こんにちは、みちょるびんです。
今回は、前回の「占い三択リーディングの勧め」パートⅡということで、引き続き、三択リーディングの楽しみ方、見どころをお届けしたいと思います。
1.画面の向こう側
三択リーディングは、伏せられたお山様を表に返して展開し、そのメッセージを読み解いていくというものです。従って、主役はカードやサイコロ等の占いツールになります。基本的に画面は固定され、テーブルの上に並べられた主役のメッセンジャーたちが映し出される形式となります。そして、画面上には、カードに触れる占い師さんの手が現れます。中には、占い師さんが対面式に登場する場合もあり、個人鑑定を受けているような臨場感ある演出がされているものもあります。しかし、みちょるびんが知る限り、占い師さんの出演は、首から下といった具合です。
このように、舞台は狭い空間でしかありませんので、他の占い動画と、いかにして差別化をはかるかが、占い師さんの腕の見せどころの一つでもあると思います。
まず、着目すべきは、テーブル上のデコレーションやディスプレイでしょう。
画面の大部分を占めるテーブル面は、占いの気分を盛り上げてくれるような神秘的なベロアもあれば、カラフルな絵柄のもの、その逆に、真っ白だとか、淡いブルーなど、一色に統一されている場合もあります。テーブルを飾るデコレーションとしては、キャンドル、花、クリスタルを主体として、天使やクロスなどの置物が加わり、女子が好きそうな洋風テイストのものが多いように思います。それとは逆に、男性的な仏像系のディスプレイもあるし、あるいは、一切何も置かないという、いさぎよさを感じるミニマニストもいらっしゃり、格好いいです。
占い師さんは、画面に出演することになるご自分の「手」にも、気を使っていらっしゃると感じます。
お若い方に多いのは、ネイルです。視聴者の中にも、そのネイルに着目している人もいるのではないかと思います。
また、‘魔女’など妖術を行う人がいかにも身につけていそうな、「ザ・リング」というような指輪をお召しになっている占い師さんもいらっしゃり、宝石好きのみちょるびんは、指輪が気になってリーディングに集中できないこともあるほどです。
画面には姿が映らないので、それこそ、服装はパジャマかもしれませんが、レースフリフリの、ロリータ・ファッションを連想させるような、ラブリーなレースの手袋をされている、おしゃれさんもいらっしゃいます。
もちろん、なにも身に着けない方もおり、その場合、全員に共通して言えるのは、清潔感があるということです。
このように、狭い画面の中には、占い師さんの持つ世界観がぎゅっと凝縮されています。
2.小道具
お山様の数は、3つが主流だと思いますが、中には4つ、あるいはおみくじを引くような感覚で6つなど、お楽しみイベントとして多くの選択が用意される場合もあります。その逆に、2つだけということもあるようです。2つに1つとなると、選ぶ側も超真剣になりそうですが、占い師さんも、きっと、これ以上にないくらいに精魂込めてお山を作っていらっしゃるのかもしれませんね。
お山様は、開けてのお楽しみ♪なので、山を選択するまでは伏せられていて、当然、中身が見えません。占い師さんは、視聴者がどのお山様にするか選択しやすいように、あるいは識別するために、お山様に目印を設けることが多いです。
「1番、2番、3番」や「A、B、C」などの記号。
その他、別のカードや、小物類。クリスタル、動物などをモチーフにしたフィギア、ぬいぐるみ、達磨などの置物、香水瓶など様々で、これも、占い師さんの個性の一つのように思います。中には、毎回、違う選択肢を設け、多くが手作りというこだわり派の占い師さんもいらっしゃいます。
また、ぬいるぐみなどの選択肢がキャラ立ちしていて、それが視聴者ファンを虜にしている場合もあり、楽しいです。
最後に、占い師さんによっては、ポインターというか、細長い棒状のもので、カードを指し示す方もいらっしゃいます。そういた小物にも、チョイスする占い師さんのテイストが表れています。みちょるびんのお気に入りの占い師さんが使っているその棒が、ろうそくなのか、何なのか、すごく気になっているものがあるのですが、動画を見続けていれば、いつの日か、それが何なのか、ヒントが得られるかもしれません! それも、密かな楽しみです。
3.大道具
小道具に対して、大道具という言い方をしましたが、リーディングの要となる占いツールとしては、タロットカード、オラクルカード、ルノルマンカード等があります。
日本製と思われるものから、外国製、しかも、メッセージの文字が英語以外である場合もあります。カード自体を、ご自分で手作りされている占い師さんもおり、そのほか、サイコロ、ルーン、算木、チャームなど、みなさん、独自の占いをすべく、使用するツールも工夫されているように思います。
使用されているタロットカードは、見覚えのある「ライダー・ウェイト・タロット(ウェイト版)」もありますが、とにかく種類が豊富で驚かされます。占い好きのみちょるびんは、ウェイト版なら、なんとなく馴染みがあり、カードを見ただけでその意図するところがわかったもするので、占い師さんの解釈と照らし合わせながら、リーディングを楽しむこともあります。逆に、初めてみるカードだと、占い師さんに頼るしかないため、たまにもどかしさを感じることもありますが、占い師さんの感性に身をゆだねるという楽しみ方もありますね。
占い師さんの中には、どこでならそれらのカードが手に入るのか、という質問を視聴者さんから受けることがあるようで、「Amazonで買いました」と、少し夢がないようにも感じられる回答に遭遇したこともあります。占い師さんたちの手にかかると、カードがとても神秘的なものに映るので、「一般の人が足を踏み入れてはならないような、妖艶なショップでしか手に入らないのではないか」と言う気持ちが、そのような質問をさせたのではないかと思いますが、実は、気軽にネットで買えることを知りました。このようなやり取りを聞くと、カードが特別なものではないと言われているようにも聞こえますが、カードは、占い師さんにとって商売道具であり、それでいて、仕事のパートナーでもあるわけなので、どこで買うかではなく、そのあとの付き合い方、関係性が重要なのではないかとみちょるびんは感じます。
だから、「Amazon」、OKです。
4.バックミュージック
動画では、バックミュージックが流れているものと、無音のものの両方があります。無音にするのか、音を流すのか、どんな音・曲を選択するのか、それも、占い師さんのセンスです。
SNS初心者のみちょるびんは、よくわからないのですが、なんとなく、著作権問題とかもありそうですし、使用する音楽も、無料の音楽だったりするんでしょうかね? たまに、初めて訪問した占い師さんが、みちょるびんのお気に入りの占い師さんと同じ曲を使っていることがあるので、そんなことを考えた次第です。
しかし、毎日のように動画を見ていると、その曲は、親しみがわいてきて落ち着くし、その占い師さんを連想させるものになってきます。他の動画でその曲が使用されていると、既に、違和感を感じるようになっていることに気づきます。
ですから、曲選びは、重要だと思います。
たまに、お気に入りの占い師さんの、昔の動画を覗きに行ってみることがありますが、今とは違う曲が使用されていて、どういう心境の変化で、今のに変更したのかな? などと、考えたりすることも楽しかったりします。中には、「まずは即行動」という気持ちで占い動画をスタートされた方もいるようなので、とりあえず使っていたということもあるかもしれないし、あるいは、リニューアルという気持ちで、変えることもあるのかもしれません。そんな想像をすることも、みちょるびんには、楽しかったりするのです。
以上、みちょるびんでした!