こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かないことが判明。2時間の空き時間ができてしまったため、タクシーを利用したのだった。そうして出かけた日御碕では存分に観光を満喫。ホテルでも「夕日」や「石見神楽」を鑑賞するなど、楽しい夜のひと時を過ごした。
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旅行2日目の朝―――。
7時少し前に起床した。
晴れ。
青空の中に白く輝く「日御碕灯台」は相変わらず美しかった!
「出雲遊覧」の船長に7時に電話するよう言われていたので、ソワソワ落ち着かなかった。
こういうのは早くても遅くても良くないだろうと思い、7時ちょうどに電話した。
昨日の主がすぐに電話に出てくれた。
開口一番に船長から言われたのは、天気も良く、波の状態も良いということだった。
’船長’らしい発言であった。
ただ残念なことに、遊覧船の予約客は他に誰もいないとのこと。
遊覧船を運行する最低条件は5名からなのだ・・・!
無理せずとも「稲佐の浜」の遊覧でもいいように思った。
それじゃあ仕方がないですね・・・と電話を切ろうとしたら、むしろ船長の方が食らいついてきた。
11:30発はどうか、と。
12時にレジャーフィッシングの客の迎えがあり、その前にぐるっと日御碕湾を回ってもいい、と。
「日御碕灯台」12:31発のJR出雲市駅行きバスに乗らないことには、またタクシーを拾う羽目になるし(「出雲旅行(7.次なる一手)」)、みちょるびんとしてはそれはどうしても避けたかった。
「日御碕灯台」は高台にあるため、「日御碕神社」に行った時の帰りと同じように、船着き場からは坂道を上って帰って来ねばなるまい。
そこから「日御碕灯台」まで5分やそこらで戻って来れるとは到底思えなかった。
預け荷物だってホテルで引き取らねばならず、いくら「日御碕灯台」バス停とホテルが目と鼻の先であるとは言え、ラグジュアリーホテルのスタッフの動作は何をするにもエレガント――つまり、ゆっくりなので、フロントに駆け込んだところで、すぐに預け荷物を引き渡してもらえるかも怪しかった。
そういった時間を加味すると、12:10頃には船着き場を出発していないと、バスの出発時間12:31には間に合わないのではないか!?
第一、釣り人の迎えが12時だというのに、そのあと10分で船が船着き場に戻って来れるとも思えない。
時間付に相当無理があるんじゃないか!?
田舎の人はのんびりしているところがあるから、船長が田舎時間でものを言ってやしないか心配になった。
不安を伝えると、船の発着は宇竜港であり、「日御碕灯台」を出発したバスはその後宇竜にも停まることになっていて、それは12:37であるから、それまでに戻ってくれば問題ない、と船長は言うのだった。
どこもかしこも初めて訪れる場所であり、時間もない中、果たしてそう易々とバス停を見つけられるだろうか!?
こっちにはキャリーバッグもあるのだ。
キャリーバッグを引きながら、坂道を登ることになるのはまっぴらごめんである。
すると船長、「バス停は船着場から近いところにあるし、何なら船で近くを通る時にバス停の場所を教えてあげる」と言うではないか。
ただし―――として、一人での乗船となるので、料金は5,000円を頂戴したいと打診してきた。
みちょるびんがラグジュアリーホテルの宿泊客だと思って、ふっかけてるんじゃないか!?とも思ったが、日御碕湾遊覧に加えてレジャーフィッシングのお迎えという特典付きであることを考えると、2種類の観光が組み合わさっているという見方もできるし、通常の遊覧よりも走行距離が長いのだから、必ずしも不当な請求とは言えない・・・!?
それにそもそも、本来であれば、一人なのだから乗船すらできない立場なのだ。
その話、乗った!
契約成立、である。
船長が少し考えて、11:30よりも早めに――11:20頃には宇竜港に来てほしいと言うので、早めの出発は大歓迎なので快諾した。
このスケジュールなら、朝ごはんを9時の回に変更する必要はなかったんじゃないの!?とも思ったが、まあいい。
念のためネットで調べてみたところ、確かにバスは宇竜に12:37に停車することになっていた。
バスの本数は少ないし、流石に地元の人はそれくらい知っていて当然か!?
Googleマップによると、ホテルから宇竜港まで15分もあれば徒歩で行けるから、ホテルを11:00前に出発できるようにチェックアウトすることにした。
ホテルのチェックアウトの時間はもともと12時であり、ゆっくり支度できるからありがたい。
朝ごはんの9:00までには時間があったので、またお風呂に入ることにした。
昨夜入った時は、露天風呂は日陰であったが、朝は日向に変わっていた。
晴れていて景色は美しかったが、素っ裸で露天風呂に入っては日に焼けてしまう。
露天風呂の利用はやめにした。
皆同じ考えなのか、たまたまなのか、誰も露天風呂に行っている人はいなかった。
お風呂を出てからはゆっくり化粧をし、9:00になると朝ごはん会場に出かけた。
場所は夕飯の時と同じく狭い個室でおひとり様用のテーブルが設けられていた。
朝ごはんもおいしかった。
部屋に戻ってから、荷造りをして、チェックアウトの準備をした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!


