こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かず、2時間の空きを埋めるためにタクシーを利用した。そうして出かけた日御碕では存分に観光を満喫、翌日は急遽船を出してもらえることになり、日御碕湾遊覧とレジャーフィッシング客のお迎えを体験。「出雲大社」でのお詣りを終えて、迎えた3日目は「石見銀山」に移動。ワンコインガイドツアー「龍源寺間歩コース」に参加し、カフェでの休憩を挟んで大森の町並みを散策。ぎんざんカートで宿屋に戻ってからは、最終日の計画を立てた。
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「世界遺産・大久保間歩一般公開限定ツアー」―――。
ネットで調べたところ、石見銀山最大級の坑道跡「大久保間歩」の一般公開は1日4回(3月~11月の金・土・日・祝日・お盆期間)、各回20名を上限としたツアーによるのだそうで、そのツアーは「石見銀山世界遺産センター」から出発するということだった。
同センターからまずはバスで5~6分くらいのところにある原田駐車場まで移動し、そこからは、砂利道や登山道を交えながら30分くらい徒歩で「大久保間歩」に向かうことになるのだとか。
「大久保間歩」では長靴やヘルメットを装備し、約30分滞在。
ツアーの所要時間約2時間ということだった。
なにやらとても本格的。
山を登るとあるが、どれくらい険しいものなのか!?
体力に自信はないものの、この出雲旅行を始めてからみちょるびんは「日御碕灯台」に登り(「出雲旅行!(12.日御碕灯台)」)、そしてこの大森では6kmくらい歩いており(「出雲旅行!(26.ワンコインガイドツアー)」「出雲旅行!(27.吹石法)」「出雲旅行!(28.ガイドツアーあれこれ)」「出雲旅行!(29.龍源寺間歩)」「出雲旅行!(30.銀ショップ)」「出雲旅行!(32.町並み地区)」)、これらの実績が、みちょるびんの自信につながっていたことは確かだった。
ただ問題は、服装であった。
HPによると、ダメな服装の例として半袖短パン、サンダルなどの軽装が挙げられていた。
長ズボンと運動靴の条件は満たしていたが、みちょるびんが持っている長袖は薄手のカーディガンのみ(「出雲旅行!(17.導き)」)。
「大久保間歩」の気温は「龍源寺間歩」と同様に10℃くらいだそうだから、あのカーディガンでは30分の滞在は耐えられないのではないかという心配があった。
いつも旅行の時は薄いウインドブレーカーを持ち歩いているというのに、今回は荷物を減らす目的もあって家に置いて来たことがとても悔やまれた・・・(- - ☆)。
行程に山登りが含まれていたり、十分な寒さ対策が講じられそうもない状況があるなど心配な点も多かったが、でもやっぱりみちょるびんはそのツアーに魅力を感じたので、HPで予約状況を確認してみた。
まだ空きがあるのか、「受付終了」という表示にはなっていなかった。
ただ予約が直前であるせいか、ネット予約ではなく、電話にて問い合わせることが求められていた。
早速電話してみたが、9:00〜17:00の間に電話するようにという音声ガイドが流れるだけ・・・(- - ☆)。
30分、遅かった!!
ネットによると、電話の受付時間が9:00からなのに対し、「石見銀山世界遺産センター」の営業開始は30分早い8:30となっていた。
朝一のツアーの出発時間は9:45で、参加者は9:15までに同センターに集合することが義務づけられていたので、そうなると、呑気に電話予約なぞしてはいられない。
こうなったら直接乗り込んで、申し込まないことには間に合わない!
そのためには9:15よりも前に現地入りしておく必要があろう。
Googleマップで8:30以降に「石見銀山世界遺産センター」に到着できるようにルート検索してみたところ、ヒットしたのは大森8:50発同センター8:55着のバスだけで、その前の便となると出発が1時間も前となっていた・・・。
流石にそれはない。
直前過ぎる感は否めないが、8:50発のバスに賭けるしかない!
すぐに宿屋のスタッフに朝ごはんの時間の変更を願い出て7:00にしてもらった。
「石見銀山世界遺産センター」は、世界遺産についてわかりやすく伝えるためのガイダンスセンターという位置づけなのだそうで、「石見銀山」観光は同センターから始めることが推奨されているということは知っていた。
同センターが徒歩圏内にあれば、みちょるびんだって模範的な行動をとったのだが、みちょるびんにはキャリーバッグを宿屋に預けるという大きな使命(?)があり、同センターに立ち寄っている暇なんてなかったのだ。
そう言えば、7月2日は「石見銀山とその文化的景観」の世界遺産登録記念日だとかで、その日とその週末は、登録18周年を記念した行事が開催されることになっているということも、自宅でリサーチした時に得ていた情報だった。
みちょるびんがツアーに参加しようと目論んでいたその日は、奇しくもその記念イベントの日とバッティングしていることを思い出した。
同センターの有料展示室が無料で開放されるし、楽し気なイベントも開催されるわけなので、そうなると来場者がわんさかと押し寄せ、それに引っ張られる形で「世界遺産・大久保間歩一般公開限定ツアー」も定員オーバーになったりしないだろうか・・・!?
そんな余計な心配までする必要が生じてきた。
とにもかくにも、現地に行ってみるしかないのである!
仮にツアーに参加できなかったとしても、砂の中から銀を探すという体験コーナーがあるらしいので、これは是非とも参加したいと思った。
世界遺産の「羅漢寺 五百羅漢」にも行ってみたかった・・・という後ろ髪を引かれる思いや、ツアーに対するいろんな心配事項はあったのだけど、それでもみちょるびんは、ワクワクした気持ちの方が勝っていた。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!