こんにちは、みちょるびんです♪
トロムソの街のシンボルとも言える「トロムソ大橋」を渡ってすぐのところにある三角形の建物が「トロムスダーレン教会」。
北極教会とも呼ばれるこの教会は、トロムソの街からも見え、その独特の形状から、みちょるびんはずっと気になっていた場所でした。
過去に一度行ってみようとしたことがあったのですが、開館時間に間に合わず諦めたという経緯がありました。
だからみちょるびんは、今回の旅では是非とも訪れたい場所の1つとしてこの教会を挙げていました。
この教会は、全面ガラス張りのフロント部分が特徴で、冬場の少ない日照時間でも、教会内部は自然光で明るく照らされるそうです。
初めて中に入ってみると、外からの外見とは裏腹に、以外と大きくはないというのが第一印象でした。
中央にかかげてあるちょっとモダンなステンドグラスは、ヨーロッパで2番目に大きいステンドグラスモザイクということのよう。
それじゃぁ、1番目に大きいのはどこなのか!? と、気になって調べてみたのですが、その答えまでたどり着けず・・・。
「ステンドグラス」に限っていうと、たくさんヒットしてくるのですが、「ステンドグラスモザイク」となると、「モザイク壁画」が割り込んできてしまい、収集がつかなくなってしまう・・・(- - ☆)。
そもそも、ステンドグラスモザイクってナニ!?っていうことなのですが、ステンドグラスモザイクとは鉛線(ケーム)を使わずに、カットされた色ガラスを透明な板ガラスに貼り付けて制作されるものなのだとか。
鉛線がないことにより、まるで一枚の絵画のような仕上がりになるのが特徴とのこと。
一般的にステンドグラスでは、H型の鉛のレールでガラス同士を組み合わせて作られる。
ここに鉛が使われているのは、その膨張率に理由があるようで、鉛は他の金属とは異なって日光で熱せられてもさほど膨張しないのだそうです。
確かに、アールヌーボーのティファニーランプなどを見ると、ガラスは鉛線で繋がれて美しい絵柄が表現されているし、ステンドグラスとはそういうものだと勝手に思い込んでいました。
だから、‘ステンドグラスモザイク’というジャンル(?)があるだなんて考えてもみたこともなかった!
それに、ステンドグラスのあるヨーロッパの教会は背が高いことがほとんどで、そのステンドグラスの細かいところまで観察できないというのが実情。
これまで遠目に、鉛線があるかどうか・・・なんていう目線で見たこともなければ、そういった違いに気づくはずもない・・・。
(失礼ながら)トロムソにある決して大きくはない「北極教会」のステンドガラスモザイクが、ヨーロッパ第2位に食い込んでくるのだから、そもそも鉛線なしのステンドグラス自体が珍しいものなのかも知れないね。
素人的な考えですが、鉛線があることで、ステンドグラスには強度が生まれるのではないかと思うわけですが、それがガラスだけで作られているのだとしたら、外からのストレスに耐え得るだけの技術が必要になってきそうです。
教会の設立は1965年だそうですし、現代の技術を持って、厳冬にも耐えられるような何かしらの工夫が施されているのでしょうね!?
さて、お次は、ケーブルカー。
実はケーブルカー乗り場は、北極教会から10分ちょっと歩いたところにある。
Googleマップにバカされ、なぜかケーブルカー乗り場とは反対方向に導かれそうになりながら、ストールシュタイネン山の頂上から麓に伸びて来るケーブルを頼りに、ようやく乗り場にたどり着くことができました。
前回、ケーブルカーで「ストールシュタイネン山」に上った時は冬。
頂上が吹雪き出して、施設の外に出れないといった状況でした。
しかし、みちょるびんの他にいた客――若者2人組が、果敢にもスキー板を持って外に出ていったのを覚えています・・・。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!