こんにちは、みちょるびんです♪
休日の昼下がり。
別の電車に乗り換える必要があり、みちょるびんはある駅で下車しました。
乗換案内によれば、ホームの向かい側に接続列車が到着しているはずでした。
駅に着いてみると、確かに向かいには電車が止まっていました。
だけど、何か様子がおかしい・・・。
こんな風に電車の接続がいい場合、先行列車は乗客の乗り換えが終了次第、発車することが多い。
だけどその電車はすぐに発車する感じではなかったというか、列車から降りてホームを歩き回る人などが見られました。
発車までに時間があるからホームを移動している・・・といった雰囲気ではなく、どこか騒然とした、そんな印象を受けました。
停車している電車に近づいてみると、車両の側面に表示された行先が、想定しているものと違っていることがわかりました。
どうやら、前に到着した列車が出発せずにそのまま停車しているらしい・・・。
予定ではとにかく、みちょるびんが乗りたい電車はホームの向かい側に到着するはずなので、みちょるびんはそのままホームドアの近くで待機することにしました。
電車の扉は開いていて、乗車口付近には、数人の人だかりができていました。
整列もせず、車両の中を伺っている様子。
その時、「お客様の中に非番の警察官はいませんか?」という声が聞こえました。
驚いてそちらの方に目を向けると、1つ右隣の扉付近に一人の男性がいて、自分の携帯電話を口にあててブツブツと呟いている姿がありました。
隣の扉から車両に乗り込んでみたり、また出て来たり。少し興奮した様子で、なんとも怪しい動き。
よくドラマで、機内に急病人が出た時などに、他の乗客に向かって問いかけるシーンがありますが、彼が口にしたのはお医者さんではなく、警察―――。
一瞬、何か事件でも起きたのか!?と思いました。
しかし、おそらく彼は、駅の関係者ではないんだと思う。
車両の中には駅員さんがいるのが見えたし、本当に警察官が必要であれば駅員さんが呼ぶに違いないのだ。
その異様な雰囲気から、みちょるびんはまさか中でヒトが亡くなってなんていないよね・・・!?と思い、急に怖くなりました。
惨状だったら見たくないのだけれど、駅員さんの様子から電車はまだ動きそうにないし、こうして待ってなきゃいけないのなら、何が起こっているのか知りたいと思いました・・・。
恐る恐る、電車の中を覗いてみると、ちらりと、床にうつ伏せに倒れている女の人の上半身が見えました。
そして床を染めている赤い血も―――。
それから間もなく、その女性はそばにいた駅員さんたちに抱えられるようにして、列車の外に連れられてきました。
ほおには血がついているのが見えました。
気がつくと、ホームドアのそばに車椅子が置いてありました。
でもそれを持ってきたと思われる駅員さんはただ突っ立って中の様子を見ているだけで、車いすのことは忘れている様子。
みちょるびんの隣にいた人が見かねて、出て来た女性が座りやすいようにと、車椅子を女性の方に向けました。
みちょるびんも、放置された車椅子のことが気になってはいたのだけど、とっさに体が動かなかった・・・。
女性は、気が動転しているのか、周囲が促しても車椅子に座ろうとせず、ようやく腰掛けたかと思ってもまたすぐに立ち上がろうとしては制される・・・の繰り返し。
たまたま電車に居合わせただけと思われる、一緒に電車から降りて来た女の人が、彼女の顔を覗き込むようにしながら「名前は言えますか?」と、何度も声をかけるのだけど、座ったあとも何かを探しているような素振りで、足元をキョロキョロ見回すなど、まるで落ち着きがありませんでした。
ご本人も、状況的に驚いて、錯乱しているっていうことなのかも知れない・・・?
それにしても、あの床の血はどこからきたものなのか。
女性の口の周りや服の前が汚れているようには見えなかったので、吐血ではなさそう。
仮に床に倒れたのだとしても、体のどこかをぶつけただけで、あんなに血が出てくるものなのか!? 第三者の介入――殴打するなど――以外で流血するような原因がみちょるびんには思いつきませんでした。
でも、犯罪ということになれば警察が駆けつけていてもおかしくないわけだし、呼んだ様子もない。
一体全体何が起こったのか、皆目見当がつきませんでした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!