こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かず、2時間の空きを埋めるためにタクシーを利用した。そうして出かけた日御碕では存分に観光を満喫、翌日は急遽船を出してもらえることになり、日御碕湾遊覧とレジャーフィッシング客のお迎えを体験。「出雲大社」でのお詣りを終えて、迎えた3日目は「石見銀山」に移動。ワンコインガイドツアー「龍源寺間歩コース」に参加し、カフェでの休憩を挟んで大森の町並みを散策。ぎんざんカートで宿屋に戻ってからは、最終日の計画を立てた。旅行最終日は、「世界遺産・大久保間歩一般公開限定ツアー」に参加した。
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「石見銀山世界遺産センター」のコインロッカーに預けていた貴重品を取り出したところで、「銀探しの体験をしませんか! 今なら空いています!」と大きな声で館内を歩くスタッフに出くわした。
なんたるラッキー!
みちょるびんが参加したいと思っていたイベント「銀をさがせ!」が向こうからやってくるだなんて!
その日「石見銀山世界遺産センター」では、「石見銀山」の世界遺産登録18周年の記念イベントが開催されていた。
お姉さんに案内され、別棟に連れて行かれた。
場所がわかりにくかったので、お姉さんに会えて良かった!
会場には、砂と水が入った直径60cm、高さ40cmくらいのプラスティック製のタライが数個用意されていた。
数人の人が、それぞれの1つのタライの前に座り、直径30cmくらいのパンニング皿(以後、パン皿)を手に持ってぐるぐる回していた。
お姉さんに空いている好きなタライの前に座るように言われ、みちょるびんも1つ選んだ。
まず、お姉さんが、1mmくらいの小さな銀の粒が入った容器を持ってきて見せてくれ、目の前タライの中に投入するのを一緒に確認した。
ちゃんと銀は入ってますよ、仮に採れないのだとすればそれはあなたの腕が悪いからですよ、ってわけだ。
中には本当にクレームを言う客もいるのかも知れない!?
次に、姉さんが最初にパン皿の使い方を実演して見せてくれた。
銀は砂の底に沈んでいるからタライの際や底をすくうようにしてパン皿の上に砂を乗せる。
そのあとパン皿を水の中に浸ける何回かユラユラ左右に揺らし、その後、水平だったパン皿を自分とは反対側に傾けて水面ギリギリのところで回すというものだった。
パン皿の縁から数センチのところに細かい溝が均等に掘られていて、重い便だけがその溝に引っかかって残るという寸法。
これは大森町にあった「下河原吹屋跡」で行われていたという比重選鉱に違いなかった(「出雲旅行!(27.吹石法)」)。
一回、練習するように言われ、お姉さんの前でみちょるびんも実践してみた。
パン皿の溝が常に自分とは反対側にポジショニングするのがポイントらしかった。
採れた銀を保管する用にと、キッチンペーパーが敷かれた小さなトレイを渡された。
制限時間は10分。
えっ、10分!?と、声をあげてしまった。
過去に「土肥金山」で同じ要領で砂金採りに挑戦したことがあり、そこでの体験は30分くらいあった記憶があったからだ。
本イベントのポスターにも所要時間30分とあったので、そんな風に思い込んでいたところもある。
タライの数もさほど多くないし、1人に30分もかけていたら客の回転が悪くなるのかも知れないね。
それに銀の量だってセーブしたいだろう。
これはもう、真剣に取り組む必要がある!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!