こんにちは、みちょるびんです。
ここ数日間、「KARATZ(カラッツ)GemMagazine」が実施したインターネット調査「KARATZ・みんなのアンケート『誕生石にまつわる意識調査』結果発表!」で、盛り上がっているみちょるびんです。
何度も同サイトを覘きに行っては、あれこれ想像を巡らせ楽しんでいます。
そうしたら、同記事へのコメントとして、当「ぷぷっ・ピィ・DO」の記事のリンクが貼られていてびっくりしました!
KARATZさんとしては、普通に一般コメントということで掲載してくださったのでしょうけど、ブログがそのまま載っている形だから、弱小サイト「ぷぷっ・ピィ・DO」的にはビビッております。
しかも、若干、批判めいたことも書いてしまっていて恐縮。
まぁ、1つの意見として公平に取り上げていだたいたということなのでしょう(前向き)。
だけどこんな風に、何度も当「ぷぷっ・ピィ・DO」で取り上げているということは、それだけ、みちょるびん的に興味深いアンケート調査であったということでご理解いただきたい。
KARATZサイトにリンクを貼っていただけているということをみちょるびんが知ってしまった以上、こう何度も話題を引っ張ると‘リンク貼り’目的を疑われそうで気まずいのですが、そこは誤解がないようにお願いします!
当サイトは「1日1記事」投稿を目標に運営しており、記事のテーマ探しが最大の難関。
毎日が「生みの苦しみ」という状況で綱渡りな活動をしているので、興味のあるトピックを見つけてしまうと、抗えないのです!
決して、KARATZさんの読者がこちらに流れてこないかなぁ~なんて、ヨコシマな考えを持っているわけでございませんので、悪しからず☆
1.「自分の誕生石をどう思うか」
「自分の誕生石をどう思うか」という質問に対し、「好き」「あまり好きではない」「好きなものと嫌いなものがある」「特に何も思わない」という選択肢の中から回答。
そしてその理由についても問われていました。
「自分の誕生石は好き」と回答した方のその理由は「色が好きだから」(33.9%)「宝石として好きだから」(25.1%)「自分の誕生石だから」(19.8%)「色や種類が多いから」(10.1%)ということでした。
2.「誕生石があった方がよいか」
「誕生石があった方がよいか」という質問もあり、「誕生石があった方がよい」と考える理由としては以下のとおりでした。
①「ジュエリーをプレゼントする際の参考にできる」
②「身に着けていると守られているような気がして頑張れる」
③「愛着がわき宝石を好きになるきっかけになる」
④「特別感がある」
上記①は第三者に対するもの、②~④の回答は、自分自身に関連する回答ということになりますが、これら②~④の理由は、上記1.の質問で「自分の誕生石を好き」と回答されていた理由「自分の誕生石だから」の、具体的な内容として考えられるものではないかと思います。
3.「もし変えることができたなら、どの宝石が良いか」
「もし変えることができたなら、どの宝石が良いか」では、皆さん、それぞれにお気に入りの石を回答されています。
そしてその石のチョイスの理由として挙げられていたのが「宝石として好きだから」(61.4%)「色が好きだから」(55.7%)「色や種類が多いから」(18.6%)というもの。
上記1.の質問「自分の誕生石をどう思うか」の理由の、「自分の誕生石だから」という‘自分由来の理由’以外は全て同じということに気づきます。
4.宝石好きの人たちが宝石を選ぶ理由
以上のことから、宝石好きの人たちが宝石を選ぶ理由は、「宝石として好きだから」「色が好きだから」「色や種類が多いから」に集約されるのかなと思いました。
まぁ、逆に言うと、それ以外の理由として他に何があるの?と突っ込まれそうですけど☆
それにしても「宝石として好き」って、どういう意味なんでしょうかね!?
ところで、「宝石鑑別」をする際にまず行うこと、それは石の外観の観察となります。
この‘外観の観察’、実は侮れない。
この作業でかなり絞り込みをかけられることがあるのです。
宝石鑑別では、宝石を特定するにあたり、いくつかの検査を行いますが、その検査を進めていく中で‘可能性’を絞り込んでいくということをします。
逆から言うと「これは違う」と考えられる石を、少しずつ排除していく作業であるとも言えます。
例えば、赤い石を鑑別するのであれば、‘必ず緑の石となるペリドット’はその対象から消える・・・という具合。
だから、宝石の第一印象を大きく左右する外観=色、透明度、光学効果、光沢――が「宝石鑑別」の重要な手がかりとなるわけです。
だけどこれって、一般的に宝石を語る上で、皆が普段からやっていること、キャッチーな部分。
「色が好きだから」「色や種類が多いから」に、一番かかわりのあるところだと思います。
一方「宝石として好き」というところで考えられるのは、例えば「硬度」(摩擦や引っかきに対する強度)や「靭性」(割れの強度)、薬品に対する耐久性など、日常生活をする上での「宝石力」(石の耐久性)が挙げられるように思います。
例えばトルコ石のような多孔質のものは、水や汗が変色の原因にもなるので取り扱いには十分な配慮が必要となる。
その点、例えばダイアモンドなんかは、ジャブジャブいっちゃっても平気なわけだから、扱いの気軽さという点では心強い。
こういった要素は、「宝石として好き」というところにカウントされてくるポイントじゃないかと思います。
その他、宝石にまつわる逸話や神話などの神秘性やロマンなども「宝石として好き」に加担してくるところかも知れません。
絶世の美女と謳われる古代エジプトの女王クレオパトラが真珠を溶かして飲んだとか、自身の名を付けたエメラルド鉱山「クレオパトラ鉱山」を所有したほどエメラルド好きだったなどと聞くと、ワクワクするし、自分も’絶世の美女’と同じだ!と思うと嬉しくなっちゃうのかも知れません!?
「宝石として好き」という理由は、その石の特性をよく理解し、はたまたその石のバックグラウンドまでも知り尽くしている知識の豊富な‘宝石好き’さんならではなのかも知れませんね♪
以上、みちょるびんでした!
【ご参考】
「誕生石にまつわる意識調査!」
「誕生石にまつわる意識調査!(2)」
「誕生石にまつわる意識調査!(3)」
「宝石鑑別士あるある♪」