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映画『ウェスト・サイド物語』!(Part Ⅱ)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 このところ、ブログの記事を「ノープラン方式」ではなく、昔の日記から選んでいるみちょるびん。
 当「ぷぷっ・ピィ・DO」初期の頃の方式に回帰しています。

 書きたい「テーマ」がすぐに思い浮かばなのはいつものことではありますが(「生みの苦しみ」)、日記を読み返していて、昔を懐かしみ、日記として残していてよかったなぁとつくづく思っている。
 だからまた、当時に体験した出来事(日記)を紹介したいという欲求が高まってきています。

 読んでいるのはちょうど、「宝石鑑別」の一発合格を目指して毎土曜日学校に通い、実習に励んでいたあの頃の日記。
 最終試験を受け、「合格」を言い渡された日の日記もありましたが、読んでいるとあの時の感情が蘇り、また目頭が熱くなってしまいました☆

 こんな風に、何度でも、あの時の感動を味わえるのだから、日記ってすごいね!

 あの特別な日の日記を紹介したいのは山々なのですが、それまでの苦労があってこその感動シーンであり、その日1日だけを紹介したところで、みちょるびんの喜びは伝わらないだろうという思いもある。
 それに、みちょるびんにとっては大切な‘人生最高の日’とも呼べる日の日記でもあるので、もっとドラマティックに‘演出’すべきでは?と、出し渋っているところもあります。
 てへ☆

 初期の頃の記事「仕事イヤイヤ期」で、軽く、みちょるびんの’仕事イヤイヤ病’の発症時期を紹介していますが、この頃の日記――「宝石鑑別」のディプロマ取得までの道のり、合格後の新しい目標「ジュエリーCAD」(キャド:コンピューターを使って3Dデザイン画を作成する)の勉強――は「第二次仕事イヤイヤ期」にあたります。

 「第一次仕事イヤイヤ期」は即興ダンスに熱中していた時代で、159回まで続いており、その量に自分でも感心する。――が、若干、尻切れトンボ気味に「ノープラン方式」に移行した感もなきにしもあらず・・・。
 まぁ、ここはみちょるびんの遊び場「秘密基地」なのであり、自由に書いていいのですけどね! (「秘密基地なのだ。」)。

 また日記の紹介――「第二次仕事イヤイヤ期」を始めようかなぁ。
 1年間で190本の映画を映画館で鑑賞した時代でもあって、映画の感想などもたくさん綴られているし(こちらの方は、かなり乱暴で、中途半端な内容ではあるのですが)。

 そうそう!

 以前一度「映画『ウェスト・サイド物語』!」として、1961年製作の映画「ウェスト・サイド物語」(ロバート・ワイズとジェローム・ロビンズ監督)を初めて劇場で鑑賞した時の日記を紹介したことがありました。
 どうやらその約10ヶ月後にも、再度、同映画を観る機会があったようで、その時の日記を発見しました。

 奇しくも「宝石鑑別」の卒業試験「合格」の翌日!

 そんなこともあり、今回は、そちらの日記を紹介したいと思います。

【「宝石鑑別」試験に合格した日の、翌日の日記】

 映画「ウェスト・サイド物語」のイントロの曲が始まった。
 約4分間。

 前回の鑑賞の時もそうだったのだが、このイントロの曲を聴いただけで気持ちが昂り、涙がこぼれた。
 前回は、久しぶりにこの映画を観たということ、初めての映画館における鑑賞という興奮の状況があった。
 そんなこともあって、とても楽しみに映画鑑賞に臨んでいた。
 だからあの時は、久しぶりにこの曲を聴いて、ゾクゾクしたのだ。

 しかし今回は、正直なところ、あまり観たくないという消極的な気持ちが少しだけあった。
 前回の鑑賞が10ヶ月前で、あれからさほど時間が空いていなかったことから、前回観た時の気持ちを大切にしたい、あの新鮮な気持ちを保ちたいという考えが働いていたからだ。
 「ウェスト・サイド物語」はなんとなく、そう何度も、気安くは観たくはない映画なのだ。

 改めて、新鮮な気持ちで、‘感度’を高く保ちながら観ることができるのか?という心配を抱いていたわけであるが、イントロダクションでは、前回以上に泣いた。
 「号泣」と言ってもいいレベル!

 イントロの曲を聴きながら、この映画にときめいた、高校生の頃のことを思い出した。
 あの頃のピュアな気持ち、夢溢れる気持ち、希望に満ちていた若い頃の自分と、途中で休みを挟みながらも粘り強く継続し、ようやく「宝石鑑別」のディプロマを取得した自分。
 この2つの自分が重なって見え、そして長い間掲げていた目標を達成できたことがとてもうれしくて、泣けてきたのだった。

 実は昨日も、「宝石鑑別」の卒業試験「合格」の後に一人で迎えたランチの時に、じんわりと涙が溢れ出て来たのをこらえたという経緯があった―――。
 やはり、感情が溜まっていたんじゃなかろうか・・・??

 だから、この場で放出できたことは幸せだったと思う。
 「ウェスト・サイド物語」で解放できたという‘縁’もうれしい♪
 映画「ウェスト・サイド物語」の鑑賞は、まさにタイムリー!

 今回は、前回の時よりも映画をより冷静に観ることができた。
 歌詞の内容にも注意しながら、英語のヒヤリングにも集中した。
 前回よりかは、聞き取れたように思う。

 確かにマリアは身勝手だ―――。

 兄ベルナルドが率いるプエルトリコ系アメリカ人の非行グループ「シャーク団」と、それに敵対していた非行グループ「ジェット団」との決闘を止めさせようと、仲介役になろうとした。
 それは‘善行’のようにも見えるが、敵対する「ジェット団」の仲間である恋人トニーとの恋仲を周囲に認めさせるための‘したたかさ’とも考えられる。
 そして何より、自分を愛してくれていた大切な兄さんが亡くなったというのに、恋愛中心の行動をとるのだから身勝手である。

 皆を責めて、自分は悪くないと言う顔をしているが、兄を殺めてしまったその当事者であるトニーと一緒に、愛の逃避行を企てる方がよっぽど非情ではないか。
 恋人を失った、兄の恋人アニタが一番かわいそうで、いじらしい。
 アニタの心情を考えるとやりきれない。

 それにしても―――。

 やっぱり、ダンスは最高!
 この素晴らしさがわからないと言う友人のランさんが、本当にかわいそうでならない。

                             以上、みちょるびんでした!

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