られそうだから・・・なのかも知れない。

 いくら賢そうに振る舞ってみても、話をすれば学識のなさは露呈されるものだし、そもそも自分でもそっち方面に自信がない。
 仕事熱心な雰囲気を醸し出してはいるが、「仕事イヤイヤ病」を発症して長いし、勤労意欲もない(「仕事イヤイヤ期」)。
 また、秘密裡に行っているブログ活動のための「朝活」の影響で、みちょるびんはいつもバタバタと時間に余裕がない。
 本当に時間がない時は、出勤するための支度の工程を箸折ったりもするほどで、外で戦うのにベストな状態を作れない自分がいる(「ぎりセーフ!!」)。
 そんな時は当然、気持ちが消極的になってしまう。
 家の掃除の話なんかを聞いていても、後ろめたく感じることばかりで、とてもじゃないがニコニコと話題になど参戦できない。

 その上、こちらも常に柔軟な対応を心掛けるようにしているところがあるから、要求されるとつい抵抗できずに「Yes」と言ってしまう。
 つらつら理詰めで攻められると「Yes」となる。
 みちょるびんも「さすが、対象者!」と思わせる状況を構成している要員の一人なのかも知れない。
 他の人に対しては強気に出れるくせに、「対象者」からは押されっぱなし。
 ふにゃふにゃと「対象者」に屈している自分もイヤ。

 「対象者」と一緒にいると、自分の弱さばかりが目につくことになる。
 だから、怖いって思ってしまう―――。

 かくいうみちょるびんも、実は、学生時代などの若い頃、周囲の人たちに「怖い」と言われたことがありました。
 思い起こすと、それは「演劇部(部活)」時代だったように思う。

 あの頃は自信があって、自分が常に正しいと信じていた。
 たぶん、今に比べると記憶力もよくて、頭も口もキレッキレ、ヒトを従わせていた。
 それに何より、ストイックだったと思う。
 当時のみちょるびんの世界の中心には「演劇」という部活動があり、常に、いい作品にしたいという情熱があった。
 当てにならない幽霊部員は首を切って人員整理したし、完璧を目指していた。
 自分が「演出」した回は、何度も、納得がいくまで、演者に繰り返し演技をさせるということもしていた。

 全ては、よりよい作品を作るため・・・―――。

 こうやって見ると、あの頃のみちょるびんは、みちょるびんが怖いと思っている「対象者」に共通するところが多いかも知れない。

 それにしても、不思議なのは「対象者」を取り巻く全員が全員、みちょるびんのように「対象者」のことを怖がっているわけではないっていうこと。
 それにみちょるびん自身、同じ人間であるにもかかわらず、その時代によっては「怖い」と思われないこともある・・・。

 この違いってナンなんだろうね!?
 更なる考察が必要。

                             以上、みちょるびんでした!

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