こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。ナンの計画もないまま休みに突入したのだった。しかし幸運なことに、寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aに空きが出ているのを発見し、すかさずゲット。列車の出発は、その翌日ではあったが、それから急いで計画を練り、出雲旅行の旅程を立てたのであった。
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そうして迎えた運命の日―――。
「サンライズ出雲」の出発時刻は東京駅21:50発。
荷造りには全く手がつけられていなかったが、自宅を出発するのは遅い時刻なので時間には余裕がある。
午前中なんかは余裕をかまして、恒例の映画鑑賞と決めこんだのだった。
そして忘れてはならない、チケットの入手!
夜に出かける時にバタバタするのもいやだったし、チケットは早めに発券し、確実なものにしておきたかった。
映画館に行ったついでに14時過ぎにJR駅にある発券機でチケットを発券した。
チケットには「シングルデラックス」という文字が刻まれていた。
うれしい!
チケットを手に、ニヤニヤが止まらなかった。
そそっかしいみちょるびんは、たまに勘違いをすることがあるから、こうしてチケットを実際に手にしてみるまでは、正直なところ、本当にシングルデラックスが手配できたのか確証が持てなかったのだ。
改めて喜びを噛み締めた。
「サンライズ出雲」では食料の販売はないため、朝ごはんを予め買って持ち込む必要があった。
気分的には乗り込んだ後、景色を見ながら晩酌をしたいところだが、出発は22時近くであり、みちょるびんは21:00以降は食わないと決めているので(「SD月間! #20. 大台間近!」)、今回は朝ごはんのみの持ち込み。
記念すべき「シングルデラックス」であり、旅行が始まって最初の食事となるから、デパ地下に寄ってうまそうなパンをゲットした。
それからすぐに家に帰り、本格的に荷造りにとりかかった。
今回は4泊5日の旅。
汗をかくから着替えも多くなる。
そして今回は移動も多いので、運搬に便利なキャニスター付のキャリーバッグで出かけるが、機内にも持ち込めるようにしたいので、着替えなどの量はそのサイズに収まるように抑える必要がある。
それに帰りは、職場用の土産なんかも入れなきゃならんのだ。
荷物は必要最低限なものに厳選した。
荷造りを終えたあとは、夕飯を食って、シャワーも浴びた。
もう寝るだけの状態に整え、東京駅に向かった。
「サンライズ出雲」は21:25に9番ホームに入線する―――。
今回は久々の「シングルデラックス」だったし、せっかくならブログでも詳しく紹介したい。
また、入線してくるシーンもカメラに押さえたい!
そんな風に考えていたが、東京駅に到着したのは入線の数分前という時刻だった。
急いで9番ホームに向かった。
同ホームに続くエスカレーターの乗り口のところに電光掲示板があったが、表示内容を確認している暇はない。
そのまますぐにエスカレーターに飛び乗り、ホームへ移動した。
ホームに降り立つや否や電光掲示板を確認するも、サンライズではない別の電車の名前が表示されていた。
しかも出発が遅れているようで、発車時刻が10分前のものだった。
列車に遅れが出ているのか!?
確認のため、またすぐに下りのスカレーターに乗り、地下に戻った。
不審な動きをしてしまっているが、恥ずかしがってきる場合ではないのだ。
先ほどの電光表示板を確認したが、「サンライズ出雲」という文字はなし。
出発ホームに関するネット情報が古かったのか!?
ちょっと慌てた。
駅員に訊くしかない。
少し先に、新幹線の切符を売っているカウンターが見えた。
幸い、客はいない。
急いでカウンターのお兄さんにサンライズの出発ホームを訊ねた。
そしたら、驚くべき事実を告げられた。
その日出発の「サンライズ出雲/瀬戸」はキャンセルされた、と―――。
頭が真っ白になった。
再度訊き返すが、同じ回答。
車両トラブルなんだそうな。
朝の10時に公表されている、と。
えーっ!?
さっき、14時頃にチケットを発券したんですけど!?
ナゼにチケットは普通に発券されたのだ!?
その時に知らせてくれればいいものを!?
呆然と立ち尽くすみちょるびんに、お兄さんが振替便をチェックしてくれたが、到底明日の朝までに出雲に到着する列車なんてあるわけがないのだ。
今夜中に名古屋までなら行けるとは言われたが、そこでの宿泊は免れないわけで、それを話すと、悪いがその宿泊代の面倒は見ることはできないと言われた。
そうだろうよっ!
お兄さんが悪いわけではないが、楽しみにして、完璧な身づくろいで出てきていた分、怒りが込み上げてくる。
だって、「日御碕灯台」や「石見銀山」エリアに宿屋だってとっているし、直前だからもうキャンセル料だって発生していし、今更旅行をキャンセルすることなんて、できないんだよ・・・―――!!!
この出雲旅行は、「サンライズ出雲」のシングルデラックスの予約が取れたから計画したものだったのに・・・。
こうなったら飛行機に切り替えて、遂行するしかない・・・!
「サンライズ出雲」の運行が中止になったことを受け、サンライズの乗車予定客が飛行機に殺到しているのではないか?
すっかり出遅れてしまった。
満席になってなきゃいいが・・・。
お兄さんによると、「サンライズ出雲」のチケット代の返金は可能だそうで、とりあえず今持っているチケットで、元来たJR駅に戻り、返金を求めることにした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!