こんにちは、みちょるびんです♪
後輩ちゃんとのパリ観光を終えたあと。
空港の手荷物保安検査場での出来事です―――。
みちょるびんと後輩ちゃんは、X線手荷物検査装置のところで、列を違えることになりました。
みちょるびんは普段とおりにトレイに自分の荷物を乗せ、X線検査装置に送り込みました。
そして自分自身は金属探知機をくぐり、難なくパス。
うしろを振り返ると、後輩ちゃんはまだ、金属探知機の順番待ちをしてるところでした。
みちょるびんは、ローラー・コンベアの前で待機。
X線検査装置から出てくるトレイを待ちました。
X線検査装置の開口部には、ピラピラとすだれ状になったX線遮蔽カーテンがついている。
そこからトレイが吐き出されてくるので、カーテンのところを一点、見守っていました。
しばらく待っていたところ、何やらカーディガンらしきもの単体がコンベアに乗ってカーテンの間から姿を現しました。
そしてそのまま開口部を出てすぐのところにあるローラー・コンベアの境に巻き込まれていくのが見えました。
それが原因でトレイの進行に乱れが生じ、渋滞を起こすことに。
カーディガンの持ち主と思われる女性が、係員に告げ、気づいた係員がカーディガンをローラーから取り除こうとしました。
しかし、完全にからまってしまっており、なかなかとれない。
終いには男性係員が検査装置の上に乗っかって、カーディガンの救出作業を行うことになりました。
救出に際し、カーディガンはびよーんと結構な力で引っ張り上げられることになり、生地のダメージが心配されました・・・。
さて、全ては正常な状態に戻り、トレイは順調にX線検査装置から出てきました。
が、そのカーディガン巻き込み事故以降のトレイは全て、軌道を逸れ、続々と係員が待機する再検査のレーンに回されていきました。
当然、みちょるびんのトレイも・・・。
ええええっ!
次々にトレイが再検査に送られるので、長蛇の列。
これ、全部、検査が終わるのを待たなきゃならないの!?
後輩ちゃんの姿を探すと、とっくの昔に検査を終え、少し外れたところで涼しい顔をしてみちょるびんを待っていました。
なんでみちょるびんだけ!?
腹立たしいけど、荷物を返してもらうのを待つより他ありません。
結構、待たされました(- - ☆)。
ようやくみちょるびんの荷物の番になり、透明シールドの向こう側にいる係員の人に「これはお前のか?」とジェスチャーで訊かれたので、そうだと回答。
トレイがどこかに運ばれていくのが見えましたが、そこから先を見失ってしまいました!
てっきり係員が細部を検査しているのだろうと思い、反対側の方に回り込んでみましたが、みちょるびんの荷物は見当たらない・・・。
焦りながらもう一度、最初のレーンに戻ってみると、みちょるびんの荷物がローラー・コンベアーの上に放置されていました・・・。
単に改めてX線検査装置にかけられただけだったよう☆
なんだよ、やっぱり問題なかったんじゃん!
完全にもらい事故でした!!
それにしても、保安検査でモノがローラーに巻き込まれるだなんてこと、あるんですね・・・。
荷物はトレイからはみ出さないように慎重に乗せなければなりません!
もしかするとローラーに巻き込まれてしまったカーディガンは、バッグなどの荷物の上に軽く置かれた状態だったのかもしれない?
それで、検査装置のカーテンを通る時に、カーテンにかすり取られるような形でトレイの外に放り出されてしまい、結果、ローラに巻き込まれることになったのかも・・・??
この一件で、たまっていた旅の疲れが一気に噴き出した感じ。
戻ってきた自分の荷物――斜め掛けバッグとボストンバッグをたすき掛けするようにして再び担ぎ(「異なる旅のスタイル。」)、後輩ちゃんのところに行ってみると、後輩ちゃんは待ちくたびれてべンチに腰掛けていました。
いやぁ、ホント疲れた・・・。
ところで、翌日、別の友人にこの出来事を話したところ、実はその友人も一度、カーディディガンがローラーに巻き込まれたことがあったのだそう。
身近なところに被害者がいたとは!
急がなきゃ!という気持ちから焦って、トレイの荷物をてんこ盛りにしてしまい、起こった悲劇だと話していました。
とは言え、すぐに救出されたから問題はなかったそうなので、良かった。
これからはみちょるびんも気をつけよう!!
以上、みちょるびんでした!