こんにちは、みちょるびんです♪
ベルゲンのホテルでの一コマ。
朝、みちょるびんが会場で朝食をとっていた時、隣のテーブルに中年の男女のカップルがやってきました。
そこは二人用席で、一人は他の客と共用の長いソファーに座り、もう一人は向い合せに一人掛用椅子に座るというスタイル。
女性は椅子に着席しましたが、男性はソファーに座ることなく、そのまますぐに姿を消しました。
ソファー側にはバッグが置かれていたようで、ビュッフェ形式だったので、女性が荷物を見ていて、その間に男性が先に食事をとりに行くという役割分担なのだろう・・・。
何気に、そんな風にみちょるびんは思いました。
女性の前のテーブルの上には、黄色いものが置かれていました。
女性がさりげなく、ソファーの上のバッグにその黄色い物を押し込んでいるのが横目に確認されました。
バナナでした。
おそらく、朝食会場で提供されているもの。
それを持ち帰ろうということのようでした。
こういう光景はあまり見たことがありませんでしたが、部屋に戻ってからゆっくりと食べたいということなのかも知れません。
みちょるびんもたまに、コーヒーではありますが、朝食会場から部屋に持ち帰ることがあるので、まぁ、その類なのかな・・・?
しばらくしていると皿やグラスを手に持った男性が戻って来ました。
選手交代かと思いきや、それらのものを女性の前に置くと、再び、男性はビュッフェ会場の方に戻って行きました。
女性はと言うと、目の前に置き去りにされたものを食べ・・・。
お皿の上はオレンジ色一色。どうやらサーモンマリネの山でした。
この女性はサーモンマリネが好物なのでしょう。
好きなものが決まっていて、その一択だとなると、女性の代わりに食事をとりに行く方も、遠征に出かけやすいというもの。
男性は女性のために2、3回は往復していたと思います。
そうしてようやく、自分の食べたい食事の皿をかかえて戻って来て、着席しました。
男性はまだ食事していましたが、そのうち女性はテーブルを立ち、その後、戻って来ませんでした。
先に帰ったらしい・・・。
この女性は、どこぞの国の王女様なのか!?
そしてその男性は、それに仕える執事!?
お忍びでノルウェーを訪問されているのだろうか!?———
まぁ、これは冗談。
女性は単純に男性に愛され、大切にされているだけなのか・・・?
男性はナニか、負い目があって女性の機嫌をとっているのか・・・?
じゃんけんなどでその日の役割を決めているのか・・・?
きっと、普通のご夫婦なのでしょうけど、片割れが一切テーブルを立たないという光景もあまり見ないような気がしたので、みちょるびんは勝手にあれこれと想像し、朝から一人で楽しんでいました☆
そういえば、翌日は、みちょるびんは移動する日。
早朝6時過ぎにはホテルを出発する必要がある。
朝食の開始時間よりも早いため、ホテルにランチボックスを依頼するか迷っていたところでした。
でも、カジュアルにバナナだけでもいいように思いました。
ランチボックスを用意してもらうとなると大がかりになり、ホテルにとっても手間。
朝食代はもともと宿泊料に含まれているわけだし、バナナ1本を失敬するだけで皆がハッピーになるのであれば、それもよかろう。
それにこの場合は、窃盗にはならないよね!?
みちょるびんも、ホテルの朝食会場を去る間際に、取って来ていたバナナを‘今はお腹一杯で食べ切れなく、もったいないので’バッグに入れて、部屋に持ち帰りましたとさ♪
以上、みちょるびんでした!