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出雲旅行!(1.はじまり)

投稿日:2025年6月17日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 みちょるびんが10年近く暮らしていた外国を引き上げて、日本に帰って来たのがちょうど1年前。
 昨年の夏は、仕事の影響で、まとまった休みが取れたのは9月も終わりに近い時期だった。

 さすがにそれじゃあ、今年のこのうなるような暑さは乗り切れそうもない。
 それで、7月に入る前で気分はまだ‘夏休み’という感じではなかったんだが、9月までは待てそうにないというので、急遽休みを取ることにした。
 決めたのは6月27日の金曜日で、休みはその翌週の一週間!

 そんな調子だから当然、何の計画もないまま「夏休み」に突入してしまったのだった。

 まーねー、そろそろ放りっぱなしだった船荷の整理に着手しなきゃいけないなっていう反省はあったし、最近はブログの投稿も滞っているという焦りもあった。
 マジメに家で過ごすっていうのもアリかなぁとは思っていたわけよ!?

 一方で、こんな風に誰とも約束がない――予定がない時でないとできないことがある!っても思ったわけ。
 例えば、寝台特急「サンライズ出雲/瀬戸」に乗って旅に出るとか!?

 「サンライズ出雲/瀬戸」も結構な人気で、なかなかチケットが取れないってことは知っている。
 チケットの販売は1ヶ月前に開始されるが、その時刻になると一瞬で完売してしまうに違いないのだ。
 特にシングルデラックスと呼ばれる部屋に洗面台やテーブルついている個室は一編成に6部屋しかないから争奪戦!

 過去のみちょるびんの「サンライズ出雲/瀬戸」の実績は、シングルデラックスが1回と、シングルソロが1回(「道後温泉旅行!」)の計2回。
 みちょるびんが運よくこれらのチケットをゲットできていたのはやっぱり、長い休暇で日本に滞在していた時だった。
 出発の日が近づいてくると、予約をキャンセルして席をリリースする人が出てくるから、そのおこぼれに預かっていたという感じ。
 だけどその戦法は、柔軟に日程調整ができる時に限られるのよね。

 もうずっと日本にいるんだから、チケットを得るチャンスはもっとありそうなものだが、逆に休みがとりづらいという状況にあったし、この1年間、列車の空席状況を確認する余裕すらなかった。

 それに、東京と出雲/高松を結ぶ「サンライズ出雲/瀬戸」は、JR東日本とJR西日本をまたいでの運行となっているため、チケットをネットで手配するにあたり、いろいろとややこしいのだ。
 例えば、東京駅発のチケットならJR東日本のサイトから購入が可能だが、出雲市や高松市駅発となると、同じ列車なのにもかかわらず今度はJR西日本のサイトからでないと購入できない・・・という、縦割り社会なのである!

 今回、チケットを約2年ぶりに入手するにあたり、改めてその購入方法を調べたり、あるいは以前取得していたサイトのアクセスに必要なIDとパスワードが使えるように調整するなど、空席情報を得るまでの道のりでかなり苦労した・・・(- - ☆)。

 そうやって、東京発と出雲/高松発の両方の予約に対応できるJR西日本ネット予約「e5489」に行き着くことができたんだが、これがまた1件調べるのに、その都度データ入力が求められるというじれったさ。
 「サンライズ出雲/瀬戸」への本気度と忍耐力が試されたのだった。

 たまに空席があっても、フルフラットのカーペット車である「ノビノビ座席」ばかりで、老体にはキツいし、横になった時にお互いに顔が隠れる程度の仕切りだから、女子的には一人で利用するには勇気がいる・・・。

 そんな中、7月3日出雲市発のB寝台っていうのを見つけた。

 「B寝台」なのだからノビノビ座席ではないことは明白なのに、なんだか血迷っちゃって・・・。
 表示されていた車両番号や部屋番号を頼りに別サイトで確認してみたら、そこはノビノビ座席ということになっていたりして、しばらく混乱が続いたのだった。
 最終的に、「B寝台」という表記で売りに出されている以上、それはB寝台でしかないはずだし、第一、ノビノビ座席の料金よりも高かったから、そこでようやく納得して購入することにしたんだけど、決算できなくて・・・。
 みちょるびんがぐずぐずしている間に、別の誰かに先を越されてしまったという、悲しい現実が待っていたのだった・・・(- - ☆)。

 せっかく個室に空きがあったというのに!
 みちょるびんのバカっ!!
 それまでに費やした時間が膨大であったこともあり、さすがのみちょるびんも落ち込んだ・・・。

 あーあ、「サンライズ出雲」に乗りたかったなぁって思いながら、翌6月30日(月)にダメ元で、その後キャンセルが出ていないかサイトをチェックしてみたところ、前日にはなかった7月1日東京発に空きが!
 しかも、憧れのA寝台っっっ!!

 もう、迷わず、速攻ポチった。

 この幸運に、感謝した。
 B寝台をミスって良かったと心から思ったし、鏡の中のみちょるびんと目が合うと、互いに笑みがこみあげてきて、喜びを嚙みしめた。

 この前、風呂場ですっ転んだのは(「SD月間! #33. 正負の法則!?」)、この幸運の帳尻合わせのためだったんだ!と思った。
(づつく・・)

                             以上、みちょるびんでした!

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