こんにちは、みちょるびんです。
このところ、週末はずっと、家の中に引きこもっているみちょるびんです。
未だに記事の作成に時間がかかっているという状況があるし、それに、外はまだまだ寒いので、外出するのは面倒です。
だから、金曜日の仕事帰りにスーパーに寄って食料品を調達し、引きこもる気満々で、週末を迎えるのです。
そもそも出かけるつもりはハナからないもんだから、ヨレヨレの部屋着に髪もボサボサで、ずっとPCの前にかじりついているといった感じです。
そんな土曜日の午後、ブザーの音を聞きました。
みちょるびんが住むアパートは、地上階に共同の玄関があり、外部の人が訪ねて来た時は、玄関の外に備え付けてある各部屋のブザーを鳴らし、インターフォンで連絡をとるという仕組みになっています。
家の者は、インターフォンで相手を確認し、要すれば玄関を解錠し、来訪者を建物内に招き入れることになります。
そして来訪者は、改めて、部屋の前に備え付けてあるブザーを押すことで、その到着を知らせるということをします。
まぁ、これは、どこにでもある仕組みですね。
さて、ブザーが鳴りました。
ブーッとかズーッとかいう聞きなれない音に、毎回ドキリとさせられるわけですが、普段来客がないみちょるびんは、まず、どっちのブザーが鳴っているのか、判断がつきません。
つまり、建物の玄関のブザーなのか、はたまた、自室の前のものなのか。
部外者が勝手に建物内に入って来れるわけがないので、通常は、外のブザーだろうということが予想されます。
以前、こんなことがありました。
ピンポンとチャイムを鳴らされ、インターフォンに出てみると知らない人で、鍵を忘れてしまったが、家の者がチャイムをを鳴らすも気づかない、だから、代わりに玄関ドアを開けて中に入れてほしい・・・。
たぶん、そんなことを言っているのだろうと思いました。
他の部屋の住人は留守なのか、誰もインターフォンに応える人がおらず、片っ端からチャイムをならしている・・・そんな様子が伝わってきました。
本当に、そのアパートの住人かどうか、知る由もありませんでしたが、かと言って、知らん顔もできません。
だから、あの時は、開けてあげたのでした。
それに、チャイムを鳴らした相手には、みちょるびんがどの部屋の住人かわかっているはずなので、後で、変に恨まれることになっても困りますしね。
予告なしの昼下がりのブザーに、また、あの時みたいな感じなのかなぁと思ってみたり。
あるいは、他の部屋で、火事が起こっていて、それを知らせる警告だとか!?
まぁ、この手の悪い想像は、みちょるびんの悪い癖であり、幸い、これまでそれが現実のものであった試しはないですけどね。
きっと、これは、サスペンスドラマの見過ぎでしょう。
そんなことを考えていたら、今度は、ドアをノックする音が聞こえました。
まさに、部屋のドアをたたく音です。
つまり、みちょるびんの部屋のすぐ目の前に、誰かがいるということです!
これには焦りました。
状況がわかりません。
まさか、管理会社関係の人だろうか?
この間の時のように、設備のチェックのために作業員の人が派遣されてきた!?
だとしたら、困る―っ!!!
実は、玄関ホールのところに予告の貼り紙がしてあったのを、みちょるびんが見逃していたとか!?
困った・・・。
この格好だし、家は散らかり放題。
とてもじゃないけど、中には入れられない!!
居留守を使いたいところですが、それが叶うかどうか・・・。
とにかく、事実確認が先決。
抜き足差し足で、ドアの前まで歩み寄り、息を凝らしてそっとドアスコープを覗いてみました。
外の廊下には、こちらに背中を向け、立ち去ろうとしている姿が見えました。
良かった! 帰ってる!!
だけど、その後ろ姿は、予想外に、作業員などではなく、小学生低学年くらいの男の子と女の子、そしてそのお父さんらしき男の人でした。
その上、その三人がすぐに向かったのは、みちょるびんの向かいの家。
あるいは、向かいの部屋の人のところに遊びに来たのだけど、誤って、みちょるびんの部屋に来ちゃったのかな??
その三人の正体が知りたくて、みちょるびんは、しばらく、その人たちの様子を観察することにしました。
向かいの部屋のドアが開いて、まず、奥さんが姿を現しました。
しかし、その様子から、どうも、知り合いという風ではなく、ましてや、遊びに来たといった感じはありませんでした。
男の人が奥さんに何か話をしていている様子があり、その後しばらく、奥さんは部屋の中に消えてしまいました。
その間、部屋のドアは開けっ放しでしたが、すぐに、中から旦那さんが玄関に出てこられ、またしばらく男性と立ち話をしていました。
そして再び奥さんが現れたとき、子供たちに何かを渡しているのが見え、子供たちのありがとうという声がドア越しにかすかに聞こえました。
そのあと三人組はすぐに、エレベーターに乗り込み、その場を去って行ったのでした。
ちらりと見えた二人の子供たちは、どうやら、お面をつけていたようでした。
そう、まるで、ハロウィンの仮装パーティーみたいに!
しかしねー、今は2月。
ハロウィンは4か月も前です。
妙ですよねぇ。
何だったんだろうと思いながら、今日、職場の友達にその出来事を話してみたら、それはきっと、イースターのイベントではないかということでした。
当地では、イースターに仮装をする習慣があるのだそうで、友達曰く、週末は、仮装した人を街でたくさん見かけたということでした。
みちょるびんは、ずっと家に引きこもっていたから、そんなこととは露知らず・・・。
あの様子からすると、あの三人組は、アパートの各部屋を回っていたのかも知れませんし、きっと、同じアパートの住人なのでしょう。
それにしても、突然のことでびっくりしました。
結果的に、居留守を使った形となりましたが、誰にも会いたくなかったし、第一、みちょるびんの家にあったお菓子は食べかけばかりで、子供たちに渡せるようなものはなかったなと思います・・・。
なんか「家政婦は見た」さながらに、覗き見たみちょるびんでした。
ちょっと面白かったので、1ニヤ。
以上、みちょるびんでした!