ファッション関係 宝石

悲しき現状。

投稿日:2022年10月20日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです。

 先日、youtubeで、ファッション業界に従事している人たち個人の、ジュエリー・コレクションを紹介するという動画を観ました。
 ファッション業界に身を置いているということは、そもそもファッションに関心の高い人たちであるはずだし、個性的でおしゃれで、面白いジュエリーが観られるに違いないという期待がありました。

 みちょるびん自身、「宝石鑑別」のディプロマを取得するほどの宝石好き。
 当然、宝石を身に着けて楽しめる装飾品たる‘ジュエリー’も大好き。
 コレクターと言うにはおこがましいですが、変わったデザインや素材のものを見つけると、つい欲しくなって買ってしまうみちょるびんです。

 最も、みちょるびんの場合は、宝石がちりばめられた貴金属の「ジュエリー」というよりも、どちらかと言うと、よりカジュアルな「アクセサリー」の方がお好み。
 宝石に限らず、陶器だとか、木だとか、プラスティックさえも、自分で「面白い!」と思えば、コレクションに加える。
 だから、みちょるびんチョイスのものは、手頃な値段で、かなりジャンクなものがウェイトを占めているといった感じです☆
 それでも、自分なりのこだわりを持って集めてきたものたちなので、自慢のコレクションとなっています♪

 さて、ジュエリー・コレクションを紹介されていた人の中に「ジュエリージャーナリスト」なる方がいらっしゃいました。

 ジュエリージャーナリスト??
 あまり耳にしたことがありませんが、要は、ジュエリーを専門にしたジャーナリストということなのでしょう。
 ジュエリーに関する取材を行い、雑誌などのメディアで情報発信されているという感じ??

 元々はジュエリーデザインの勉強をされていたのだが、入社した会社で与えられた仕事をこなしているうちに、流れ、流れて、最終的にジュエリージャーナリストに落ち着いた・・・という感じの経歴だとおっしゃられていたように記憶します。
 こんな風に、自分が勉強していた分野や、目指していた方向性とは違う内容の仕事に就くというのは、世間ではよくあることです。
 それに、元々は特別な専門性を持っていなかったとしても、求められ、それに応えているうちに、いつのまにかそれを専門とするようになっていた・・・ということだってあります。

 オフィスレディという異業種でありながら、途中から「宝石鑑別」に興味を持って勉強したみちょるびんからすると、ジュエリー業界は憧れの的。
 だから、置かれていた環境が、そんな風にその人をジュエリー関係の専門家にさせたのだっていう話なんかを聞くと、それだけで羨ましい!という気持ちになってしまう。

 だけど、ジュエリー業界自体はそんなに大きくはないのだろうと思うし、ジュエリージャーナリストとして扱う分野がさほど広くない以上、その仕事自体の需要はあまり多いとは言えないのではないかと想像される・・・。
 また、ジュエリーはいわゆるぜいたく品であり、生活費を切り詰める必要がある場合、真っ先にその予算が削られるものの代表格。
 世の中の経済状態が悪化すれば、一番にその煽りを受ける業界と言えるでしょう。
 それだけに、ジュエリージャーナリストになるのは狭き門、競争も激しいに違いない。
 つまりは、誰でも彼でもなれる職業ではないということ。
 その道を極めるために、並々ならぬ努力をされてきたのだと思うし、みちょるびんが「いーなー」「うらやましーなー」と軽くい気持ちで羨むような、生易しいものではないだろう―――。

 そもそもみちょるびんは、元々、宝石には一切興味がなかったし、ジュエリージャーナリストの方とはスタートから違うし、その後歩む道が違ってきたとしても、それは自然なことなんですけどね。
 それでも、自分が対局の世界に身を置いていると感じているみちょるびんからしてみると、やっぱり、羨ましい気持ちになるのでした。

 ところでさ、その方がお持ちになっているジュエリーも素敵で、見るからにお高そうなんですよ!
 なんせ、本物のジュエリーですから!!

 説明のあったジュエリーブランドのお名前を聞いても、みちょるびんは知らないジュエラーばかりで、その時点でも、みちょるびんの知識不足が浮き彫りになった感じでした。
 相手はジュエリージャーナリストであり、職業柄、情報が集まってきやすいし、知っていて当たり前だ!という気持ちはありますが、それでも、みちょるびんだってちゃんとアンテナを張って学ぶ意欲さえあれば、その名前くらい知っていてもいいわけです。
 結局、自分の勉強不足であるという状況に落胆することになりました・・・。

 その上、みちょるびんが持っているジュエリーとの’格’の違いを見せつけられた感じにもなっちゃって、それでまた、落ち込んでみたり・・・。

 ジュエリージャーナリストの方は年齢やキャリアを重ね、だんだんと「質のいいもの」だけに的を絞っていらっしゃるご様子。
 そうなると当然のことながら‘いいお値段’になってくるわけで、だから最近では、ご購入の頻度は年に2、3回に限られるというお話でしたが、それでも着実に素敵コレクションが増えていらっしゃるわけで・・・。
 なんか、そういう状況もまた、羨ましく感じてしまう。

 じゃぁ、みちょるびんだって買えばいいじゃん!?って発想にもなりますが、一定の決まった給料の中で生活しなきゃならないオフィスレディには、到底手が出せる類のものではない。
 それに仮に入手したところで、使わないと意味がないし、いつ使うの? お披露目の機会はあるの?
 ウィルスが蔓延してアルコール消毒するようになって以降、大好きだった指輪すらも身につけてないじゃん!?
 とかなんとか、置かれている環境の違いに気づかされ、その熱も急にしぼんでくる・・・。

 プロを相手に、悔しい気持ちを抱くみちょるびん―――。

 自分は一体何を目指しているんだろう、何がしたいんだろう??

 なんか、なにもかもが中途半端。
 その厳しい現状に悲しくなってきます。

                             以上、みちょるびんでした!

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