こんにちは、みちょるびんです♪
前の週の金曜日に急遽、翌1週間の夏休みをとることになったみちょるびん。幸運にも空きが出ていた寝台特急「サンライズ出雲」の寝台Aのチケットをゲット、それを発端に出雲旅行を計画した。結局は「サンライズ出雲」は運休となり乗れなかったが、代わりに飛行機に切り換え旅行を決行。当初の予定ではJR出雲市駅からその日宿泊予定の「日御碕灯台」までは、直通バスで移動することを考えていたが、バスは途中の「出雲大社」までしか行かないことが判明。2時間の空き時間ができてしまったため、タクシーを利用したのだった。
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さらに5分くらい坂を下って行くと、少し開けた場所に出た。
目の前にはきれいな海。
日御碕漁港というところらしい。
そこからは「経島」がより間近に見えた。
あとで調べてみると、「経島」は大小二つの島からなり、海抜はおよそ20m、周囲400mという小ささであることがわかった。
かつてこの島に天照大神を祀る「日沈宮」(ひしずみのみや)があり、それを天暦2年(948年)に「日御碕神社」へ遷座したのだそう。
「経島」は現在も「日御碕神社」の神域となっているということである。
「日御碕漁港から」から少し陸地に入ったすぐのところに大きな鳥居があり、「日御碕神社」は駐車場の奥にあった。
「日御碕神社」は下の宮「日沈宮(ヒシズミノミヤ):天照大御神神」と上の宮「神の宮:素戔嗚尊(スサノオノミコト)」の二社からなるのだそうで、その両本社を総称して「日御碕神社」と呼ばれるのだそうである。
「出雲大社」の「祖神(おやがみ)さま」として崇敬を集め、地元の人たちからは「みさきさん」として親しまれているとのこと。
スサノオノミコトが元々は、ランチのあとに通りがかった「隠ヶ丘」に祀られていたが(「出雲旅行!(9.経島)」)、安寧天皇13に現在地に遷宮したとされている。
因みに「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、「伊勢神宮」が‘日の本の昼を守る’のに対し、「日御碕神社」は‘日の本の夜を守れ’ との「勅命」を受けた神社であることによるらしい。
興味深い。
なお、「日御碕神社」は貴重な神社建築として、国の重要文化財にも指定されているとのこと。
「日御碕神社」は、「出雲大社」とは異なり、オレンジ色で塗装されていて、また別の趣があった。
参拝客が少なかったから、神社をひとり占めできているような気分にもなれ、ゆったりとした気持ちで参拝できたのが良かった。
高台にあったお稲荷さんを祀ったあたりは、そこだけ少し空気が重いというのか、神聖な場所といった雰囲気があった。
その日はカンカン照りのとても暑い日で、汗をかきかき境内を回ったが、そこだけ空気がひんやりとしていて、風がとても心地良かった。
稲荷神社は確かに高台にはあったのだけど、下の方とこんなに気温差があるものかと少し驚いた。
稲荷神社の階段を下りてきて右手の奥にも荒祭宮という荒祭を祀っている場所があったが、これまた異空間といった感じがした。
なんだか怖くて近づけなかった。
入口が少し茂みに覆われたようになっていて、もしかすると、ここに気がつかずに素通りして帰ってしまう人も多いのではないかという気がした。
次に来たときにはもうこの場所にたどり着けない・・・とか、そんな神秘的で不思議な感覚になる場所だった。
最後に、おみくじを引いた。
なんと大吉!
大吉を引いたのはとても久しぶりであるような気がした。
やはり、素直に嬉しい。
いいことがあるといいなぁ。
そうして「日御碕神社」をあとにし、また、元来た道を戻った。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!







