ハプニング

恩に着りますっ!

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 こんにちは、みちょるびんです。

 昨日は、地方で開催される手作り市に行ってみようと、友達と車で出かけることを計画していました。
 みちょるびんの車と、友達の車の2台で連れだって。

 みちょるびんの車のガソリンがそろそろなくなりそうだったので、本格的に出発する前に、一旦、街中にあるガソリンスタンドに立ち寄りました。
 給油を終え、いざ、出発しようとエンジンをかけたところ、エンジンがかからない・・・。
 その場で車が動かなくなってしまいました。

 困りました―――。

 みちょるびんの車は、2週間前に車検を突破して戻って来たばかり(「2ユーロの差。」)。
 今回の点検でもいろいろなところに不具合が見つかって、30万円近くもかけて修理していました。
 バッテリーも交換してもらっていたはず。
 だから、こんな風にエンジンがかからなくなるなんて、状況がわからない!
 これからせっかく、皆で出かけようという矢先に!!

 ガソリンスタンドのお兄さんに事情を説明したところ、親切にケーブルを貸して出してくれました。
 もたもたしていた私たちを、通りすがりの別の車のお兄さんたちが助けてくれ、お兄さんたちの車のバッテリーとみちょるびんのバッテリーをつないでくれました。
 それでもやっぱり、エンジンはかかりません―――。

 結局、レッカー車を呼ばなきゃならない事態にまで発展しました。

 その上、レッカー車を呼ぶこと自体にも苦労しました。
 指定の番号に電話してみても、現地の言葉でしか案内がなく、何を話しているのかさっぱりわからない。
 再び、ガソリンスタンドのお兄さんに頼み、英語をしゃべれるオペレーターにつないでもらい、それでようやく、レッカー車に来てもらえる手筈となりました。

 せっかく朝から出かける計画をし、皆楽しみにしていたイベントです。
 皆にはみちょるびん抜きで出かけるよう勧めました。
 だけど、レッカー車が来るまでつきあうと言ってくれ、大変心強い思いをしました。
 幸いまだ、街中ではあったし、仮にレッカー車に車を持っていかれてしまい ‘足’がなくなったとしても、タクシーを呼ぶなどして自力で帰ることができる距離ではありました。
 それでも一人でレッカー車を待つのは心細いし、やっぱり一緒にいてくれたのはありがたかった。

 そうやって待つこと40分。
 レッカー車が到着し、お兄さんがバッテリーに器具をつなげてエンジンをかけると、あら不思議、すぐにエンジンが復活しました。
 お兄さんからは、バッテリーに不具合があるから点検に出した方がいいという助言をもらいましたが、遠出しても問題ないと言う。

 かかったエンジンで一気にこのまま地方に出かけるか、だけど行った先でまた同じことが起こってしまっては、かえって面倒なことになるのではないか・・・、あれこれ悩みました。
 エンジンを切った途端に、エンジンがかからなくなってしまってはやはり困るので、一旦車庫に車を持ち帰ってみて、車庫で再度エンジンがかかるかどうかを試してみようということになりました。
 その時点でエンジンがかからなくなったとしても、そこに車を置いておく分には問題ないという考えでした。

 車を車庫まで運転し、駐車、エンジンを切りました。
 その後、次に本当にエンジンがかかるか不安でしたが、難なくOK。
 大丈夫そうということが確認できました。

 それで、いよいよ改めて、地方に向けて出発しようという話をしていたら、先ほどのレッカー車のお兄さんからメッセージが届き、エンジンを切らずにそのまま修理に持っていくよう、書かれてある・・・。
 あの時のあのお兄さんの「遠出も問題ない!」という軽いノリは何だったんだ!?と戸惑いつつ、まぁお兄さんは、職務上やっぱり、あんな風に軽々しく答えたことで、後々問題になってはいけないと、もしかすると‘本部’からおトガメがあったのかも知れない。
 だから、態度を急変させたのかも・・・・??

 プロフェッショナル兄さんにそんな風に言われると、素人的にはやっぱり不安になってくるわけで、結局今度は、いつもの修理屋に車を持っていくという流れになり、皆でぞろぞろと修理屋に出かけました。
 幸いみちょるびんは、修理屋さんが土曜日も営業していることを知っていたし、とにかく車を持ち込むだけ持ち込んで、置いて来ようという寸法です。

 修理屋ではあいにく担当者が不在で、また受付のお姉さんも新人で、受理されるまでに時間を要しましたが、最後は何とか無事に車を引き取ってもらうことができ、一安心。
 月曜日に、改めて担当者に連絡するということで解決しました。

 そこからです。
 ようやく、友人の車で、皆で地方に出かけるに至りました。

 3時間のロスではありましたが、地方の街は賑わいを見せており、イベントを楽しむことができたので良かったです。
 結果的に、皆を最後までつきあわせてしまい、申し訳なかったですが、一緒に出掛けることができうれしかった。
 友人たちの気遣いに感謝です。

 そう、感謝の気持ちを忘れてはいけない―――。

 車にまた修理代がかかるとか、引き取りに行かねばならないとか・・・、否が応でも悲しい現実が待っているわけで、ついネガティブな方向に感情が向いてしまうのは仕方がないこと。
 それでも、友人たちのおかげで楽しい1日を過ごすことができたわけです。
 幸せな現実にも、気持ちを向けないと!

 友人たちよ、恩に着るぜ。

 あと、ガソリンスタンドや通りすがりのあんちゃんたちにもっ。

 ありがとうございましたはっ。

                             以上、みちょるびんでした!

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