こんにちは、みちょるびんです♪
北欧と言うと、スタイリッシュでおしゃれというイメージがあります。
お土産物屋さんで売られているお土産品の類もデザインや色使いがステキで、つい手を伸ばしたくなったりする。
やっぱり、北欧はセンスがいいなぁと感心させられるわけです。
みちょるびんが宿泊したベルゲンのホテル―――。
世界遺産のブリッゲン地区やフィッシュマーケットにも歩いて行ける距離という好立地で、朝ごはんもゴージャス。
お部屋の内装もなかなかスタイリッシュでいいホテルでした。
中でもみちょるびんが注目したのは、シャワールームのタイル。
シャワールームの壁面に貼られていたタイルのデザインは、複数の異なる色が織りなすグラデーションとなっていました。
色味は落ち着いているものの、とてもカラフルなこのタイル、貼るのがとても大変なんじゃないか!?って思ったわけ。
タイルの裏側に数字が打ってあって、そのとおりに順番に貼っていけばきれいなグラデーションが完成するという仕組みになっているのか・・・?
あるいは無地のタイルを貼ったあとに、着色したものなのか・・・??
きっと、それはないよねぇ・・・!?
タイルは、微妙な色の違いのグラデーションである部分と、且つ、色の切り替えがクッキリしているところもあるから気が抜けない。
1つでも貼る順番や向きを間違うとデザイン全体を損ねてしまう。
正に、職人泣かせのタイル!
職人さんの、全てのタイルを貼り終えた後の達成感は半端ないだろうね!?
それにしても、このタイルはみちょるびんの部屋だけなのか、あるいはすべての客室にもあるものなのか・・・。
この部屋1回限りだったら、完成後にその仕上がりの美しさと自分の粘り強い集中力を称え、喜びの余韻に浸りたいところだけど、まだまだ他の部屋の作業が山ほどあるとなると、地獄じゃない・・・???
ひたすら、グラデーションとの戦い・・・。
まだ、絵柄が明確にある方が間違いに気がつきやすいけど、グラデーションの場合、ちょっと離れて見た時にようやくその誤りに気がつく・・・といったところもあるから、間違っていたら、一度貼ったものを剥がしてやり直し・・・ということもあり得るのかも!?
だとしたら、この作業をやり遂げた職人さんの偉業に敬意を表さなきゃならない!!
そんなことをあれこれ考えさせられる、ベルゲンのすごい芸術的なシャワールームでした☆
因みに、みちょるびんはポルトガルのポルトを旅した時に、明らかに貼り間違いですよね!?・・・とわかるタイルをポルト大聖堂で見つけたことがあります。
ポルト大聖堂は、約1000年の歴史があるポルト市内最古の建築物。
聖堂内には「アズレージョ」と呼ばれる、白地に青を基調としたタイルが壁画の代わりとして飾られている。
他の観光地ではあまり見られないものだし、とても興味深かったのですが、その中の1枚に誤りを見つけました・・・。
作られた当初からこうだったのか、それとも、その後の修復の際の手違いなのか・・・。
人物像を描く上で一番大切なお顔の部分であり、誰も気がつかないはずはないのに、ずっとそのまま放置されているというおおらかさが、なんだか面白かったりします☆
この機会に、みちょるびんの現在持てる技術を駆使して、タイルの向きを変えてみると、やっぱりその方がしっくりきました☆
こんなアラを見つけて喜んでいる(?)みちょるびんみたいな人もいるわけだから、タイル職人さんは大変だね!
以上、みちょるびんでした!