こんにちは、みちょるびんです♪
子供の頃のみちょるびんは、どうしてだか、自分のことを何か特別な存在だと信じていたところがあった。
両親にとってはようやく恵まれた子宝だったし、妹が生まれる6歳までは、実質一人っ子状態。
甘やかされていたところもあったんじゃないか。
妹が生まれる前はじいちゃんもいたし、父・パピーの妹――叔母も一緒に住んでいたし、そういった大人たちからもかわいがってもらっていたんだと思う。
数歳年上の二人姉弟の従兄姉が家の近所に住んでいて、みちょるびんは日中は、その従兄姉の家に預けられていた。
みちょるびんの家が商売をしていて、母・マミーをはじめ、みちょるびんにかまえる大人がいなかったからだ。
従兄姉たちとは気が合い、何をするにも一緒で、みちょるびんはその従兄姉たちと姉妹のようにして育った。
快適だったし、従兄姉たちと一緒にいるのが楽しかったから、「そっちの家の子供になりたい」と言っていたことも覚えている。
子供らしいみちょるびんの正直な気持ち。
今にして思うと、マミーはどんな思いでみちょるびんの言葉を聞いていただろうか・・・(- - ☆)。
とにかくこんな感じで、みちょるびんは一番年下というようなポジションでかわいがられていたように思う。
それに、お店の子だったから、出入りする近所のお客さんからも声をかけてもらっていたし、言い過ぎかもしれないけど、ちょっとしたアイドルのような扱いだったんじゃなかろうか!?
だってそうでなければ、なぜ、みちょるびんが、自分のことを何か特別な存在だと勘違いするに至ったのか、説明がつかない。
‘不思議好き’としては、前世の名残なんじゃないのか!?って、思うところもあるけどね(!)。
前世占いで、プリンセスだったって言われたことがあるし!!
まぁでも、これは現実的な解釈ではないよね。
でも実際、変だけど、周りの人たちのことを、召使いのように思っていたフシもあった。
例えば、デパートの屋上に遊びに行った時のこと。
当時は、デパートの屋上に乗り物などの遊具が設置されていて、ちょっとした遊園地となっていた。
だけどとても混んでいて、乗り物に乗るためにはいちいち並ぶ必要があった。
両親は乗り物に乗るわけではないし、みちょるびんが遊んでいる間に、両親が次の乗り物の列に並んでくれれば効率的だってみちょるびんは考えた。
その提案をしたことで、両親に怒られたかどうかまでは覚えていないけど、その後、また両親と一緒に列に並んだ。
ダメなことなんだなって思ったことをとてもよく覚えている。
兄妹のようにして育った従兄姉たちは、二人とも穏やかで優しい性格だった。
ケンカした記憶はほぼ皆無。
でも一度だけ、揉めた記憶がある。
公園の砂場で3人で遊んでいた時、何かしらみちょるびんの思うようにならなかった場面があった。
それが気に食わなくて、みちょるびん、自分の方が遊んでもらっている立場だったにもかかわらず、もう遊ばない!と言って怒って一人で家に帰ったのだった。
そのあとすぐに仲直りしたと思うけど、子供のくせに妙に気位が高かったなって思う。
小学校に上がってようやく、どうやら自分は「特別」ではないらしいということに気がついた。
クラスメイトの1人に、その学校の教師の娘がいた。
先生たちは、その娘のことを小さい時から知っているんだろう。
特別に目をかけている感じが伝わってきた。
あれ?って、思った。
ショックだった。
そこでようやく、現実を悟ったんだった。
それからはさすがに、そういう考えを持つことはなくなった。
以上、みちょるびんでした!