ハプニング

神隠し!?(その2 )

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 こんにちは、みちょるびんです。

 みちょるびんは、現在、外国で暮らしています! (「続、自称『カミングアウト』」)。

 海外暮らしをしてみて初めてわかる、日本の良さ♪
 日本は、24時間営業のコンビニがいたるところに点在しており、お弁当やお惣菜、パンだってあるから、いつだって食べ物が調達できるという環境、とても便利です。

 それに対して当地では、24時間営業のスーパーがあるわけではないし、それどころか、スーパーは日曜日の営業はしていません☆
 だから、食材などの購入は土曜日までに完了しておかないと、日曜日に食いっぱぐれる危険すらある・・・。

 まぁ、実際には、米なんかは常備しているので、全く何も食べるものがないという状況は、余程のことがない限りは起こりませんが、野菜や果物、卵などは、買いそびれたら翌週月曜日まで待たなければならないということは確かです。

 そして、自分の腹に収まるまでの間には、「自分で調理しないといけない」というステップが入る―――。

 そういういう環境だと、頼りになるのはやっぱり「ご飯」。
 せめて、ご飯だけでも、いつでもチンして食べられるように常備されていれば、心はいつも平穏でいられるわけです。
 疲れて、何も作りたくない時でも、ご飯があるというだけで、こんなに心強いことはない!

 そんなわけで、みちょるびんには、できる限りご飯のストックを切らさないようにしたいという願望があります。
 だけど平日は、そのご飯すら炊くのが面倒・・・というくらい、食欲よりも疲労の方が勝っている場合が多い・・・。
 つまり、なかなか、ご飯すら炊けないという状況があります。

 みちょるびんが持っている炊飯器は一人用で、3合がマックス―――。

 以前は、1合炊いて、1、2日で食べ切るということをしていましたが、「冷凍」という優れた保存法に出会ってからは、一気に3合炊くようになりました。
 実は以前のみちょるびんは「ご飯の冷凍保存」ということに懐疑的で、味が落ちるということを恐れ、すぐに食べきる量しか炊かないというこだわり派だったんです。
 だけど、それだと頻繁に炊かなきゃならず、大変。
 それで、世の人々がやっているという「冷凍保存」にようやく着手し、目からうろこの新境地を得たのでした。

 ここでも、みちょるびんは、自分の妙な「食わず嫌い」的な傾向のせいで、世間ではとっくの昔に「冷凍保存」と「電子レンジ」の二刀流が浸透していたというのに、出遅れていたわけです(「『食わず嫌い』的傾向。」)。

 またみちょるびんは、以前は、1回につき半合の量を食べていました―――。

 おかずがあれば、それくらいペロリなわけですが、途中から、一般的に言うところの「ご飯茶碗一杯」よりも、摂取量が多いのかもしれないということに気づき、1合を3等分にして食べるように変更しました。
 だから、3合炊けば9食分のご飯のストックができるわけです。
 6食分では、昼と夜にご飯を食べていれば3日で消費してしまい、週の途中にまた‘ご飯難民’になってしまう。
 だけど、9食分であれば、かろうじてその週は乗り切ることができ、心の安らぎが得られる。

 「3合炊いて9食保存」というスタイルの確立でした―――!!

 ただ、やっぱり、ご飯を炊くということは面倒・・・(!)。

 「どんだけ、ずぼらなんだ!?」と思われそうですが、「水の準備」ということも、実はお米を炊くハードルを上げる要因なんです。

 当地では幸い、水道水の飲用は可能ですが、他方で石灰が多いという問題があります。
 従って、一般家庭では、水を浄水ポットでろ過するという一手間が必要となってくる。

 そんな中、みちょるびんは以前は、お米を研ぐ時は水道水を使い、浄水ポットの水はお米を炊く時だけに使うという二段階方式を採用していました。
 研ぐ時にまで浄水ポットの水を使うとなると、大量の水が必要となり、その分、予めポットで水をろ過しておかなきゃならないわけだから、時間もかかる。
 お米を研ぐという工程が更に長くなることになります。

 どうせ捨てる水なのだから、研ぐのは水道水で十分という考えは、合理的なように思われました。
 ところが、二十代のしっかり者の同僚によると、お米は、研いでいる間にも既に水を吸ってしまっているため、むしろ米を研ぐ時こそ、‘水’が大事という。
 その豆知識を教わってからというもの、「研ぐのも浄水ポットの水」を使うというルールがみちょるびんの中にもできあがってしまいました。

 ご飯が炊きあがってからは、10分間蒸らす時間を設け、9つのタッパに小分けしてからも、すぐに冷凍庫に放り込むわけにはいかないため、荒熱が取れるのを待つ―――。

 なかなか、ご飯が出来上がるまで、道のりが長いわけです。

 そんな風にして、出来上がったご飯は大変貴重。
 精神の安定にもつながり、ヘトヘトに疲れた仕事帰りに、今日は何を食べようと思いを巡らせるときに、「ご飯がある!」と思うと、パァ~ッと目の前が明るくなるわけです。

 先日、冷凍庫を開けた時に、いつもの定位置にタッパが見当たらなず、それはストックしていた「ご飯」の終わりを告げていました。

 週のど真ん中の平日。
 ご飯を炊くというところまで体力的に行きつくことができないみちょるびんは、仕方がないので、パンやヌードルを食べたり、中華料理等をテイクアウトしてきたりするなどして凌ぎました。

 ようやく、週末に、重い腰を上げ、ご飯を炊くことにしたのですが、いざ、小分け用のタッパを配置してみると、9つあるはずのものが7つしかない。
 洗い忘れてどこかに放置してしまっていたかと探しましたが、やっぱりない。

 不審に思い、冷凍庫を開けて改めて確認してみたところ、中に2つありました。
 ちゃんと、定位置に。
 しかも、中身も入っていて・・・。

 ねぇ、これって、どういうことなんでしょうか?

 だって、なかったから、みちょるびんは、別のものを食べてその場を凌いでいたんですよ!?

 こんな風にですね、みちょるびんの周囲では、不可解な「神隠し」が頻繁に起こる・・・。
 そんなお話でした☆

                             以上、みちょるびんでした!

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