こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かず、2時間の空きを埋めるためにタクシーを利用した。そうして出かけた日御碕では存分に観光を満喫、翌日は急遽船を出してもらえることになり、日御碕湾遊覧とレジャーフィッシング客のお迎えを体験。「出雲大社」でのお詣りを終えて、迎えた3日目は「石見銀山」に移動。ワンコインガイドツアー「龍源寺間歩コース」に参加し、カフェでの休憩を挟んで大森の町並みを散策。ぎんざんカートで宿屋に戻ってからは、最終日の計画を立てた。旅行最終日は、「世界遺産・大久保間歩一般公開限定ツアー」に参加することになった。
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8:55過ぎに「石見銀山世界遺産センター」到着。
建物内に入り、まっすぐにカウンターの前に進んだ。
10分ほど前に、「世界遺産・大久保間歩一般公開限定ツアー」への参加を電話予約した者であると告げると、「必ずお読みください」と書かれた「注意事項」という1枚紙を渡され、一読するように言われた。
その後、名前などを記入するように求められた切り取り線以下の部分をセンターが切り離して保管、上部はみちょるびんに返却された。
そして参加費を徴収された。
ワンコインガイドツアーの時と比べると、結構な額―――。
バスの運行、ヘルメットや長靴など必要な備品の維持・管理、人件費などなど、ツアーの規模が大きくなると、いろんなところに出費があるということなんだろう。
そのあとすぐに、廊下を挟んで向かい側にあった小さな多目的室に移動するよう促された。
その部屋で、係のおじさんからツアーに関する簡単な注意事項の説明を受けた。
みちょるびんが持っていたキャリーバッグは、その部屋で保管してもらえることになったので助かった。
半袖Tシャツ姿だったみちょるびんを見て、長袖は持っていると訊かれた。
正直に、薄手のカーディガンしかないことを白状すると、ウインドブレーカーを貸し出すことが可能と言われたので、お願いした。
追加料金を取られることはなかったので良心的だった。
ダンボールの箱の中にウインドブレーカーが無数に畳んで入れられていた。
おじさんはその箱の中をかきわけるようにしてずいぶん下の方にあるものを引っ張り出して、みちょるびんに渡してくれた。
渡されたウインドブレーカーのタグをよく見ると、LLとなっていた。
なるほど・・・、おじさんが探していたのはこれだったのかぁ・・・。
みちょるびん的にはこのサイズを着るのは人生初であったが、おじさんにそう見積もられたということは紛れもない事実。
事態の深刻さを痛感した(- - ☆)。
さて、そのおじさんの説明では、山に持って行けるのは飲み物とカメラだけとのことで、その他の余計な荷物はコインロッカーに預けるよう指示された。
「大久保間歩」に到着したら、坑口付近にある大久保管理棟で長靴に履き替え、ヘルメットを装着することになるが、カメラ以外のものはその場に置いて行くことになるとのこと。
そこでは貴重品の管理はできないから、とにかく出発前に貴重品などはコインロッカーに預けるようにとくり返された。
準備を整えて、9:15に改めて集合するように言われたので、先にお手洗いを済ましてから、廊下の突き当りに設置されていたコインロッカーに行った。
ロッカーのサイズは標準的な40cm四方くらいのサイズのものしかなかったので、キャリーバッグが多目的室預かりになったことに納得した。
歩いて汗をかくだろうから手ぬぐいを首に巻いて、ミネラルウォーターとカメラ、携帯電話以外のものは全てロッカーに収めた。
心配性で普段荷物が多いみちょるびんとしては、荷物が3つだけであるということがどうも落ち着かなかったが、そういう指示なのだから仕方がない。
履いていた長ズボンにはポケットがなかったので、増えてしまったロッカーの鍵をどこにしまうか困ったが、カメラケースが肩から掛けられるポシェットタイプでストラップにフックがついていたので、そこに引っ掛けることにした。
鍵が剥き出しの状態なのは気分的に心配ではあったが、フックにはめているんだから一番安全なはずだった。
携帯電話は借りたウインドブレーカーのポケットに入れて、ウインドブレーカー自体は腰に巻き、ミネラルウォーターだけを手に持った。
そうこうするうちにすぐに指定された集合時刻となり、ガイドさんとツアー参加者が顔を合わせることになった。
ガイドさんは、年配の男性だった。
ツアーはその日の初回で、参加者は11名。
最大20名までということだったようなので、定員までまだまだ余裕があったということになる。
世界遺産登録18周年記念イベントの日で混むのではないか!?という心配は、杞憂に終わった☆
まだ学校は夏休み前だから、やっぱりシーズンオフっていうことか!?
参加者の中には70歳は軽く超えていそうなご婦人もいらっしゃった。
畑仕事などで普段から足腰を鍛えている可能性だってあるし、侮ってはいけない。
とは言え、このおばあさんが参加するんだから、みちょるびんだって大丈夫!と、自分を奮い立たせることができた。
センターに設置されている世界遺産登録範囲全体を示した大型立体模型を前に、石見銀山の地理について説明を受けるなどした。
それのあとはいよいよバスへ移動。
建物の外に出るとバスが停車しており、乗り口のところで、用意してあった竹製の杖を1本選ぶよう促された。
山を降りる時に杖があると楽なんだとか。
自分の胸の高さあたりがちょうど良いとのことだったので、それらしい高さのものを1本取って、バスに乗り込んだ。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!