こんにちは、みちょるびんです。
数日前の出来事なのですが―――。
みちょるびんがいつものようにパソコンに向かって作業をしている時、「鈴の音」を訊きました。
家には、みちょるびん一人。
ホラー好きのみちょるびんは「霊の仕業ではないか!?」と、胸の高鳴りを覚えるわけです。
だけどその音は、ホラー映画等で聞くような、音を溜めたような、意味深な感じの‘チリーンチリーン・・・’というものではなく、どちらかと言うと複数の小さい鈴をコロコロ転がして鳴らしているような、涼やかな感じ。
クリスマスをイメージする鈴の音も複数の鈴の音色で‘シャンシャン’って表現しますが、あれってマラカスを鳴らすときみたいに、鈴を上下に振り下ろした時に出る音じゃないですか?
複数ではあるが、音にまとまりがある感じ。
でも、聞こえて来た音は、例えばハムスターなどの回し車みたいなものに数個の鈴を入れ、ゆっくりと回転させて転がすことで生じそうな、そんな音なのでした。
だから、恐怖を駆り立てられるような音ではない。
むしろ、幸運を知らせてくれているような、そんな縁起がよさそうな軽やかな音でした。
みちょるびんの作業部屋にある机は、窓辺に設置されているので、みちょるびんがブログを書く時は、窓に向いて座っている格好。
朝活(※)を始めるようになってからは5時頃に起床することが日課になっていますが、その時間帯は外はまだ暗い。
だから基本的に、窓のブラインドは閉じたまま。
その鈴の音は、窓の外から聞こえてきているようにも感じました。
首輪に鈴をつけている数匹の子犬がじゃれ合っているとか?
みちょるびんの作業部屋は、マンションの中庭の方を向いていているのですが、たまにそこのベンチで休んでいる人を見かけたりすることがあります。
早朝に犬と散歩している人が、犬を放して遊ばせているということも考えられました。
ただ、あまりにその鈴の音が続くので、今度は、鈴虫か何かなのかとも考えました。
そう言えば、そんなような音にも聞こえてくる・・・。
だけど、当地に鈴虫がいるなんて話は聞いたことがないし、この国に住んで数年が経ちますが、初めて聞く音色です・・・。
不思議な気持ちで、しばらくパソコンに向かっていたのですが、その後、その音の主が実は隣のリビングルームに設置されているクーラーだったということに気づきました。
確かに同じ音を発していました。
なぁんだ!と思うわけですが、不思議なもので、作業机に向かっている時は、窓の外からその音がしている感じがしていたのです。
だからこそ、動物や虫なのかという想像もした。
だけど実は音源は、隣の部屋にあった・・・。
しかも、実際に隣の部屋で聞くよりも、音がより大きく感じられたのも不思議でした。
気になって、ネットで「エアコン、鈴の音」というキーワードを入れて検索してみたのですが、ヒットしました!
案外、こういう事象ってあるものなんですね!!
ホコリだとか、いくつか考えられる原因が書かれてありましたが、個人的に注目したのは、その音の表現。
「キュルキュル」ってなってました。
果たしてみちょるびんが聞いた同じ音を表現したものなのか、実際に確認してみないことには確かなことは言えませんが、「鈴の音」という表現もされており、エアコンが発しているという以上は、同じ音なのではないかと想像します。
だが、みちょるびん的には「キュルキュル」はないなって思うわけです。
ヒトの感覚って、皆、違うんだねぇと興味深かったのですが、とは言え、あの鈴の音を擬音語で表現するのは難しい・・・。
‘鈴’がコロコロ転がっているイメージの音だったのですが、音自体は‘コロコロ’ではない。
‘チリンチリン’というような3文字とも違うし、だからと言って‘チリチリ’というような、詰まった感じでもない。
あれからあの音は止んでしまったので、今となってはどう表現すべきか、改めて検討しようがないのですよね・・・。
それにしても、何より不思議なのは、どうしてあの音源が外にあると感じたかという点。
ところで、当地における暖房は、セントラルヒーティングが一般的で、各部屋に「温水パネル」なるものが設置されています。
この温水パネルは主に窓の下の壁に取り付けられていて、温水を循環させることで窓からの冷気を暖め、やがては部屋全体を温かくするという仕組み。
窓際にあるみちょるびんの机の足元にも、もれなくこの「温水パネル」がある。
もしかすると、この温水パネルとクーラーがつながっていて、それでクーラーが鳴らす鈴の音が、足元の温水パネルに伝ってきたのではないか、そのために窓の外から音が聞こえているような錯覚を起こしたのではいか・・・そんな風に推理しています。
というのがね、実は、たまに怪奇現象が起こるんですよ、この作業部屋―――。
これまでに、ヒトの声が聞こえたことがあるんです。
数秒だけなのですが、そのたびにラジオが流れているのかな?って思うんです。
作業の手を止めて改めて耳を澄ますのですが、次に聞こえることはない・・・。
そういうことが、これまでに何度かあったんです。
一番気味が悪かったのは、まるでトランシーバーみたいな音で、明らかにヒトの声が聞こえた時。
オカルト好きなみちょるびんは、ネットなどでも目撃情報がある「小さいおじさん」が潜んでいるのではないかと不審に思い、その時ばかりは重い腰を上げ、机の裏をのぞき込んだりしたほどでした。
本当におじさんが出てきたらどうしようと怖い気持ちもありましたが、でも、声の元を突き止めたかった。
あるいは、盗聴器の類が仕掛けられているのではないかって、真剣に考えましたが、そういったものから、声が聞こえたりするものなのかは不明・・・。
すごく不気味な体験でした。
だけど、クーラーの鈴の音が「温水パネル」を伝って聞こえてきていたのだとしたら、納得がいく。
きっと、みちょるびんが聞いたヒトの声も、隣の家等から伝って来たものではないか・・・。
今はそんな風に考えているところです。
以上、みちょるびんでした!
(※)「朝活フアン。」