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実況してみた☆(ノルウェー旅行♪ その12)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 トロムソの街が一望できる「ストールシュタイネン山」の展望台からホテルに帰ってからは、みちょるびんは疲れて、しばらくの間眠ってしまっていました。

 次に目がさめると22時半頃になっていました。
 外はまだ明るい。
 北極圏内に位置するトロムソは、既に白夜が訪れていて、日が沈むことはないのです!

 みちょるびんは白夜を経験するのは今回が初めてのように思っていましたが、アラスカのコツェビューで体験している可能性がある!?

 記事「しばし待たれよ! Part2-6」で、アラスカの西の町ノームで金鉱デモンストレーションツアーに参加し、金の採集体験をしたことがあったことを書きましたが、ノームと合わせて旅行していたのがコツェビュー。
 コツェビューの緯度は北緯66度53分だから、北極圏内に位置します。
 訪れたのは7月の頭だったので、おそらく白夜であったに違いない———。

 当時はアラスカに在住していたので、白夜のことなどあんまり気にかけていなかったんでしょうね・・・。

 因みに、みちょるびんはアラスカ最北の街バローにも行ったことがあり、ここは北緯71度23分。
 訪問したのは11月だったので、極夜も経験済みということになる。
 たぶん・・・!?

 一方、ノルウェーのトロムソは北緯69度35分なんだとか。
 冬の訪問は2回とも2月でしたが、でも太陽は出ていたのだから、完全な極夜ではありませんでした(「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪ その8)」)。

 でもバローの時は、1日中ずっと暗かったという記憶があります。
 トロムソも冬至であれば、極夜になるのかな?

 冬至はだいたい12月22日頃ですが、バローの11月訪問もトロムソの2月訪問もいずれも冬至とは約1ヶ月半くらいしか空いていないから、緯度2度の差はだいぶ大きいということなのか!?

 さて、みちょるびんが‘意識して’白夜を迎えるのは今回のトロムソ滞在が初めてだったので、西の方角にあるはずの太陽の様子を見てみたくなりました。
 本当に、陽は沈まないのか!?

 みちょるびんが滞在しているトロムソの中心部は、トロムソ島の東側に位置する。
 だから、空港のある西側の方に行ってみようと思い立ちました。
 南の方角には行ったことがなかったので、33番のバスが島を南下して西の方に出るというルートだったので、それに乗ってみることにしました。

 おそらく最終的には33番も空港の近くまでは行くので、人気のあるところまでバスで行って、また戻って来ようという寸法でした。
 しかし、あれこれバスの時間等を調べていたら、ホテルを出るのが23時頃になってしまった。

 その結果、ダウンタウンに戻ってくるための空港発の最終便には間に合わないことが判明。
 あまり奥の方までバスで進んでしまうと、最終バスの時間との関係から戻って来れなくなる恐れがあるので、その見極めが重要でした。
 とは言え、人が誰もいないようなバス停で帰りのバスを待つ・・・というのもよろしくない。

 一か八かの賭けではありましたが、でも、行って確かめてみたいという気持ちの方が勝りました。
 外が明るいというのも、安心材料の一つ。

 23時過ぎ、33番のバスに乗ってみると、乗客が一人だけ乗っていました。
 こんな遅い時間にバスを利用する人はあまりいないということか・・・。

 発車して間もなく、左手に、ドミノ倒しをしているかのような面白い形の建物が現れました。
 「ポラリア」という北極圏の生物に特化した水族館らしい。
 行ってみるか考え中の場所。

 それから間もなくすると先に乗っていた客は降りていき、みちょるびんだけが残されました。

 ルートはトロムソ島の南端を超え、島の西側に入りました。
 すると間もなく、対向車線のバス停に、5、6人の若者たちがバスを待っている姿を見ました。
 ダウンタウンに帰ろうとしているようでした。

 こんな遅い時間に、こんなところから乗車してくるなんて、一体何があるんだろう!?
 そう思い、左手の方を見ると、木々の茂みから、公園らしきものが見えました。
 そして、まだ人がいるような気配もありました。
 きっとこの子たちは、この公園で遊んだ帰りなのでしょう。

 ここだったら大丈夫そう!
 みちょるびんはそう判断し、次のバス停で降りて引き返すことにしました。

 Folkeparkenというバス停に降り立ってバスを見送ると、その方向にある山の尾根に、太陽が沈もうとしていたところでした。
 水平線ではないので、日没ではないし、実際に充分に明るい。
 とりあえず、みちょるびんの太陽が見たいという欲求は満たされました♪

 せっかくなので、公園の方に行ってみることにしました。
 バス停のすぐ近くには公園用と思われる駐車場があり、7〜8台の車が駐車してありました。
 つまりはまだ、それだけの人がこの公園にいるということ!

 公園は海に面していて、ビーチもありました。
 若者たちがバーベキューをしたり、あるいはビーチバレーに興じるなどしていました。
 もう23時半を回っているというのに、疲れ知らずです!

 海の向こう側には雪山が見え、しかもピンクに色づいていてとてもきれいでした。

 あとで調べたら、どうやらテレグラフブクタ(Telegrafbukta)海洋公園にあるトロムソサザンビーチというところだったらしい。
 トロムソ市内では街の明かりが強すぎて見えないオーロラも、ここまでくれば見ることができるとのことで、冬はオーロラ鑑賞スポットして人気があるそうです。

 夏だとビーチでのんびりしたり、バーベキューやピクニックを楽しむ人々が多いとのこと。
 こんな風にね!!

 奇しくも、ちょうどいい場所を選んで下車していた模様。
 ラッキー!

 白夜の23時半は、ホントに明るく、トロムソサザンビーチは360度、どこを見ても美しかったです!
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

【太陽が西の山の尾根に隠れようとしているところ(5月29日23:20撮影)】
【トロムソサザンビーチの様子】
【バス停からズームでパチリ♪】
【日の入り時刻の表示なし】
【日の入り時刻の表示なし】
【日の出時刻も表示なし】

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