こんにちは、みちょるびんです。
昨日は、石好きの友人と宝石談義をしました。
インターネット調査「KARATZ・みんなのアンケート『誕生石にまつわる意識調査』結果発表!」が面白かったので、友人にその調査結果を報告しつつ、自分たちとも照らし合わせ、話が盛り上がったというわけ。
友人も小学生の頃には既に石に興味を持っていて、お母さんが持っていた宝石関係の本を見て自分の誕生石を知ったのだそう。
そして‘宝石好き’あるある(?)に違わず、広告のチラシを眺めるのが好きだったのだとか。
「三つ子の魂百まで」と言うのか、興味の対象は子供の時に培われるとでも言うのか、面白いなぁと思いました。
みちょるびんの場合はあいにく宝石に触れる環境になかったし、興味もなかった。
だけど、思い起こしてみると、子供の頃から‘小さいもの好き’だったように思う(「ご趣味は? PartⅧ(小さいもの好き)」)。
水色やピンクなどに着色された淡いきれいな色の(人工)パールが入った小瓶――口をコルクで閉めるやつ――などが好きで、ずっと大切にしていたことを思い出しました。
星の砂なんてのも好きだったし、海で拾って来た貝殻などもとっておいた記憶がある。
「拾って来たもの限定」というこだわりもありましたが(「ご趣味は? PartⅡ(子供時代の収集癖)」)、ビー玉やおはじきだって‘小さいもの’。
そういえば、旅先などで拾って持ち帰った石ころも長い間大切に保管していたのだが、引っ越しの際に手放してしまった・・・ような気がする・・・・。
記事にも書いたリンゴの民芸品のことが気になって、最近、実家の母・マミーに問い合わせてみたのですが、記憶にないという返答。
実家の押し入れに眠っていればいいのだが・・・。
みちょるびんは転勤族なので、これまで7回引っ越しています―――と、自分で書いておきながら、改めてその数の多さに驚いている!
と、なるとさ、やっぱり引っ越しの都度、処分しているものが必ずあるわけですよ・・・。
今朝は、本日分のブログを作成するにあたり、何のテーマについて書こうかなぁと考えあぐねていたのですが、昨日友人と話題にし、楽しかった石の話が頭から離れなくて―――。
KARATZさん関連のtwitterで、たくさんの方が楽しそうにお宝自慢(ルース自慢)をされていた話を友人としたもんだから、そういえば、みちょるびんも数年前にミネラルショーでいくつかルースを買ったよね・・・って思い出しまして―――。
猶予している場合ではないというのに、朝っぱらから、どこぞにしまったはずのルース・ストーンを探し回ってしまい、記事の作成にちっとも集中できずに困りました☆
みちょるびんは、「P様」や「宝石」の収集を始めた時がそうだったのですが、初めてのもの(アイテム)を1つ手に入れると、他のモノが気になってくる・・・という性分のようで、そうなるといろいろな種類の違ったタイプのものをコレクションしたくなるっていう、ハマると底なし沼―――(「ご趣味は? PartⅢ(底なしアクセサリー)」「ご趣味は? PartⅣ(プラ吉)」)。
だが幸か不幸か、宝石については、まだ体半分のところで何とか踏ん張っています☆
確かに初期の頃は、とにかくいろんな種類の宝石を集めたくて、アクセサリーをあれこれ買っていました。
初めのうちは小粒のものでも感動するし、満足もするのだけど、だんだんと一定のクオリティーを求めるようになってくる・・・。
当然、財力が追いつかない―――。
手をこまねいて見ている辺りで、「宝石鑑別」の勉強を始めることになり、それで救われた感じ。
と、言うのも鑑別の勉強でインクルージョン(内包物)に対する意識が変わったから。
それまで宝石の価値を下げる‘キズ’としか思えなかったインクルージョンが、実はそれが、その石が自然界で生まれたという痕跡なのだということを学びました。
「宝石はひとつとして同じものがない」というのは本当で、例えば同じグレードで一見似ているように見えるダイアモンドも、顕微鏡を覗いてみると、含有されたインクルージョンの場所や形、度合いなどに違いがあることがわかる。
その石そのものの状態の確認や、グレードの決定のため、また他のダイアモンドとの識別のために「プロッティング」という作業を行うのですが―――。
具体的には石を観察し、その石のシェープ(ラウンドやペアシェープなど)と同じダイアグラム(図形)上に、石のクラリティ特徴を記載するということをします。
それぞれ、石を上から見た図と下から見た図に分けて記録していくのですが、同じ「プロット」は一つとしてありません。
インクルージョンは、天然石と合成石を見分ける上でも重要な手掛かりなので、ルビー、サファイア、エメラルドは特に、たくさん顕微鏡を覗きました。
鑑別の卒業試験では1石でも間違ってしまうと不合格となるため、とにかく、自分の鑑別の精度を上げるために根気強く実地訓練を行いました。
初めは見つけられもしなかった天然石である証を少しずつでも見つけられるようになると嬉しいし、だんだんとインクルージョンそのものがいとおしく感じられるようにもなってくる。
そんなだから、インクルージョンが入っていないとつまらなく思うようにもなり、むしろ特徴的なインクルージョンが入った石の方に魅力を感じ、コレクションしたくなる衝動に駆られるという不思議な現象が起こり始めたのでした。
どうやらこれは‘宝石鑑別士あるある’なんじゃないかとみちょるびんは思っています。
宝石に関心を持ち始めた駆け出しの頃は、クオリティーを重視する傾向にあったのが、宝石鑑別の勉強を始めると、インクルージョン、ウェルカム!という気持ちに変化。
経済面で手に負えない高品質の石は鑑賞するものといった境地に達し、普段使いのジュエリーは逆にデザイン性で勝負・・・。
これが、宝石鑑別仲間もたどっている共通のお決まりコースというように感じています☆
決して負け惜しみなんかではありません!
現にミネラルショーで購入した石の中には、鑑別士目線で顕微鏡を覗いてみたい国産の合成石なんかも含まれています♪
以上、みちょるびんでした!