ハプニング

予期せぬ出来事。PartⅡ

投稿日:

 こんにちは、みちょるびんです。

 「驚く」という表現に「目が飛び出る」「目を丸くする」「目を見開く」「目をむく」などというのがありますが、予期せぬ出来事が突如目の前で起こると、ヒトは本当にまぶたを見開くようです。
 「えっ!?」っと声にまで出さないとしても、たぶん心の中で言っているし、そういう時っておそらく緊張で一瞬体がこわばるっていうのか、体に圧がかかっているというか・・・。
そうすると、全開したまぶたから、眼球が平常時よりも少し飛び出すような格好となるのでしょう。

                      「予期せぬ出来事。PartⅠ」より

 先日、チョコレートの詰め合わせをいただきました。

 とてもおいしそうなチョコレート。
 箱のふたを開けると、きっと誰もが「うわぁ♡」とテンションを上げる、そんなチョコレートでした。 それは、みちょるびんが個人的に贈り物したことに対するお礼の品でした。
 チョコレートが大好きなみちょるびんは、もちろん全部を独り占めする権利がありましたが、一人で食べるには量が多かったし、第一、皆で食べた方がおいしい。
 だから、同僚にもお裾分けすることにしました。

 だけど、分配する対象のすそ野をあまり広げてしまうと、「あの人にあげるんだったら、この人にも・・・」と、頭を悩ませることになってしまう・・・。
 だから、数に限りがあるようなものの場合は、みちょるびんは普段、一緒に仕事するチームメイトに限定するようにしています。
 それだと説明もつくし、公平性が保たれ、また恨まれるようなことはないだろうっていう寸法です。
 それに、チームメイトには日頃からお世話になっているので、そのお礼も兼ねようっていう魂胆。

 ただ今回は、別のチームにも、チョコレートを渡したい子がいました。
 その子には普段からプライベートでも仲良くしてもらっていて、贈り物選びを手伝ってもらったという恩がありました。

 ただそうなると今度は、席が近い同僚の中に、チョコレートが行きわたらない‘マイナー・ポジション’が生じてしまい、マジョリティーの「(チョコレート)ありがとう!」という喜ぶ声がその子の耳に届いてしまうのは気まずいというか、疎外感を与えることになってしまうのではないか、だとしたらそれは不本意・・・とかなんとか、悩むことになりました。

 たかがチョコレート1、2個を配るだけであり、割り切ってサクサクッと渡せばすぐに終わることなのですが、こういうのって昔から苦手・・・。
 決めかねてしまい、結局、対象者に一気に配ることができず、何日かにわたって小出しに分配・・・という妙な形になってしまいました。

 そうして、最終的に「3個」が手元に残りました。
 最後の分配はまた翌日に行うこととし、みちょるびんはチョコレートの箱を閉じました。
 その配布先はもう、心に決めていました。

 そして迎えた運命の時。
 最後の任務を完了すべく、みちょるびんはチョコレートの箱の蓋を開けました。

 そこには「2個」のチョコレート・・・。

 みちょるびんが、目を見開いた瞬間です!

 これはミステリー!!
 こんなことってあります!?

 その数日間、みちょるびんは毎日、チョコレートの分配に悩まされていたんですよ?
 で、最後の「3個」の分配方法も、計画通りにいかなかった場合に備え、パターン1、パターン2と二通り考えていたんですね。

 白状すると、確かに、「3個」のうちの1個は、自分が食べる心づもりでいました。
 しかし、先に他の人に選んでもらい、残ったものをもらうつもりでいたし、チョイスは多い方が楽しいだろうと思っていたんです。
 だから、先に自分が食べてしまおうなんて考えはなかったし、そもそも、昨日の今日であり、みちょるびん自身、食べた記憶が全くないわけです。
 「3個」という数字にも、意味があったし・・・。

 だけど―――。

 みちょるびんの机の上に置いてある、明らかに‘個人のもの’であるものを、誰かが勝手に開けて盗み食いするわけがないし、そう考えると、食べることができたのは自分以外他にいない・・・。
 この「食べた記憶が一切ない」という状況が恐ろしい!

 あー、誰かが食べていてくれないかなーっ。
 みちょるびんを‘バカす’ために。
 ‘ドッキリ’とかの冗談として。
 あるいは、妖精さんの仕業とか、そうであってほしい。
 そっちの方が、話として断然面白い!

 たまに、そういうのってありませんか?

 これは逆パターンのケースですが、食べても食べても減らない・・・っていうこと。
 例えば飴玉なんか、たくさん入っているから、いちいち袋の中は確認しないし、でも、手を入れるとそこにあるし、だからずっと食べ続ける・・・ってこと。
 でもある日、「なんだかすごい数だよねぇ」って不思議に思って袋の中を確認してみると、その日を境に、飴玉が急激に減っていってしまい、やがて底をついてしまうっていうこと・・・。

 そんな風になかなか減らない時って、おそらく、袋の中の時空が歪んでいて、飴玉生産工場とつながっていて、だから、永遠に飴玉が出てくるんじゃないか・・・、そんな風に思ってしまう。
 あるいは、小人さんが減った分の飴玉を補充してくれているとか・・・?

 でも、「気づいて」しまってはならない。
 ‘先方’は、気づかれないように、密かに活動しているのです。
 「疑う」こともタブー。
 「そうあるものだ」と信じ込んでいる状況が必要。

 今回は、その逆のパターン。

 みちょるびんが小出しにチョコレートを出すものだから、その姿がまるで’そのチョコレートを珍重している’かのように映り、小人さんも味見してみたくなったとか・・・??

 なんかねぇ、たまぁに、みちょるびんの周囲ではモノが神隠しにあうなど、いろいろな不思議なことが起こるんですよね。
 狐につままれた思いっては、このことです。

 まさか!
 ‘狐さん’たちの仕業!?(「『占い』考。(その7:カモだったかも!?)」)

                             以上、みちょるびんでした!

-ハプニング

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

しばし待たれよ! Part3-174

 こんにちは、みちょるびんです♪  先日、友達4人で女子会を開きました。  そのうちの一人であるニノちゃんは、最後に会ったのがいつだったのか思い出せないくらい久しぶりの再会。 みちょるびんはこの夏まで …

執念-2

こんにちは、みちょるびんです。 (前回までのあらすじ)長傘を山手線の車内に忘れたことに気が付き、駅の忘れ物係を訪問するも、①親切な人が駅に届けてくれるのを待つ、②電車が車庫に戻るまで待つ、以外、手立て …

もたついちゃってごめんね! Part Ⅴ

 こんにちは、みちょるびんです。 (前回までのあらすじ) 珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。 日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪ 「1日1記事」投稿を目標に …

木

3桁の数字がっ!

こんにちは、みちょるびんです。 【帰省中のある日の日記】  今日は特に何もすることがなかった。  寒かったので布団に入っていたら、気づくと13時になっていた。 随分だらだらと寝てしまったものだ。  今 …

じーまんGO!(#13 持ッテイル☆)

 こんにちは、みちょるびんです。  なんだか「ノープラン方式」で自由に記事を書くのが久しぶりな感じがしています。 ずっと活動をお休みしていたような、不思議な感覚。 24回にわたって書いていた「もたつい …