こんにちは、みちょるびんです。
ちょっと、うれしいことがありました。
キッチンの流しの水はけがよくなったんです!
なんか、幸運度数が低く、かつ、詰まりの原因と考えられる’みちょるびんのだらしなさ’にフォーカスされそうなので、これを発表することにためらいがあったのです・・・。
でも、排水溝問題は、長い間みちょるびんを苦しめ、ストレスを増大させていたものだったので、本気でよろこんでいまです!
だから、この喜びを皆さんとシェアしたいと思います!!
みちょるびん家のキッチンの流し台は2槽式―――。
日本では1槽式が一般的だと思われますし、みちょるびん自身もそれに慣れ親しんでいるのですが、しかしここは外国(「続、自称『カミングアウト』。」)。
しかも水槽が小さくてとても使いづらい。
どうせ2つ作るんなら、1つに大きくまとめてほしいものだと日本人的には思うのですが、どういうわけか2槽なのです。
汚すと掃除も面倒ですし、みちょるびんはできるだけ1つの水槽を集中的に使うようにし、もう片方は一時的に食器を非難する場所として使用してきました。
そこに敗因があるのかどうかは不明ですが、よく使っている方の水はけが悪くなり、そのうち、フワーッともう一方の水槽の排水溝にも水が上がってくるようになりました。
急須などを見るとわかりますが、空気を密閉してしまうと、注ぎ口から水が出てこないので、いずれか1つが貫通すれば、ちゃんと流れるのではないかと考えました。
しかし2つ同時に水が逆流して上がってくるということは、2つの排水溝がつながっている排水管の方にもつまりが生じているのではないか・・・という疑いもあり、どうしたものかと困っていました。
例えば、これがシャワーの排水溝であれば、強力な液体洗剤を流し込むという強行に出るのですが、万が一それに失敗した時はキッチンだと怖い。
液体洗剤から生じる気体でさえ危険扱いで、換気が奨励されるというのに、食器だとか食べ物など口に入れるものを扱う場所で液体そのものがふわふわ逆戻りしてくるとなると、生命の危機です。
ここが日本なら、適切な洗剤をチョイスすることができるとも思うのですが、ここはいかんせん外国。
売られている洗剤の表記は英語ばかりとは限らず、語学力に乏しいみちょるびんは、パッケージの絵が頼り。
ポピュラーな詰まりがシャワー室だからなのか、あるいはやっぱりキッチンには不向きなのか、描かれている絵にキッチンシンクが見当たらないため、やっぱり、強力洗剤にお出ましいただくには躊躇されるのです。
それで、他にいい方法がないかと、ネットで調べてみたのですが、重曹を使うと良いとかいうのが出てきました。
しかし重曹も、これまた、みちょるびんにとってハードルが高いお方。
日本にいたときから、重曹を使ったことがないため、未知の領域。
それにやっぱり、重曹をショップで探すというミッション自体も、ネックの1つになるわけです。
ことごとく行く手を阻まれた中、原始的な方法として、水槽にお湯を張って一気に流すというやり方を見つけました。
排水溝にタオルを詰め、お湯を一定量溜めて、その水圧で一気に汚れを洗い流すという戦法でした。
ただなぁ、みちょるびんの場合、2槽式だから、手順も2倍になるし、ちょっと面倒だと思いましてね・・・。
本当に困っているのなら、藁にでもすがる思いでやるんでしょうけどね、今度は、みちょるびんの面倒くさがりな性分が邪魔をするという・・・。
それで、お湯を張るということまではしないが、熱湯を地道に排水溝めがけて放出するという手法を採用することにしました☆
たまにそれをやると、ポコポコと音をたてて、なにやら効果が出ているような感触がこれまでにもあったのです。
ただこれをやる場合、電気ケトルでお湯を沸かすのに、沸騰までの時間を待たなきゃならず、また石灰の多い当地では、一度、浄水ポットに水を溜めねばならないというひと手間が生じる・・・。
いつも、そういった工程が面倒で、つい後回しにしていたんですね。
だけどその時はちょうど「USR」の「4A」を改訂しようと、大きい辞典を広げて「A」欄を最初から最後まで目を通すということをしていました(「改定:「USR」の「4A」(中編)」)。
ボヤーンと電気ケトルのそばでお湯ができるのを待つつもりはないので、キッチンと作業机との間を行ったり来たり細切れに移動する必要はありますが、ちょうどそれに支障がない作業をしていた時でして・・・。
だから、1回ごとに電気ケトルをセットして机に戻り、出来上がりを知らせる音がなるとキッチンに出向き、熱湯をジャーっと排水溝めがけて放出、また電気ケトルをセットして、机に戻る・・・ということを何度も繰り返し行いました。
まるで、流れ作業。
いつもなら、水がもったいないという気持ちになりますが、英単語をチェックしながら、考えながらだったし、浴槽にお湯をためてお風呂に入ることを考えると、たいした水量ではないだろうという思いもあり、淡々を机と流し台を往復しました。
排水溝がたまにコポンとむせるような音を立てると、利いているのではないかと期待が高まり、更に、集中攻撃するわけですが、それまでしつこく上がってきていた水が戻ってこなくなり、ついには、いくら水道の蛇口を豪快にひねっても、抵抗なく水が流れていくようになりました。
感動!!
薬味奉行のみちょるびんはパセリが大好きで、サラダやスープ、炒め物等、なんにでも刻みパセリを投入するのですが、みちょるびんの腹の中に収まることを逃れた者どもが、仲間の弔いにと、排水菅にしがみついて抵抗していることも十分考えられる―――。
今後、パセリを振りかけた日は、食器洗いの総仕上げとして、秘技「熱湯放出の術」を一発お見舞いすることにしようと、固く誓ったみちょるびんです。
めでたし、めでたし♪
以上、みちょるびんでした!