ハプニング 旅行

出雲旅行!(4.続、悪夢!?)

投稿日:2025年6月20日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。ナンの計画もなかったが、幸運なことに、空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット。列車の出発は、その翌日ではあったが、それから急いで計画を練り、出雲旅行の旅程を立てたのであった。当日は、事前にチケットの発券を行い、荷造りを行った。夕飯も食べ、シャワーも済ませ、もう寝るだけの状態で、21:50東京駅発の「サンライズ出雲」に臨んだ。しかし、到着した東京駅でみちょるびんが駅員に告げられたのは、「サンライズ出雲」の運行がキャンセルされたということであった。

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 元来たJR駅に向かうみちょるびんの足どりは重かった。

 セコいようだが、東京駅までの電車賃が無料だったのが救い・・・(- - ☆)。
 東京駅までの移動には地下鉄を利用するという手段もあり、そっちの方が早かったのだが、「サンライズ出雲」のチケットには東京都区内の乗車賃もカバーされていたので、JRを利用していた。

 復路も同様に、そのままJRを利用することにした。

 あと2駅で目的の駅という時、入線した駅で電車は停車したものの、扉が開かれることなく、車内の照明が消え、モニター画面も黒くなった。
 そして聞こえていた空調の音も止まった。
 車内アナウンスが流れ、危険を知らせる信号を受信したため停止しているということだった。
 一部の車両は、電気が届かない場所に停まっているのだそうで、そのせいで停電になっている、と。

 この蒸し暑い中で、復興を待たなきゃならないのか・・・と不安になったが、さほど経たないうちに電気が復活。
 すぐ窓の外に、乗車を待つ人たちが立っている姿が見えたが、電車は定位置に停車していなかったようで、ホームを少しだけ進み、すぐにまた停車した。
 今度はちゃんと扉が開き、いつもの日常風景に戻った。

 このトラブルによる電車の遅れは5分というアナウンス。
 気がつくと、若い女性の声。
 最近は、女性の車掌さんも登場したんだなと感心した。

 目的の駅に到着し、改札口にある窓口へ向かった。
 駅員の姿が見えなかったので、設置されていたブザーを押してみると、ドアから若い駅員が出てきた。

 「『サンライズ出雲』の運行が中止になったので、チケットの払い戻しをお願いしたい」と伝えたところ、「窓口の営業は22時までであり、既に時間を過ぎてしまったから今日は対応できない」と言われた。
 その場ですぐにやってもらえるとばかり思っていたので、つい「えええっ!」と声を漏らしてしまった。

 時計を見ると22:10。
 あの電車のトラブルがなかったとしても、22時は過ぎていたか・・・(- - ☆)。

 みちょるびんの反応を見たお兄さんに「お姉さん、近くにお住まいですか?」と訊かれた。
 「はい」と答えたところ、チケットを見つめていたお兄さんが「これ、西日本のサイトで購入しましたか?」と再び問うてきた。
 「そうだけど?」と言うと、「こっち(東日本)での払い戻しは難しい」という返答。
 更に、えええっ!? で、ある―――。

 まあ、‘明日の飛行機が取れれば’という条件つきではあるが、出雲には行くつもりにしているから、向こうで払い戻ししてもいいんだけどね。
 でも、そんなことってある!?って思うじゃない!?

 お兄さんが「ちょっとお待ちを」と言い残してまたドアの向こうに消えて行ってしまったので、しばらくの間待つことになった。

 そんな中、携帯を手に持ったおじさんがやってきた。
 「駅員はいないの?」と訊かれたので、「今、調べてもらっている。長くかかりそうだ」と伝えた。

 おじさんの様子から何となく、残額不足で改札から出られないのかな?という印象を受けた。
 駅員を待たずともお金をチャージすればすぐに解決することではないのかとも思ったが、抱えているのは別の問題かも知れないし、言うのは控えた。
 おじさんにつきあわせては悪いと思い、「反対側にも改札があるから、そっちにも窓口があるのではないか」と、やんわり教えて差し上げたんだが、おじさんはそのまま動こうとはしなかった。

 そのうちおじさんがシビレを切らして、ブザーを押すと、別の駅員が出てきた。
 何だ、他にも駅員はいたのか。
 だったら、もっと早くにブザーを押させてあげれば良かった・・・。

 そんなことを思っていると、その駅員に続き、さっきの若いお兄さんも出てきた。
 お兄さんが机のところで、チケットに何やら書き込んだり、取り出したハンコを押したりしているのが見えた。

 「何で表にいないの?」と言うおじさんの不満そうな声が横で聞こえた。
 「ブザーを押してもらうようにしています」と、駅員が立てかけてあった看板をおじさんに見せていた。
 おじさんが立っていた位置からはそれは見えていないのかも知れなかった。

 私の勘違いもあって、おじさんには悪いことをした。
 おじさんは案の定、残額不足という指摘を受けていた。
 「チャージしますよ、すればいいんでしょ?」と言った感じ。

 そんなやりとりを横目に、ようやくお兄さんからチケットを返却された。

 「払い戻しができる」と言われたので、「東京でも?」と聞き返すと、「東京駅で」と返ってきたので、「えっ?」って固まったら、慌てた様子で「この駅でもできます」と訂正され、ようやく安心した。
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

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