ハッピィへの道

占い三択リーディングの勧め パートⅣ

投稿日:2020年7月6日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

 今回は、いよいよ、みちょるびんが考える「占い三択リーディングの勧め」の最終章です!

1.キラキラ占い

 「信じる者は救われる」ということをみちょるびんは信じているし、自分の直感を研ぎ澄ませて、お山様を選び、真摯な気持ちで、そのお告げに耳を傾けています。しかし、それと同時に、これはエンターテイメントであるということも理解しています。
 毎日たくさんの動画がアップされ、似たようなテーマの占いであふれかえっているわけなので、その中で、どのお告げを自分の中に受け入れ、どれをスルーするかということが求められると思います。

 ある占い師さんが、アップされている多くの占いは‘キラキラ占い’であると苦言を呈されていました。その占い師さん曰く、「中には、過去世からのカルマを持っている人がいて、現世において克服しなければならない課題がある等、試練が待ち受けている場合もある。‘スピリチュアル’というと、うきうきした、楽しげなもののように受け取られがちだが、そういった‘キラキラ’だけに目を向けるべきではない」ということでした。

 実はみちょるびんも、三択リーディングを始めた頃、どこもかしこも、やたらと浮かれた内容のものばかりで、胡散臭いと思ったのでした。お山様のお告げは、皆、スペシャルな、ミラクルな予言ばかりで、宇宙規模の壮大な内容になってくると、ますます不可解でした。通常では起きないことだから‘奇跡’であるはずなのに、こんなに多くの奇跡が、誰にでも、日常茶飯的に起こるわけがないと思いました。例えば、視聴者ファンが3万人いたら、1つの山の選択者は、平均1万人ということになるわけで、1万人全員に‘奇跡’が起こっていたら、それは、もう、奇跡とは言えません。

 まぁ、きっと、誰だって、本気で奇跡が起こると思っているのではなく、遊び感覚でいるのだとは思いますが、つまり、三択リーディングを楽しむ秘訣は、冷静な判断も必要ということです。

2.実例その1

 先日、うれしい吉報が届くというお山様のお告げがあり、みちょるびんは、ちょっぴりわくわくして待っていました。占いでは、どうしても、特別な何かであるような言い回しがされるので、そんな風に言われると、期待が高まってしまいます。「(まだ2週間なのに)ブログで本を出しませんか、かな?」とか、「まだ見ぬ人からの愛の告白?」、「昇給かしら??」など、いろいろ妄想するわけです。そこで、飛び込んできた吉報というのは、「修理に出していた職場の車は、部品が見つかったから、すぐに直って戻ってくる」というものでした。皆で、良かったねと喜び合ったし、確かに吉報ではあったのですが、みちょるびん的には、もっとこう、この運は、みちょるびん個人に宛てたものであってほしかったなと思ったのでした。

 これは、でも、当たったから、まだ、いい方と言えるでしょう。カスりもしないことだってあるのですからね。
 こんな具合に、特別なことはなかなか起こらないものです。

3.実例その2

 もうずいぶん前になりますが、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナを合わせた78枚のタロットカードを、ダーッと一列にテーブルの上に伏せて並べられて、占い師のおじさんに、その中から10枚を引くように言われたことがありました。みちょるびんが引いたカードは、10枚中8枚が大アルカナで、おじさんは、みちょるびんが見て引いているのではないかと疑ったほどでした。なぜなら、小アルカナのカードよりも、人生に重要な意味を持つ強いカードである大アルカナを、計78枚ある中から、8枚も引き当てたのです。当時みちょるびんは、タロットカードのことをよく知らなかったので、おじさんが驚いている意味がわかりませんでした。
 実は、そのときのみちょるびんは、ある意味、人生の岐路に立っていました。ちょうど、転勤をする直前で、これから仕事、生活環境、人間関係ががらりと一変する前だったのです。だから、たくさんの大アルカナを選んでも不思議ではない状況でした。
 そのときの占いは、大筋当たっており、みちょるびんは、わくわくして、面白い体験だったという印象を持ちました。

 そんなこともあり、あのときのわくわくを再び味わいたくて、また1年後くらいに、同じおじさんを訪ねました。しかし、そのときは、前回に見てもらったときのような、興奮するような内容は一切言われず、つまらないと思った記憶があります。
 しかしそれも、やっぱり当然で、その時期のみちょるびんは、特別なイベントがあるわけではなかったのです。

 そんな風に、人生において大きな変化を迎える場合は、占いの内容も変化に富んだ刺激的なものとなるため、興味深く感じられることでしょう。しかしその反対に、そうでない場合は、日常の中で起こるちょっとしたハッピーという感じになるのだと思います。

 実際に、大袈裟にほめそやされ、うかれさせられる占いが多いことは事実ですし、「キラキラ占い」と苦々しくおっしゃっていた占い師さんのご指摘は一理あると思います。
 とは言え、「カードに触れるだけで幸せ」とおっしゃっていた占い師さんが言う、「みなさんの幸せのお役に立てれば幸いです」という言葉にも、偽りはないと感じます。占い師さんの多くが、視聴者を元気づけたい、勇気づけたい、応援したいというポジティブな気持ちで、また、使命感を持って取り組んでおられることも確かだと思います。

 だから、みちょるびんは、気分をアゲるために、三択リーディングを活用するのは、「アリ」だと思っています。

4.桃太郎の場合

 また、三択リーディングは、自分の本心を知る良い方法でもあると思います。お山様に指摘されることで初めて、自分の内なる願望に気づくこともあると思うのです。その逆に、そうなってほしくないと強く思っている自分がいることに気づくこともあります。

 例えば、誰でも知っているおとぎ話の桃太郎が三択リーディングをしてみたときに、「ビジネスで成功し、生活の基盤がしっかりする」と言われたら、「最近おばあさんが開業した‘きび団子や’を、自分が継ぐことになるのかもしれない」と想像するかもしれません。でも、数奇な出生の秘密を持つ桃太郎は、そんなありふれた人生に、違和感を覚えるかもしれません。そして次に、「悪に立ち向かい勝利する。救世主になれる」というお告げに出会ったら「長い間、村人たちを苦しめていた鬼ヶ島の鬼退治は、俺の使命ではないか」と、思い始めるようになるかもしれません。
 このように、心の奥底に眠っていて、まだ、自分でも気づかなかった本心に気づかされることもあるのです。

5.技を磨く

 最後に、自分の「引き寄せの技」を鍛錬するために、三択リーディングを使うということもあるかもしれません。昔、勝負師の方が本の中で、大きな運をつかむには、まずは、小さな運を少しずつでも呼び込むことが肝要と言ってらっしゃるのを読んだことがあります。それと同じ考え方で、まずは、自分の望む未来を告げる‘お山様を当てる’ということをやってみてはどうでしょうか? ’望む未来を告げるお山様を当てた’ということは、少なくとも、それを引き寄せることに成功したということになります。それをさらに進化させ、連続して引き当てることで、今度は本当に、望む未来自体を引き寄せてしまうかもしれません!

 以上のとおり、占い結果に振り回されるのではなく、①自分が選択し、②自分が活用する、ということが、正しい占いとの付き合い方。これが、みちょるびんの結論です。
 そして、三択リーディングを楽しむコツだと思います♪

                      以上、みちょるびんでした!

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