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子供の頃の思い出。(25)

投稿日:2025年2月23日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 高校生の時、化学の先生に「お前はウソつきだ」と言われたことがある―――。

 クラス全員の前などではなく、実験室の近くでたまたま先生に会った時だったんじゃなかったか。
 お互い一人・・・。

 なかなかショッキングなもの言いである。
 だがみちょるびんは、ウソつきなんかじゃない。
 どちらかというと、キャラ的には、素直で正直ということを売りにしていた(「子供の頃の思い出。(12)」)。

 どういう経緯で、その先生にそんなことを言われるに至ったのか全く覚えていないのだが、でも先生も、冗談を言うようなタイプではなかった。
 化学を愛する真面目な先生が、そんな暴言を生徒に吐くだなんて、余程のことではないか!?

 その頃のみちょるびんは、相変わらず勉強はせず(「子供の頃の思い出。(23)」)、ただただ部活の演劇に熱中していた。
 みちょるびんには面白いものを作って、皆を楽しませているという自負があった。

 若者が何かに熱心に取り組む姿は、大人にも好ましく映っていたようで、学校の理事のおじさんにもみちょるびんは顔を覚えられ、時折「がんばっているね」って親し気に声をかけられたりもしていた。
 それだけ目立っていたし、多くの人がみちょるびんの活動に好意的だった―――。

 それにしてもどうも、その先生の専門教科が化学だったというのが気になる。

 というのも、みちょるびんは中学生の時は理科が好きで、高校入試の時は満点だった。
 だが高校に上がってからは試験前に一夜漬けすることすらしなくなったので、当然、理科――化学の成績も例外なく落ちた・・・。

 先生は内心、成績が落ちる一方のみちょるびんに対して苛立っていたのではないか!?という仮説が成り立つ。
 進学校に進んだからには大学受験を目指して勉強するのが学生の本分であるのに、そうしないみちょるびんは、自分をごまかしていると言いたかったのではないか・・・!?

 先生の様子から、みちょるびんを傷つけることを目的とした発言ではないことはわかったし、実際、みちょるびんも傷ついたりはしなかった。
 今となって思うのは、実は先生は、生徒思いのいい教師だったのかも知れないなぁってこと。

 もう一つ、未だに謎なのは、国語の先生に言われた「経験論者になってはならない」っていう言葉。

 何かの用事で職員室を訪れた時に言われたんだった。
 これまたどういう経緯があったのか記憶がないのだが、みちょるびんが書いた作文を読んで、そんな風に声をかけてきたことが考えられる。
 先生はその続きを何か言いたげだったんだけど、その時は時間がなくて、そのまま話がうやむやに終わってしまったのだった。

 経験論とは哲学で、認識の源泉をもっぱら経験に求める立場のことを言うようだ。
 みちょるびんは、暗記もの――社会科が苦手だったし、記憶がうまく定着しないのは、そこに感情が伴っていないからだと考えた覚えがある。
 実際に自分で体験してみることで、そこに何かしらの感情が生じていれば、そのことを深く心に刻むことができ、記憶に留めることができるんじゃないか?・・・という持論。
 そんなことを果たして作文で書いたかどうかまでは記憶にないが、思いあたることがあるとしたらその思想くらい。

 みちょるびんは本を読まない生徒だったから、あるいは先生にはそのことがバレていて、ヒトが自分で経験するには限界があるから、本を読むことで疑似体験することを推奨したということなのか!?

 「経験論者」ってのがイマイチよくわからないのだが、自分で実際に体験してみるっていうことはいいことだと思うんだけどなぁ。
 もちろん、自分で経験できないこと、知らない世界を読書を通して学ぶっていうことも、素晴らしいことだっては思っているよ?

 だからさ、先生の真意が未だによくわからないし、とても気になる。

 いつか先生に会う機会があれば訊いてみたいものであるが、先生、覚えているかなぁ???

                             以上、みちょるびんでした!

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